狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

最高裁判断は「戦後民主主義」と「反日本軍思想」に毒されている

2011-04-23 07:39:40 | ★集団自決

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殺人や自殺などの人命に関わる事件が起きると、警察は証拠調べとともに動機の解明を重要視する。 

動機を解明することにより事件の真相が見えてくるからである。 動機なき殺人や自殺は例外中の例外ということができる。

では殺人や自殺の動機には一体何があるか。

推理小説を紐解くまでも無く、借金、怨恨、痴情のもつれ、厭世等々今の時期なら入試に落ちたことも充分動機になる。

 

上告中の集団自決訴訟で最高裁は「軍の関与」を確定した。

では、集団自決(自殺)の動機はなんだったのか。

時は戦時中のこと。 しかも島は周囲を取り巻く米戦艦に無差別の艦砲射撃を受けてパニック状態。 こんな状況で島の住民が借金苦や痴情のもつれで自殺をするはずは無い。

集団自決(自殺)の動機は、どっちへ転んでも戦争や軍に関わっていることには間違いない。

司法は集団自決に関し「軍の関与」というきわめて意味の曖昧な言葉で、6年にわたる争いに幕を引いた。

「関与」という言葉の定義もしないままに。

 

前にも書いたが「関与」についての例え話をしょう。

警察官が備品の拳銃をどこかへ置き忘れた。たまたま自殺の手段を求めていた男に拾われた。 絶好の自殺道具に遭遇した男は、渡りに船と拳銃で自殺した。

後に遺族が警察に対して、警察がこの男に自殺を命令したとか、自殺を強制したという理由で責任追及することには無理がある。

可能なのはせいぜい、拳銃保管の不備を責任追及することぐらいであろう。

集団自決の手段は金城重明氏らの証言でも明らかなように、ほとんどが棍棒、鋤、鍬、鎌などの農具によるもので、手りゅう弾による例はきわめて少ない。

軍の備品である手りゅう弾が、防衛隊員などを通じて住民の手に渡り、それで自決した例はきわめて少ないが、その手りゅう弾で自決した例をもって「軍の関与」としたのが今回の最高裁判断である。

2007年の「11万人集会」の頃から、「関与」という曖昧な言葉の使用には反対していた藤岡信勝拓大客員教授が、先月の産経新聞に興味深い文を寄稿しているので一部ばっすいして紹介する。

≪文科省認定の関与という魔語

 平成19年に問題となった高校歴史教科書の検定では、日本軍による「命令」や「強制」は根拠がないとして否定された。しかし、軍の「関与」はあったと文部科学省が積極的に認めたことにより、再検定の結果、かえって教科書の反軍的記述が大増殖したのである。文科相の国会答弁を引き出したのは、現首相の菅直人民主党代表その人だった。「関与」は教科書を劣化させた魔語であった。

 だが、「指示」ならよいかというと、もっとよくないのである。「指示」は「命令」より軽いが、「命令」よりさらに具体的・個別的な行為を示す言葉である。

 しかも、展示文は集団自決に至った要因を列挙する際に、「手りゅう弾の配布」を最後に置き、それこそが集団自決の最も決定的要因であったかのように読者が印象付けられる、修辞的効果を持たせている。誤った事実認識と悪逆非道な日本軍イメージの定着を狙ってつくられた苦心の作文であり、事実からかけ離れている。

 座間味島の梅澤隊長は「自決するな」と住民を説得したし、渡嘉敷島の赤松隊長は住民が自決に及んだことを知ると「何という早まったことをしてくれたのか」と嘆き悲しんだ。日本軍将兵は一貫して住民が無事に生き残るように願い励ましていたのである。(拓殖大学客員教授・藤岡信勝 自決は軍の指示とする重大改悪) >

 

エリート中のエリートを自認する最高裁判事が、大江健三郎ごときの名前にたじろぐことは無いとしても、「戦後民主主義」の影響をより深く刻み込まれた超エリート集団であり、まちがっても筆者のような不勉強者ではない。

今回の最高裁判断ははからずもエリート判事の心の奥に潜む「戦後民主主義」の残滓の影響を浮き彫りにしたと考える。

その一方で「戦後民主主義」と合わせ鏡のように付いてくる「反日本軍」の思想である。 

それは今回の「集団自決」訴訟の論争の過程で表れてくる「残虐非道な日本軍」、「鬼の赤松」、「卑劣な梅沢」といった言葉に示されている。

「戦後民主主義」と「反日本軍思想」のトラウマは、現在も反自衛隊思想となって脈々と国を指導するエリート層にも受け継がれている。

それを顕著に国民の前に露呈させたのが、これもエリートを自認する仙谷前官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言である。

ことほど左様にエリートを自認する「優秀な人」ほど、「戦後民主主義」「反日本軍思想」のトラウマから逃げることはできないのである。

白木最高裁判事がどのような人物かは承知しないが、読者の石原昌光さんの言葉を借りると、この人物は「集団自決に軍命があったとまでは断定できないが、本の出版された40年前の社会状況から考えると原告の主張する、名誉棄損とまでは言えない」として、

元軍人の名誉の回復を法廷の場で確定することを、何としてでも避けたかったのである。

このような人物は、「自衛隊暴力装置」発言で問責決議を受けた仙谷前官房長官と同じ思想の人物と断定してよい。

< とりあえず、次の総選挙では投票用紙に白木勇最高裁判事の罷免を求める記入をします。>石原昌光さんのコメント

 

最高裁判断は、無意識な「戦後民主主義」と捻じれた「反日本軍思想」に毒されている

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沖縄県祖国復帰39周年記念大会

「尖閣諸島・沖縄を守ろう」

■日時:平成23年5月15日(日) 開演13:30~16:00

■参加費: 500円

■会場:  かでな文化センター 嘉手納町嘉手納588(町役所隣)

■主催: 沖縄県祖国復帰39周年記念大会実行委員会
      実行委員長:中地昌平

■共催、連絡先:日本会議沖縄県本部 那覇市若桜町1-25-1(波の上宮)
      090-1942-1675(仲村)    

 

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6 コメント

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Unknown (タマ)
2011-04-23 09:05:57
琉球新報しか見てませんが、やはりミスリードを狙ってますね。軍命、強制、そればっかりです。メア氏のネタは使えなくなったので今度はこれでしょうか。絶対また社説書いて特集組んで投書で1ヶ月以上持たせるつもりなのでは…
Unknown (涼太)
2011-04-23 10:21:42
狼魔人様

6年間お疲れ様でした。
今回の判決沖縄県にとって良かったのでしょうか疑問です。
ありきたりの言葉で言えば
「書いてある事は事実かどうか知らん。でも40年も前に書いた本なのだから大目に見てやれ。」というところでしょうか。
集団自決に軍の命令が無かったこと。援護法の金を受給するため、軍の命令を捏造した、あるいは軍属の身分を捏造した。ことはいまや定説ですから、沖縄ノートの発行を続けることは、大江氏は未来永劫恥を晒すことになります。
そして沖縄ノートも出鱈目な本として歴史に残ることでしょう。沖縄県民は肩身の狭い思いしますね。同情いたします。
国を滅ぼす売国奴 (モノ言うサラリーマン)
2011-04-23 11:51:52
全くもって情けない判決ですね。腰砕けの最高裁、フィクション作家K.O。こんなフィクションがまかり通るなら、何を書いてもOKということでしょう。もうK.O.さんは東スポ作家に転向した方が良いのではないでしょうか?東スポ作家にも失礼ですね。
妄想と夢の中で小説を書く作家など日本には必要ありません。
「集団自決」訴訟だって、、、?? (義挙人)
2011-04-23 14:29:17
こんにちは。
今朝のタイブス、予想はしてたけど、笑っちゃいました。何故かて、、、、?
だって、今回の裁判は、、「出版指し止め、および原告側の名誉毀損訴訟」ですよね、、、

それを、、、「集団自決」訴訟、、だって、、何処がよ~て感じです。

アホな、、タイブス、シンポウに騙されないように、、
良識ある沖縄県民の皆さん頑張りましょう。
大江健三郎氏の犯罪 (モノ言うサラリーマン)
2011-04-23 20:40:50
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51701149.html
確かに犯罪ですね。何も言うことはございません。
瓦全判事 (石原昌光)
2011-04-24 16:41:14
狼魔人様、拙文を取り上げて頂き有難う御座います。
白木判事の振る舞いは卑怯卑劣の一言に尽きます。
高裁判事の捻り出した、玉虫色の作文である。
「まぁ、何だ、40年も前の本でしょう?そりゃ研究が進んだ今となっては軍命で集団自決が起きたなんて断定できませんよ、、
でもね、40年前は大江大先生様が真実だと信じ込みなさる位に軍命の風説は流布していたのであって~、それを今更、謝れとか賠償金を払えだとか言うのは、大人としても、言論の自由の観点からもどうかと思いますね僕ァ~」
という馬鹿の作文の上にただ乗りし、独自の判断は何も示しませんでした。
白木判事に気骨の欠片でもあれば、ただ高裁判決を差し戻すだけでも良かった筈です。
それを、保身の為に自身は一切の判断を示さず高裁判事の書いた保身の馬鹿作文にただ乗りとは、、、、、、
玉砕の反対は「瓦を全うする。」という意味の瓦全ですが、まったくこの一言がピッタリの人物です。
すぐにでも辞めてもらいたいものです。

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