狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「11万人」に拘る人  産経那覇支局がバッシング?

2007-10-28 06:38:57 | 教科書

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「嘘」も皆で騒げば「事実」となる。

「嘘から出たまこと」という言葉がある。

嘘も突き通せば真実となる。

一度嘘を信じ込んでしまえば、それを崩すまでは真実のままとなる。

一度完成された嘘を壊すことは容易ではない。

「嘘」から転化した「事実」が教科書にも載ることもある。

50年後の教科書記述。

「沖縄県民の怒りが11万人の県民大会で噴出した」

                  *

 

「11万人か1万数千人か」。

この論争もそろそろネット上の話題から消えかかっているが、

騒動の震源地沖縄では、地元メディアは「11万人」で押し通している。

「主催者発表」の五文字を記事では報じていないのだ。

全身逆風の状況下、沖縄でこれに異論を唱える全国紙の記者がいる。

産経新聞那覇支局長小山さんは自身のブログ今夜も、さ~ふ~ふ~で、「11万人」の数字にこだわり続けている。

簡単なことだという。

「主催者発表の五文字を入れてくれ」

ジャーナリストとして当然のことだという。

全国紙といっても朝日や毎日の那覇支局だったら論調は地元紙と同じなので仕事もやりやすいだろう。

だが、論調が真逆の産経は「11万人」でも朝日と論争をしたくらいだ。

四面楚歌の心境か。 

論争「朝日vs産経」

それに、那覇支局の事務所は琉球新報のビル内にあり、色々やりにくい点もあるとは思うのだが。

次のような地元紙の記事も産経新聞へのあてつけのように感じるらしい。

≪県民大会参加者数を少なく伝え、沖縄の地域問題に矮小化する一部メディア、沖縄戦の実相を歪める動きもある。≫(沖縄タイムス記事)

勿論、ここで言う「一部メディア」とは産経新聞のことだろう。

してみると震源地の那覇支局への風当たりが強いのは素人でも予測はつく。

以下今夜も、さ~ふ~ふ~から小山さんのつぶやきを拾ってみた。

同ブログは地元紙の「読者欄」(オピニオン面)にも徹底的に目を光らせている。

 

▼≪11万6000人が県内外から集まったことはすでに歴史になってます。≫

オピニオン面にデスクはいるのですか?

2007/10/21 16:55

▼今朝の新報、タイムスのオピニオン面を拾い読み。
まずはタイムスから。







次は新報から。





数字が入ってない投稿は他にもありましたが、
オピニオン面では、もはや検証の必要のない既成事実になっているようです。≫




▼ ≪聞くところによると、県民大会に関するわたしのエントリーが削除されているというデマが流れているそうです。
相手側からクレームがあったせいかなどすると憶測付きで。
ひょっとして何かの間違いで消えてしまったのかと思って確認したら、
ちゃんと掲載されてました。
なにしろ、いまだにわたしは当日、会場にいなかったという究極のデマまであるので、付き合いだすときりがないのですが、今回はこれくらいで。≫

▼≪タイムスの特集面で、もうふとつ気になる表現がありました。
こちらに赴任して悲しいことのひとつは、何らかの異議・疑問を呈すると
「沖縄戦、沖縄問題を矮小化しようと策動するやから」というレッテルが張られかねないことです。
「主催者発表」の5文字をつけるべきと主張することが、「反沖縄」なのでしょうか?≫

▼≪わたしは逆に「11万人」を導き出した手法に強い違和感を持ちました。

実行委員会幹事の平良長政県議は本紙の取材に対し、算出方法について、こう答えています。

「一人一人をカウンターで計算しているわけではない。同じ場所で開かれた12年前の米兵による少女暴行事件の集会参加者数8万5000人(主催者発表)を基本にした。当時に比べ、会場周辺への人の広がりは相当のものだった」と語り、主に日米地位協定の見直しを求めた平成7年の県民大会の写真と比べながら、算出したと明かした。

つまり12年前の写真との目分量の比較でしょうか。
この方法に違和感はありませんか?≫

 

▼≪ところで、昨日、沖縄県警の幹部による定例会見があったのですが、
驚いたのは県警側から「実行委員会はどのような方法で11万人という人数を算出したのですか」という質問が、われわれに出されたことです。
軽口ではなく、真剣な表情でした。
興味がない、なんてことはないでしょうね。

簡単にいえば12年前と今回の写真の比較から、そう判断したというのが取材に対する主催者側の回答です。≫


▼≪最近、会合や会見でなぜか隅っこにいる私にカメラをしつように向ける人がいつのですが、「行確」用の資料でしょうか?

本日、こんな記事が掲載されてます。
いろんな数字が出てくるものですね。

週刊新潮では

2007/10/25 13:19

 

▼≪実行委員会幹事の平良長政県議は本紙の取材に対し、算出方法について、こう答えています。

「一人一人をカウンターで計算しているわけではない。同じ場所で開かれた12年前の米兵による少女暴行事件の集会参加者数8万5000人(主催者発表)を基本にした。当時に比べ、会場周辺への人の広がりは相当のものだった」と語り、主に日米地位協定の見直しを求めた平成7年の県民大会の写真と比べながら、算出したと明かした。

つまり12年前の写真との目分量の比較でしょうか。
この方法に違和感はありませんか?≫

                     *

小山さん、逆風に負けずに頑張って欲しい。

「天網恢恢疎にして漏らさず、天知る、地知る、読者知る!」(後半は手塚治虫の言葉?)

                      ◇

もう一人「11万人」の数字にこだわる人がいた。

現代史家・秦郁彦先生は26日の産経新聞「正論」で本業の歴史はさて置いて、専ら「11万人」についての検証をしておられる。


【正論】集団自決と検定 現代史家・秦郁彦2007.10.26 03:07
 
 □沖縄集会「11万人」の怪

 ■「1・9万~2万人」の推定数も

 ≪産経と朝日の応酬に端緒≫

 福田首相の人柄もあってか、何となく堅苦しい気分が漂う昨今だが、久々に笑いを誘ったのが教科書検定に抗議する沖縄県民大会(9月29日)の参加者をめぐる産経新聞と朝日新聞の応酬であった。

 かいつまんで要点を紹介すると、まず10月3日の産経抄が「(県民大会で)沖縄11万人抗議」の大見出しで1面トップの大半を埋めた朝日の特大報道をとりあげる。そして11万人は主催者発表の数字で「関係者によると、参加者は最大で4万3000人だそうです」「規模を2・5倍も誇大に報道する姿勢は、戦時中に大本営発表を垂れ流し続けた貴紙の過去とだぶってしまいます」と切りつけた。

 朝日も黙ってはいない。翌日夕刊の「論説委員室から」というコラムで、産経も9月30日朝刊の第一報では「撤回求め11万人」と報じ、2日の産経抄でも「11万人が参加した」と書いているから「何だ、同じではないか」「やはり11万人(主催者発表)と書いた朝日をたたく。自己矛盾…」と切り返した。

 そのころ、ネット上では参加者の実数をめぐる論戦がヒートしていた。2万人とか3万5000人とかの数字が乱れ飛んだが、沖縄県警が当局側調べの数字を発表していたら、こんな論争は起きなかったろう。

 そもそも大型の集会やデモの参加者は主催者発表と警察発表の2種類があり、新聞は両方を併記するのが慣例になっている。たとえば戦後最大のデモとされる60年安保騒動の数字を朝日の縮刷版で調べると、「空前のデモ 国会を包む」の見出しがついた5月26日は17万5000(主催者)対6万人(警察)、6月19日は33万対13万人というぐあいで、2~3倍の開きがある。

 ≪県警が公表を拒んだ理由≫

 今回に限って沖縄県警が公表を拒んでいるのは「ある種のマグマが爆発寸前」(仲井真弘多知事)とされる県民の怒りを買えば、一般犯罪の捜査に差しつかえると判断したのかもしれない。

 それにしても、高速道路の通過車両をカウントするに似た調査法はないものかと思案していたら、やはりあった。テイケイという中堅の警備会社(高花豊会長)が、県民大会の拡大空中写真をタテ8コマ(A~H)、横13コマ(1~13)に分割して1Cは124人、10Eは620人というぐあいに1人ずつカウントして集計した視認可能の合計が1万8179人、別に建物、木陰、写真外などを推定で加えた総数を1・9万~2万人と算出したのである。

 区画ごとのカラー写真も添付してあり信頼性は高いと思うが、他にも熊本で似た手法を用い3日かけてほぼ同じ数字を算出した人がいると聞く。

 どうやら主催者発表は実数の5倍前後になるようだが、このうち無料バスまで出した官民合同の組織的動員や本土からかけつけた人がどのくらいいるのかは知るすべがない。

 しかし6月9日の県民大会とデモの参加者が3500人(主催者発表)とか、10月15日東京沖縄県人会などが開いた総決起集会に集まったのが650人(琉球新報、うち170人は沖縄から上京した要請団)のような規模からおよその見当はつく。もっとも10月14日、那覇市内での大綱引き大会には20万5000人(主催者発表)が集まったそうだから、県民のお祭り好きは理解できるというもの。

 ≪すりかえ闘争戦術が奏功≫

 では県民12人に1人の「11万人」を集めた県民大会は何をめざしたのか。朝日の報道によると、採択された決議は「“集団自決”が日本軍による関与なしに起こりえなかったことは紛れもない事実」だとして、文科省に検定意見の撤回を求めたのだという。また大会の最後に、2人の男女高校生が声をそろえて「教科書から軍の関与を消さないでください」(赤旗)と宣言したよし。

 ところが福田首相は10月4日の国会での代表質問で「(検定意見は)軍の関与を否定するものではない」と答弁した。念のため今年春の検定意見を読み直し、その通りであることを確認したので、筆者はキツネに化かされたような気分になった。

 察するに、なかった軍の命令、強制と、ありえた軍の黙認、制止を「関与」の一語に集約した沖縄の闘争戦術が、すれちがいを生んだのではあるまいか。このすりかえはそれなりに成功した。

 「沖縄11万人の抗議」の大合唱にたじろいだ政府は、教科書会社の訂正申請という姑息(こそく)な便法で切り抜けようとしているが、数のトリックに屈してはならない。(はた いくひこ)

                      *

上記論文中の「テイケイ」が行った参加人数の検証は次のリンクが決定版。テイケイが証明した沖縄集会のウソ



【おまけ】

仲井真県知事は「11万人」にこだわり過ぎて逆切れし、ついには「20万人」と言い出す始末。

【沖縄集団自決問題】 県民大会の群集はウッドストックフェスティバルを凌ぐ数だと仲井真沖縄県知事

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2 コメント

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本日も読み応えあるエントリー、 (Mika)
2007-10-28 17:39:06
頼もしい限りです。博士の独り言、この国は少し変だ!等のブロガー諸兄が、熊本大学の研究室やテイケイのプロの仕事を広く知らせようと、奮闘なさっておられました。産経那覇支局の方のブログ、また新しい愛読ブログに追加しました。狼さんからの情報に、感謝!来月よしりんも沖縄・教科書問題の講演会に参加するんですね。それに引き替え、我が知事は何をトチ狂ってんだか。知事になる前、彼はあるNPOの会長でしたが、元・経理事務職員の女性によると約3千万円の助成金を掴んだそうで。事務所賃貸料や人件費、演武会開催費など必要経費差し引いた、相当額が使途不明だそうで。私は、その女性に、NPOは金になるから、と強引に私塾のNPO申請を薦められました。それ以来、現知事は胡散臭いなー、と感じてます。下地という議員(現職かどうか、知りませんが)を顧客にもつ犬訓練士が、那覇市環境保全課の嘱託受けて(無償か営業か不明)大規模な公開しつけ教室を開催。同業者への、入札のお知らせは無かったです。入札なしで市の仕事頂けるとは、知りませんでした。汚いなと思います。しかし、沖縄は官や沖教組、マスコミと癒着した者でないと、生き残れないんですね。悔しいです。コザのドリームショップも、1号店のサンバのお店が撤退したそうで。表向きは、お子さんの教育のために転居との事、おっしゃってましたが。カーニバルに、使うだけ使って・・・経営者はナイチャーでした。
Unknown (狼魔人)
2007-10-29 10:07:20
Mikaさん

仲井真知事にも色々あるのでしょうね。

尖閣視察をするといったり、しないと言ったり今回の「11万人騒動」も、当初の考えが二転三転で個人的には好きで有りません。

選挙のときは二者択一でやむなく彼に投票しましたが・・・。

沖縄は「結いマール」の悪い面が沢山あり、役所やマスコミ等にもいい加減なところがあると見ています。

教育長も「学力最下位」の次は「教員試験採点」では出鱈目続出で、いい加減さを露出していますね。

>入札なしで市の仕事頂けるとは、知りませんでした。

これなんかもいい加減の一例なんでしょう。

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