狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「従軍慰安婦問題」に辻本清美登場! 

2007-03-11 06:45:54 | 従軍慰安婦
ニューヨーク・タイムズのオオニシ・ノリミツ「日系なりすまし記者」の大車輪の活躍の成果なのか、ここにきてアメリカのメディアにも「従軍慰安婦」に関する日本批判記事が多く見られるようになった。
 
国内メディアもこの問題で議論沸騰。
 
最近この問題に関して静かだった朝日新聞も味方が増えたと判断したのかまたぞろ騒ぎ出した。
 
と、ここぞとばかりに騒ぎ立てている。(だが、ちゃっかり<従軍慰安婦問題>は<慰安婦問題>に変えられアリバイ作り)。
 
だが「慰安婦問題」というなら「売春問題」であり、
「売春婦問題」は貧困の問題であり、ならば数ある世界中の国家の中で日本のみが「国家の品格を問われる」問題ではないはずだ。
 
当初「従軍慰安婦」の火付け役で「日本糾弾」の急先鋒だった朝日も「新証拠」として出す資料が全て「自爆資料」でことごとく論破され尽くすと、自己の過ちを訂正することなく得意のダンマリ戦術を決め込んでいた。
 
少なくとも「従軍慰安婦問題」で最近では昨年の【10月31日読売社説】の朝日名指し(誰でも朝日と取れる)の問題提起には未だに黙して答えていない。

 
この問題については当日記は開設以来、つたない論旨ながら継続的に書いてきたが思うところを上手く表現できず、靴の上から痒所をかく苛立たしさを感じていた。
 
同じテーマの人気ブログもずい分参考にさせてもらったが、帯に短し襷に長し感は避けられなかった。
 
だが、辻本清美事務所に電突をかけた25 o'clockさんを偶然訪問して感嘆した。
 
電突を通じて「従軍慰安婦」の問題点を見事に整理している!
 
電話で応対した辻元事務所の職員も何処かの事務所のようにヒステリックにならない対応だったのも幸いしたようだ。
 
一回の電話で相手を説得するのは至難だとはいえ、問題を浮き彫りにしてくれた点で同ブログは大変参考になった。
 
参考ついでにリンクのみならず前ページ転載させてもらいました。

リンク先: http://25oclock.blog.shinobi.jp/

【以下転載】

辻元清美事務所(03-3508-7055)に電話しました。
お題はこれ↓


つじともWEB
安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問主意書


詳しくはリンク先で確認していただきたいのですが、安倍首相に対し従軍慰安婦の定義
を問うていることから、逆にこちらから辻元氏は従軍慰安婦をどう定義しているのか質問してみました。

お相手は20代前半位の男性。
内容はともかく、対応は非常に丁寧でした。


25 「つじともWEB」で質問趣意書を拝見したんですけど
辻 はい
25 辻元さんは従軍慰安婦をどのように考えているのか、定義を教えていただきたいのですが
辻 軍が直接、間接に関与した、まあ政府レベルのですね、性奴隷ですね
25 性奴隷!
辻 はい。逆にお伺いしたいのですが、おたくさまの従軍慰安婦の見解をお伺いしてよろしいですか
25 はいはい。従来言われていた、拉致・誘拐という意味での従軍慰安婦はいないですね
辻 フンフン
25 いない、というか立証できないということですけど
辻 フンフン
25 但し、売春婦としての慰安婦はいたと思います
辻 なるほど
25 しかしながら、国際的には日本の従軍慰安婦といえば「拉致・誘拐」だというイメージが既に広がってしまいました
辻 フンフン
25 ですから、これについては明確な間違いなわけですから、修正・訂正すべきだと
辻 なるほど
25 従軍慰安婦肯定派の皆さんでも、「拉致・誘拐」という意味での主張をされている方はもういないと思うんですが
辻 フンフン
25 辻元さんはどうですか
辻 そうですね
25 「拉致・誘拐」はさすがにないと
辻 そういうことですね
25 ならば、その点についてまず名誉回復すべきだと思うんですが
辻 誰の名誉ですか
25 日本人です
辻 日本人のですか
25 そうです。だって、拉致・誘拐やってないのに、やったと認識されているわけですから
辻 それはちょっと・・・
25 これ、冤罪みたいなものでしょ
辻 ・・・
25 現に、日本人の一人として迷惑を被ってるんですけど
辻 私も日本人ですけど
25 じゃ、尚更でしょww
辻 この慰安婦問題は非常に複雑な問題でですね
25 はい
辻 さきほど、あなたも認めておられたように売春婦としての性奴隷はいたわけです
25 ま、姓奴隷と言うのはちょっとアレですけど
辻 これは、社会的システムの中に組み込まれていて、システムの問題なんです
25 つまり、そういう職業にならざるを得ない社会環境が問題だというわけですよね
辻 そうですね。あと、それに軍が関与していたと
25 それは分かりますよ。全肯定と言うわけには行かないですけど、議論の余地はあると思います
辻 はい
25 ただ、それは先ほどの「拉致・誘拐」とは違う話ですよね
辻 同じですよ
25 ん?いや、先ほど「拉致・誘拐」という意味での慰安婦は否定したじゃないですか
辻 否定してないですよ
25 否定しましたよ。メモとってますから
辻 それは意味が違うんですよ
25 広義の拉致・誘拐とか広義の強制連行とかいうわけですか
辻 それは別の人が言ってることですけど
25 吉見義明ですよね
辻 ・・・はい
25 社会の問題としてね、貧困や文化的なバックボーンから売春婦という地位にならざるを得ない女性がいるということについて議論するのはいいと思います
辻 はい
25 天性の売春婦という人もいるでしょうけど、そうじゃない人もいる
辻 はい
25 そこには悲しいお話だってあるでしょう
辻 はい
25 しかし、「日本が拉致・誘拐した」という旧来の主張は明確に間違いなわけですから、これをまず否定すべきだと思うんですよ
辻 明確に間違い?
25 立証できないですよね
辻 そんなことないですよ
25 証拠も無いし、証言も矛盾だらけで内容もコロコロ変わるじゃないですか
辻 じゃ、証拠についてお話しますね
25 お願いします
辻 まずオランダでですね(長いので以下略。例のオランダの事件、趣意書にある中曽根の発言、慰安婦の証言などを証拠として提示)
25 その中曽根さんの発言にしても、軍として強制連行したというのとは違いますよね
辻 いえ、関与してるんです
25 その「関与」なんですけど、当初朝日新聞が吉田清治の発言を利用して「日本軍が組織的に拉致した」という報道を行ったわけですよね
辻 そうですね
25 しかし、これは間違いだったと
辻 フンフン
25 具体的に「拉致した」と言ってたわけです。
辻 フンフン
25 朝鮮人女性を夜中にトラックに押し込めて、戦場に連れて行ったと
辻 はい
25 こういう具体的な話をしていたわけです
辻 ええ
25 ところが、この嘘がバレ始めると「関与」という抽象的な文言に変わってます。これはズルくないですか
辻 いやいや、システムの問題としてですね・・・
25 その社会の問題と言うのは分かりますけど、拉致・誘拐とは全く違うわけですよ
辻 しかし、現に非常につらい思いをしてですね・・・
25 さっきから社会システムとおっしゃってますけど、韓国で売春婦が「売春を認めろ」とデモしてるのはご存知ですか
辻 はい
25 慰安婦と何が違うんですか。韓国には元々キーセンという売春の伝統があるんですよ
辻 あれはですね、ま、売春自体の善悪という問題もあるんですけど、日々食べていかないといけない現状があるわけです
25 はい
辻 そういうね、最低限の人権を行使するための生活の糧として、売春をせざるをえない人たちがいるということですね
25 それと従軍慰安婦の何が違うんですか
辻 日本軍が関与していたところですね
25 利用者と言うことですよね
辻 利用者とは違いますよね
25 いや、利用者でしょ
辻 中曽根発言にもあるように、日本軍が「集めて来い」と行って経営に携わってきたわけです
25 「集めて来い」というのと「誘拐して来い」というのは違うでしょ
辻 あんまり違わないですよね
25 違いますよ。誘拐してきたような悪徳キーセン業者は取り締まってたわけですよ
辻 ですから、それはやっぱりそういうシステムを作ったということでね
25 システムとしての問題と、具体的な拉致誘拐という話は別ですよね
辻 現にね、システムとしてあった以上、そういう状況にならざるを得ない女性がいたわけです
25 その問題はわかるんですけど、拉致・誘拐とは違うということです




この後も延々と続くんですが、話が平行線なので省略します。
文章からどういう印象を受けるかわかりませんが、相手の男性は凄く丁寧です。
リベラル系の政治家の事務所というと、ヒステリーを起こすようなのしかいないと思ってたんですけど、ちゃんと話が出来てます。ただ、内容はアレですけど。
で、慰安婦問題の論点についてもキチンと調べてるようで、こちらが投げかけた問題点については即効で答えてます。内容はアレですけど。

内容はアレなんですけど、この人は話しぶりが非常にソフトで一見論理的に思えるので、もしも公開討論かなんかだったら、私が悪者に見えると思います。内容はもちろん重要なんですけど、第一印象は軽視できません。彼の話し方を紹介できないのが残念なんですが、仮に彼が将来リベラル系の政治家になるとすると、結構手ごわいと思います。声から判断すると、乙武クンっぽい感じ。メガネをかけてて結構ハンサムな好青年。そんな印象。もしも、将来「辻元清美の秘書として経験を積む」なんて経歴の若い政治家がでてきたら、このエントリーを思い出してください。


で、内容なんですけど、お互いに平行線でした。
議論自体は友好的だったんですけど、「拉致・誘拐はない」という主張と「システムの問題」とする主張で、議論がかみ合わない。

何故かみ合わないか分析するため、現行の従軍慰安婦問題の論者を分類してみます。


肯定派
 ├①日本軍が拉致・誘拐したよ派
 ├②日本軍がキーセン業者に拉致・誘拐を指示したよ派
 ├③日本軍の需要がキーセン業者の拉致・誘拐を招いたよ派
 ├④日本軍がキーセンを利用すること自体が悪いよ派
 └⑤その他

否定派
 ├Ⅰ売春もなかったよ派
 ├Ⅱ売春はあったけど当時は合法なので全く問題なし派
 ├Ⅲ一部の軍人の暴走があったみたいだけど、軍としての拉致はないよ派
 └Ⅳその他


肯定派の①は殆どいない。同様に否定派のⅠもほとんどいない。
問題なのは、肯定派の主張が当初は①だったにも関わらず、その後②以降にスライドしている点。
私の主張は、②以降の問題点を議論するのはいいけど、国際的には①のイメージが定着しちゃってるので、まず①について明確に否定し名誉回復すべきだということ。そして、それは肯定派の皆さんがいい始めたことなので、その広報義務があるということ。
しかし、この点については明確な答えがもらえなかった。

当初①を主張していた人が後に②以降にスライドするも、①の主張を撤回しないのであれば、事情を良く知らない人は①の主張が事実だと信じ込んだまま。しかも、慰安婦自身は未だに①の主張をしているにも関わらず、支援者は②以降にスライドして、ズレが生じている。

これは非常に卑怯なやり口だと思う。
まず、自分達の過去の主張について責任を取ってから、別の主張をするべき。

電話口の彼は、恐らく③の立場なんだと思う。
恐らく、肯定派の多くはこの立場だと思われる。
売春と言う行為を招く社会状況が悪いのだと。

これはこれで色々と論じるのは面白いのだけど、まず①を撤回してくれなきゃ困る。のみならず、自らが主張していた①について「細かいこと」等と批判を封じ込めるのは道義的に問題あり。
 
 

 

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