狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

毒入りおにぎりを渡された県議会議長

2007-08-08 06:24:23 | ★集団自決

沖縄タイムス 2007年8月7日(火) 朝刊 29面  
 
「県議会が主体」期待/「集団自決」修正 県民大会準備委

 高校歴史教科書の検定で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に関する日本軍関与の記述が削除・修正された問題で、「教科書検定意見撤回を求める県民大会準備実行委員会」は六日、県庁で会見を開き、大会への参加を呼び掛けるアピールを発表した。県子ども会育成連絡協議会の玉寄哲永会長は「県民代表の県議会が中心となって超党派の大会を開催してほしい」と述べ、県議会各会派がまとまって大会の主体となるよう期待した。
 玉寄会長は「県議会は検定撤回を求める意見書を二度にわたって可決している。教科書の改ざんを許さないという一点で各会派が一致できるはずだ」とし、県議会が県など各団体に参加を働き掛けていくよう求めた。九月九日に糸満市摩文仁の平和の礎前で開催を予定しているが、「われわれの考えであり、場所や時期は変更もあり得る」としている。
 同準備委員会は七月二十五日に仲里利信県議会議長に協力を要請。県議会は八日の各派代表者会議で協議する
 
呼び掛け団体には沖子連のほか、県婦人会連合会(小渡ハル子会長)、県老人クラブ連合会(花城清善会長)、県PTA連合会(諸見里宏美会長)、県高校PTA連合会(西銘生弘会長)、県遺族連合会(仲宗根義尚会長)の六団体が参加。賛同団体に、沖縄戦を体験した元女子学徒九団体で構成する「青春を語る会」など七団体が加わっている。
 アピールは「日本軍という主語が(検定で)消され、追いつめられて『集団自決』した人、とまるで住民が勝手に死んだとも読める教科書が全国の子どもたちの手に渡ろうとしている」と危機感を表明。「文部科学省は教科書検定制度の『中立・公正』を主張するなら『軍の関与はあった』とする体験者の声をどう認識しているのか」とし、審議会の議論内容を公開するよう求めている。

                        ◇

参院選で敗れた自民党推薦の西銘候補は、集団自決に関する教科書検定問題は撤回せよと主張していた。

当選した極サ候補候補と同じ意見た。

選挙直前、全県市町村議会を始め県議会まで反対決議を出してしまった影響だと考えられる。

選挙前、未確認ながら次のような情報を得ていた。

<沖縄集団自決に関する文科省の検定をめぐって心配な兆候があらわれています。沖縄の検定撤回運動にあおられて、参議院選挙を前に政府・自民党が反対派と何らかの密約をしかねない雲行きなのです>

結果は自民党の惨敗だった。

県議会決議では自民党の良識派が最後ま粘ったが、連日の異常なまでの煽動に押し切られた形で決議した。 それも二度までも。

これ以上の愚行はここで踏み留めるべきだ。

だが、サヨク勢力は9月9日(係争中の裁判の出張証人尋問の前日)に開催予定の「県民大会」に、県議会を引きずりこむ計画のようだ。

同準備委員会は七月二十五日に仲里利信県議会議長に協力を要請。県議会は八日の各派代表者会議で協議する

仲里利信県議会議長、この方の名を見ると次の衝撃的見出しの琉球新報記事がすぐ脳裏に浮かんでくる。

毒おむすび渡された 県議会議長、沖縄戦体験を語る

 (略)
 海からの艦砲射撃が激しくなった4、5月ごろ、ガマに移動した。200人ほどが入れる大きなガマだった。そこは「スパイがはびこってる」「あの人もそう」とたくさんのうわさが飛び交い、険悪な空気が流れていた。
 その中で3歳の妹と同じ年のいとこが泣きじゃくった。しばらくして3人の日本兵が来て、「この子たちが泣いてると、敵に発見されてみんな殺される。これを食べさせろ」と毒の入った白いおむすびを持ってきた。家族みんなで話し合ったが、すぐに「家族は一緒だ。食べさせられんさー」と全員でガマを出た。
 その後はガマや墓に隠れたが、家族壕を掘るために、弟を背負い、母と3人で山に向かった。ようやく壕が完成し、残りの家族を迎えに行こうと山を下りていくと、2、300メートル先に14、5人の米兵の姿を見つけ、一目散に山へ戻った。(略)
 (琉球新報 6/21 9:50)

                   ◇

今ではおにぎりは庶民的な食べ物だ。

懐が不如意の場合は「コンビニのおにぎりで済ます」ことは

庶民なら一度は経験した感覚だろう。

コンビニでおにぎりを万引きし、店員に追い詰められて自殺した男がいる。

たかがおにぎり泥棒を追い詰めたと店側に非難の電話やメールが殺到したという。

おにぎり万引きして自殺  (8月5日 06:01)

たかがおにぎりと言うが餓死寸前のものにとっておにぎりは宝石にも勝る。

貧しかった戦前の沖縄では米の飯は銀飯(ぎんめし)といって滅多にお目にかかれない貴重品だった。

戦時中は更に食料不足が重なり常食の芋でさえままならなかった。

沖縄戦ではそんな食料が底をついた状況にあって、大事な銀飯のおにぎりに毒を塗して泣く子に食えと言う珍しい日本兵がいたことになる。

現代の感覚で考えると「泣く子に毒入りおにぎり」を与える日本兵は、残虐な日本兵の象徴だが、

当時はお茶碗に飯粒一つ残しても怒られた。

この日本兵は日本人の美徳「もったいない」を知らない罰当たりな男だったと言うことになる。

この証言者の仲里利信県議会議長は集団自決の現地調査をした県議・文教厚生委員でもある。

仲里議長は文教厚生委員会でも戦争体験を語っているが沖縄タイムスの記事によると、「日本兵が毒入りおにぎりを泣く子に・・・」という衝撃的な一節は無い。

同じ人物が語る戦争体験も報じる新聞社によってこのように違うものなのか。

「毒入りおにぎり」は「沖縄県平和祈念資料館」で沖縄住民に銃を向ける人形と並んで、残酷な日本兵を象徴する双璧となるだろう。

その貴重なはずの戦争体験のハイライトが“あの”沖縄タイムスの記事では語られていない。

 

体験語り歩み寄り 仲里議長(沖縄タイムス)

体験語り歩み寄り 仲里議長

 検定意見の撤回を求める意見書案を全会一致で可決した文教厚生委員会(前島明男委員長)。委員会終了後、与野党の委員は互いに歩み寄り、固い握手を交わした。

 意見書案の取り扱いをめぐっては、与野党の主張がぶつかり合い、何度も暗礁に乗り上げた。しかし、この日の委員会では終始、「同じ気持ちで採決したい」「どうしても意見をまとめよう」との声が上がり、政治対立を超えた「県民の意思」が示された。

 開始から三十分たった午後二時すぎ、着地点が見えないまま議論が進む中、委員の一人で県議会議長の仲里利信氏(自民)が「これまで話したことはないが、参考になれば」と口を開き、自身の沖縄戦体験を語り始めた

 「壕から追い出されたり、飛行機から丸見えの岩穴に一日隠れたりした。撃たれる覚悟もしたが撃たれなかった。何も食べられなかった弟は、満一歳で亡くなった。戦争とはこういうもの」と静かに訴えた。

 午後二時十五分、委員会は終了した。

 各委員の顔には笑顔が浮かび、安堵感が漂った。

 自民の伊波常洋政調会長は、共産党県委の前田政明副委員長や社大の比嘉京子書記長らと握手を交わし、談笑する場面も見られた。

                     ◇

仲井真県知事は辛うじて「県民大会」の主催を県がするのは避けたが、知事本人が参加するかどうかは不透明だ。

毒入りおにぎりのトラウマを証言する議長のいる、県議会の各派代表者会議が今日(8日)行われる予定である。

まさか県議会主催の「県民大会」なんて愚かなことは無いと思うが。

仲里議長さん、県知事の名言を思い出してください。

県議会が『市民運動』を主催或いは、これに深く関わったら禍根を残しますよ。

◆参考:県が「市民運動」を主催するわけにはいかないでしょう

 

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Unknown (ヒロシ)
2007-08-08 13:33:58
そうですよね。当時ご飯粒は貴重だったはず。
両親、祖父母の話でも戦時中は芋でさえ手に入りづらくソテツを(毒抜きして)食べた事もあると聞きました。
そんな貴重なご飯粒のかたまりであるオニギリに本当に毒を入れたのでしょうか?
この話を聞いて思い出したのは「一休さんの『水アメの毒』」の話です。他の人に食べられないように「毒が入っている」と言っていただけなのかも。
もっともタイムス紙の記載に無かった事からすると新報紙のねつ造か?本当に体験したのであれば両方の記事に載るでしょうし、ましてやタイムス紙がこんなおいしい「言葉」を削除するはずが無いですからね。
毒入りおにぎり (狼魔人)
2007-08-08 20:15:33
ヒロシさん

>・・・ソテツを(毒抜きして)食べた事もあると聞きました。

ソテツを毒に抜きしてまで食べていた時代に、貴重なおにぎりにわざわざ毒を入れる発想は理解できませんね。

子供が泣くので「おにぎりでも食べさせたら」と言ったのを、後になって「毒でも入っていたんじゃないの」と茶化した。 それが戦後風評となったと言うのなら理解できますが。

Unknown (Unknown)
2007-10-17 11:49:42
仲里利信ってウソばっかりの人なのね。
こいつが、11万人ってウソついているのに誰もなぜウソを付いたのか聞けない。
沖縄の独裁者か?
「真っ赤な」嘘は、 (Mika Wilson)
2007-10-17 14:24:41
あらん限りの大声で
叫んだ者勝ち、
勿論、訂正も謝罪も・・・
まして賠償なんてしないですね。

「真っ赤」なヒトビトは、
マスコミを掌握し、
戦前は大政翼賛会の御用達
「旭日旗」を社章とするアサヒの”沖縄支社”
シンポーとタイムズを従え、
ずっと沖縄を牛耳ってきました。

曽野綾子が沖縄3部作
「生贄の島」
「切り取られた時間」
「ある神話の背景」
執筆のため、沖縄を再々訪れ、
沖縄県民は「まともな新聞」を
読めない社会に暮らしている・・・
と思ったそうです。
女史も、かなりのバッシングにあった模様。

「虐殺・連行・教制」賛美派偏向左翼や、
「環境・人権・動愛・エコエゴ」・・・・
「お子様や犬猫は純真無垢な天使」強要派
「卑しい、癒し帝国主義」派といった
薄らヤサシイネオ・サヨクの言動は、
戦前派の士官学校出の教師や
明治・大正・昭和一桁の家族
出征兵士の親戚を持つ、
私から見ればファシズムです。

私の息子の世代はやすやすと
ネットを駆使し、一つのトッピックスを
ネット・ハンティング。
あらゆるソース、エントリーを
比較、解析、洗練していきます。

10代から20代の青年達は
団塊や団塊ジュニアを尻目に
「真っ赤な嘘」を
見抜き始めています。

いつも私事ばかりで恐縮です。

「失った故郷」神戸と共に
沖縄を愛すればこそ、
シンポー・タイムズ不買。
テレビ・ラジオも聞きません。

Unknown (狼魔人)
2007-10-17 18:40:06
◆Unknownさん

仲里議長の「毒おにぎり」がニューヨークタイムズで紹介されています。

顔を売って国政に立候補するつもりですかね。



◆Mika Wilsonさん

曽野さんのすばらしいところは、綿密な実地調査をしておりながら、決して「軍命がなかった」と断定していないことです。

「軍命があった」と断定する証拠はなかったということです。

その点、いい加減な調査と見当違いの証言で「軍命があった」と断定する沖縄タイムス、琉球新報に怒りを覚えます。

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