狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

タブーを日本語になおすと「禁忌、忌み言葉」

2006-11-06 07:31:59 | 普天間移設
東海新報

☆★☆★2006年11月05日付


 タブーを日本語になおすと「禁忌、忌み言葉」などとなるが、英語の方がわかりやすい。戦前ならタブーという英語そのものの使用がタブーだったから、タブーと言われるものは戦後生まれの方が多いのかもしれない▼その一つが「核」で、世界唯一の被爆国ゆえ国民にアレルギーが強いのは当然だが、しかし国防というものを考える時、この大量殺戮兵器の持つ抑止力というものを直視することはまた別問題であり、良かれ悪しかれその論議まで封殺することはおかしい▼自民党の中川昭一政調会長が、北朝鮮の核実験に関連して「核保有の議論はあっていい」と発言したことから、「けしからん」と与党内部からまで非難が上がっている。マスメディアも大きく取り上げ、「論議まで封印するのはおかしい」と援護した麻生外務大臣もヤリ玉に上げている。中川氏はその後発言を修正したが、「撃たれないようにする議論をなぜしないのか」と核攻撃に対する防衛論の必要性を強調した▼国防というのは、国という抽象概念を守るのではなく、そこに住む人間の生命財産を全うするための備えであって、隣人が核という凶器をもつに至った事態にどう対処すべきかを考える際、抑止方法の一つとしてこの問題も選択肢の中に加えられよう。しかし「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿主義を決め込んで論議までタブー視するというのは、危険な隣人の思うツボである▼核廃絶を先頭に立って訴える国が核を保有することは矛盾であり、実際上不可能だが、しかしその手の内までさらすことはない。大いに論議だけはして、「相手の出方次第では即座に保有する能力があるぞ」という無言の圧力を“保有”することまで放棄する必要はあるまい。
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