狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄知事選、思考停止ではぶれるはずは無い

2010-11-27 19:03:42 | 未分類

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当日記では伊波候補が米軍憎さのあまりに米海軍病院に給水を拒否した事件を再三告発してきた。

だが同じ米海軍病院でも仲井真候補とタッグを組む安次富宜野湾市長候補は海軍病院にどう対処するのか。

安次富候補の「8つの約束」によると、海軍病院と近くの普天満宮・神社を中心に、門前町づくりで、衰退した普天間地域の活性化に取り組んでいくという。さらに病院の軍民併用を促し、返還が予定されているズケラン基地の再開発事業に世界のトップ水準の技術を集積した「医療特区」事業に取り組むという。

現在でもインターン等では海軍病院の協力は得ており、宜野湾地区に日本でも、いや世界でもトップレベルの「医療特区」が誕生するとはまことに夢のある話である。

米軍基地反対が高じて海軍病院へ給水拒否をするマイナス思考の人物もおれば、海軍病院の軍民併用を考え、世界のトップレベルの医療技術の集まる「医療特区」というプラス思考の人物もいる。 同じ海軍病院でも対処する人物の考え方で180度も違うものである。

これに加えて明日の県知事・宜野湾市長の同日選挙には、投票の前に是非とも次の記事を読んでから投票してほしい。

                 ☆

【正論】杏林大学名誉教授・田久保忠衛 脅威迫る中、また「米軍帰れ」か
2010.11.26 02:17
  奇怪と表現するほかなく、関心を持つ外国人に求められてすんなり説明できる日本人は多くあるまい。28日に行われる沖縄県知事選の2候補者、仲井真弘多、伊波洋一両氏とも米軍普天間飛行場
移設先は「県外」と主張している。

 ◆知事選公約の「県外」は偽善

 与党の民主党は、賢明でない指導者が「国外・県外」とわめいて引き起こした狂躁(きょうそう)の後、日米合意の「県内」に戻したのだから、どの候補者も支持できない。自民党は、仲井真支持なのだろうが、「県外」の看板が目障りで、大っぴらに神輿(みこし)を担ぐわけにいかない。「県外」が可能だなどと思っている沖縄県民はいないだろう。嘘(うそ)と偽善が渦巻く中で、どのような審判が下るのだろうか。

 判断の基準は一つだと思う。仲井真候補は日米同盟を認めているが伊波候補は「軍事同盟である日米安保条約をなくす」(11月14日付琉球新報)と明言している。昨年11月10日に東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見した際、嘉手納、辺野古など沖縄の基地だけでなく、韓国、グアムの反基地運動と連帯、自ら活動をしている、と強調していた。日本にユーラシア大陸からの有形、無形の脅威が迫り来る中で、沖縄県民は「ヤンキー・ゴーホーム」を呼び続ける道を選ぶのであろうか。

 私には、復帰直前の沖縄で1年強、取材活動に没頭、数カ月、東京に滞在した後、ワシントンで4年ほど国際ニュースを扱った経験がある。珍しいことではないが、那覇、東京、ワシントンの視点の相違を身に染みて感じた。東京がワシントンの言動に神経質になるように、那覇の関心は専ら東京に向けられている。当然ながらワシントンが主として観察しているところは東京でも那覇でもない。

 那覇が東京に対応する際に、薩摩による「琉球征伐」や廃藩置県の沖縄県設置がヤマトンチュー(大和人)によって強制されたとの潜在意識が存在する。日米戦争末期における県民の多大な被害は日本軍が駐留したせいだとの、日本人として理解し難い歴史観は、沖縄県平和資料館に足を運べば分かる。国土のわずか0・6%の県に在日米軍基地の74%が集中しているとの指摘は常になされる。

 ◆那覇=被害者の構図根強く

 それは分かるが、日本全体の安全保障上重要な「負担」をしてもらっていることを口に出さなくとも国民全体が心から理解するとの阿吽(あうん)の呼吸は消え去り、いつの間にか東京が加害者で那覇は被害者という構図がつくられた。基地絡みで東京の困る問題は大きく取り上げられ、そのたびに東京の政治家は財政措置で当座を切り抜けようとする型がいつの間にか形成され、そこに諸々の利権が絡む。

 他の府県では当世、流行(はや)らなくなった非武装中立論がこの県で生きているのは、伊波候補の言動でも明らかだ。琉球独立論者だった画家、評論家の故山里永吉氏は復帰前の沖縄に林立する赤旗や肩で風を切って歩いていた赤鉢巻を痛罵(つうば)していたが、その彼でも16世紀初頭における尚真王の刀狩りを「王は平和国家としての琉球を宣言し、武器撤廃、戦争放棄を宣言した」(『沖縄歴史物語』)と胸を張っていた。私も親交があったので、よく分かるが、被害者の心理と無関係ではないのである。

 以来、地元2紙を読み続けているが、非武装中立論に基づく社論、論評は全く変わっていない。国際情勢がどう動こうと、これでは沖縄県は全く別の世界だ。永田町のお偉方の中にも国際的な方向音痴は少なくないが、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の衝撃は、国民の大方に戦後の憲法体制への疑問を生んでいるのではないか。傍若無人に周辺国家を脅かす中国に対し、米国を中心にインド、ベトナムをはじめとする東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国などが警戒感を一斉に抱き始めた潮流には国民の方が敏感だと思う。

 ◆沖縄栄えて日本滅ぶでは…

 国際環境の激変を沖縄はどう見ているのか。尖閣事件直後の9月9日付沖縄タイムス紙社説は「中国漁船の日本領海での操業と、中国海軍の活発な活動を結びつけて中国に対する警戒感をかき立てるようなことがあってはならない」と書いた。事件前の7月21日付琉球新報社説は「中国脅威論大いに疑問」の見出しがついていた。

 中国の温家宝首相がニューヨークで中国漁船船長の即時釈放を要求する演説をぶった9月21日に米掃海艇「ディフェンダー」が宮古島の平良港に入港した。何と、沖縄県と宮古島は外務省を通じて米軍に自粛を求め、市民30人ほどが反対デモをしたのである。10月26日付沖縄タイムス「論壇」には、日本国が衰亡して中国が台頭することを歓迎するかのような一文が登場した。「沖縄栄えて、日本滅ぶ」でいいのだろうか。

 沖縄にも大局に立った正論の士が少なからず存在するのは承知している。その真実の声にたがをはめ、東京と那覇に問題を矮小(わいしょう)化させてきた現地マスコミの罪は小さくない。知事選の結果は、日米関係はもちろん、アジアにおける力の均衡も変える意味を持つ。(たくぼ ただえ)

                                                     ☆

「県外」が可能だなどと思っている沖縄県民はいないだろう。嘘(うそ)と偽善が渦巻く中で、どのような審判が下るのだろうか。

自公政権が14年の模索の結果やっと合意を見た辺野古移設が、「反戦平和」のスローガンだけで「県外」に決まる・・・と本気で考える人は伊波候補支持者でも一部の「伊波教信徒」以外には皆無であろう。

沖縄の実態を指摘されると、「ヤマトンチュに何がわかるか」とか、「沖縄人を馬鹿にしている」といった定番の感情的反発しか出てこないのが悲しい現実である。

嘘と偽善が渦巻く選挙と批判されても返す言葉もない。

>非武装中立論に基づく社論、論評は全く変わっていない。

沖縄2紙が変わっていないのと同じく、伊波候補も全く変わっていない。

非武装中立論に基づく社論、論評は全く変わっていない。国際情勢がどう動こうと、これでは沖縄県は全く別の世界だ。

伊波候補の売り文句「ぶれない」であるが、国際情勢の動きに関係なく「米軍基地反対」「自衛隊配備反対」と絶滅した社会党のお題目であった「非武装中立」を、何も考えずに叫び続けるのに「ぶれ」の生じるはずがない。

つまり思考停止の生きた化石が「ぶれる」はずはないのである

国際情勢の変化に対し何も考えない結果、日米同盟廃棄を唱え、米軍基撤去を声高に叫ぶことを「ぶれない」と称するなら、「伊波教信徒」は、考えることを放棄したカルトならぬ「ぶれない集団」である。

思考停止のため「ぶれない」、だがその一方でヤクザ国家の中国や北朝鮮に親しみを感じると公言する危険人物。

「ぶれない人物」を沖縄県知事にしたら、後世に大きな禍根を残すことになる。

沖縄が中国の自治区になることを望む県民はいないと思うが、もしいたとしたら、琉球処分時の脱清人の哀れな末路に思いを馳せるべきである。

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7 コメント

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本音は、、、 (義挙人)
2010-11-27 19:52:27
今晩は。
私の本音。

政策から言うと、金城タツロウに同意します。
しかし、彼に投票しても、まず、100%当選はないと思います、が、伊波が有利になります。
そこで、私は、「なかいま」を応援します
Unknown (涼太)
2010-11-27 20:50:30
狼魔人様

沖縄の実態を指摘されると、「ヤマトンチュに何がわかるか」とか、「沖縄人を馬鹿にしている」といった定番の感情的反発しか出てこないのが悲しい現実である。

沖縄勤務時代何度も聞いた言葉です。
その言葉が出てくると、もう感情論にしかならないので、何を話しても無駄ですね。

うちなーんちゅは中国を選択するのか? (おーべー)
2010-11-27 20:57:34
 よもや、そのような事は起こらないとは思いますが、本音は少し心配です。今回の選挙は、なかいまさんにしか投票できないとは思っているのですが・・・少し気がかりなことがあります。

それは、なかいま陣営のシンボルカラーです。鉢巻の黄色も気に入らないのですが(黄色は中国皇帝の色です。)、それよりも、ノボリの色です。見事に赤・青・黄の配色がされてます。赤・青・黄の三色旗です。これは、創価学会のシンボル・カラーです。私はとても気になりますが・・・公明党の候補みたいで・・・

 なにか、この選挙、勝っても、負けても大変そうですが、ブログ主さんは、どう思われますか?。先だっては、私も金美齢さんの講演会は
参加させて頂きました。学生運動が盛んだった頃を思い出して、甘酸っぱい思いがしました。
Unknown (涼太)
2010-11-27 21:23:06
狼魔人様

私はサラリマンですから、サラリーマンの立場で物を言わして頂きます。失礼は承知の上です。
普通一般的に考えて、会社が一度受注した製品、工事は一旦契約を交わしてしまえば、最後まで履行しなかった時は、違約金を払わされます。それは社長が代わろうと会社として請け負った以上必ず履行しないと会社の信用は失われまうし、損害賠償の対象になります。
それは、国と国の契約であれ、国と地方の契約であれ総理が代わった、知事が代わった、市長が代わったとかの理由で破棄できる性質のものでもありません。
私が沖縄勤務時代実際にあった話ですが、受注が決まり注文書も貰っていましたが、驚くことに先方の発注担当者から、君のところより安く受注してくれるところがある、ついては値段を合わしてくれ。そうでないと君のところに発注できない。と言われました。自分の耳を疑ったのですが沖縄で仕事を続けていく以上あまりトラブルを起こしたくなかったので条件を飲みました。実際その様なトラブルは良くありましたね。日本本土の企業に対する不信感はヒシヒシ感じました。これも根底には被害者意識から来ているのでしょうね。
はっきりとした意志 (タロウ)
2010-11-27 22:38:44
確かに、金城タツロー候補は勝てないでしょうけれども、
県内移設をはっきり言っている候補が、ある程度の票を取らないと、
県外移設を言ってはっきりしない仲井間さんが勝っても、
沖縄選の結果を見て判断すると言っている菅さんには、通用しないでしょうし、
米軍もあきれて引いてゆくかも知れません。
それでも、なかいま (安仁屋正昭)
2010-11-28 09:07:29
政策の良し悪しはそれぞれ評価が分かれるところですが、小泉元首相の人気はいまだに衰えません。
信念を通すところや、正面から戦う姿勢、二枚目半のキャラが好感をよんでいるものと思います。
一方。1%でもやめないという馬菅首相は、人気急落。おそらく街頭に立てば、罵声を浴びせられることでしょう。

正直、沖縄の保守は、腰抜け揃いで、「このボンクラ共」と言いたいところです。
今回の知事選に限れば、知事の仕事が出来るのは、それでも、仲井真氏以外有りません。

これから投票に行きます。
independence (noga)
2010-11-28 21:48:01
個人主義の創始者デカルトは、「われ思う。ゆえに我あり。」といった。
「思う」は、英語の「考える」に相当し、日本語の「感じる」に当たる。
個人主義は、個人に主要な意義を認めることであって、利己主義の代名詞ではない。

英米人の社会では、世界観は、個人個人で違う。
だから、一人ひとり尋ねてみなくてはわからない。
個人選びは、意見の選考にもなる。これは、個人主義である。

日本人の社会では、実況放送・現状報告の内容は、全員同じである。「世の中は、、、、」の形式で語られる。
だから、現実の内容は一人ひとり尋ねてみる必要がない。
個人選びができない。意見が選び出せない。個人主義は成り立たない。

わが国では、選挙民も自分たちの代表意見を選出したとは認識していない。
だから、個人に権力を賦与したものとも考えていない。
選挙により代表を選出したのちにも、個人が思い思いに思い付きを表明して紛糾する。
議会が歌会のようなものになる。

日本人には現実の内容はあるが、考え (非現実) の内容はない。
だから、個人対個人の議論にならない。
あえて議論らしきものを行おうとすると、お互いにあら探しをした不毛の議論になる。
議論できない人たちが議論すると時間が浪費される。
時間がいくらあっても足りない。
ついに、時間切れとなる。
律儀な日本人のだらしなさである。

わが国の首相が外国の大統領に内政事情を説明し、内政干渉の道を開くような真似をすべきでない。
日本人は、自主・独立の気構えが必要である。
丸暗記と受け売りの練習ばかりでは、独自の判断は育たない。個人には、理性判断が必要である。
自分が独り立ちできないようでは、相手と対等なお付き合いはできない。
12歳の子供は、45歳の大人になるように精神修養を積まなければならない。
この目的には、なお一層の英語の勉強が必要である。
英語をわが国の第二公用語とすることも有効な手段となる。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

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