狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

集団自決訴訟 明日高裁判決 

2008-10-30 08:39:54 | ★集団自決

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明日は「集団自決控訴審」の判決が大阪高裁で言い渡される。

当日記は原告勝訴を確信しているが、例え今回勝訴しても最高裁までもつれ込むことは想定内で、最終的には最高裁での勝訴確定を確信している。

物的証拠のないまま、20数年前に起きた出来事を当時の目撃証言にのみ頼る裁判だが、

体験者の生き残りが殆ど老人と子供だったため、老人は既に死亡しており、証言者の殆どは、60数年も前の、しかも子供の頃の覚束ない記憶が頼りの証言であり、それがこの裁判の難しさを物語っている。

今朝の沖縄タイムスは19面全面を使って「集団自決訴訟」の控訴審判決を特集している。

見出しと一部抜粋で記事を引用する。

 

命令根拠 どこまで認定

「集団自決」訴訟あす大阪地裁判決

≪控訴審で原告の戦隊長側は、座間味の戦隊長だった梅澤裕氏の命令を前面否定する住民男性の「新証言」を証拠提出。 村長ら村の幹部が、自決用の弾薬を求めて梅澤氏を訪ねたが、突き返されるのを間近で見ていたほか、村長が住民ら前に「部隊長が自決するなと命令されているので解散する」と告げたのを家族とともに聞いたとされる。 被告の大江・岩波側は、証言している男性の母親らほかの体験者証言との矛盾や、第三者の意見書で信用性を補強しようとする立証の不自然さなどを指摘し、証言内容の信用性に強い疑問を呈している。

また原告の元戦隊長側は、日本軍の「集団自決」の強制表現を削除させた、2006年度の教科書検定をめぐる文部科学省の態度についても、判決で明確に評価するように求めており、控訴審がどのように判断するかも焦点の一つだ。≫

最終陳述要旨

<原告>原因は米軍恐怖・家族愛

(省略)

<被告>軍管理の手榴弾を交付

(省略)

「集団自決」をめぐる経緯(省略)

集団自決」訴訟 控訴審の主な争点(省略)

 

上記記事の、「新証言」の住民男性とは、

座間味在住の宮平秀幸氏のことであり、

記事では述べられていないが、宮平証言は沖縄市在住の妹昌子氏の証言で補強されている。

 

                    ◇

3月28日に第1審の判決が出て、その7ヵ月後に控訴審の判決がでるのは、この手の裁判としては異例のスピードだと思うが、第1審で敗訴した後。3月29日、「上級審へ丸投げの大阪地裁

をエントリーしたが、何かの事故で記事が消失してしまい、敗訴の落胆も重なって書き直す気もなく超手抜き記事でお茶を濁した記憶があるが、某サイトで当該エントリーをコピペしていた方がおられたので、判決日を前にそれを再コピペして再掲します。

中には消失前にお読みになった方もいるかと思いますが、その場合はスルー・・・・いや、やはり読んでください。

第一審判決前は被告側が、敗訴を想定していた様子が良く分かります。

                  ◆

【以下消失記事の再掲です】

「集団自決」にからむ3月28日の大阪地裁は原告側敗訴の判決を下した。

敗訴を想定していた岩波側は狂喜乱舞したようだが、

この手の裁判は、第一審がいずれの勝訴でも、控訴そして最高裁までもつれ込むことは想定済みのことだった。

第一審の判決の日の渡嘉敷島の様子は「新証言がなければ勝てなかった」 岩波側の本音

一審敗訴を想定していた被告側


スポーツのルールを当てはめると、一回の試合で勝負を決するのではなく、勝負は三回戦。

ただスポーツルールと大きく違うのは試合の勝数の多さで競うのではなく、

第三試合、つまり最終試合で勝ちをおさめたものが、全試合を通しての勝者になることである。

従って第一、第二試合で連敗しても第三試合で勝てば勝負は勝ちなのである。

いうまでもないが二勝一敗での敗訴決定もあれば、一勝ニ敗での勝訴もありうる。

一審敗訴を受けて原告側は当然のごとく控訴したが、控訴にあたって原告弁護団は次のような声明を発表している。



沖縄集団自決冤罪訴訟
原告弁護団 



平成20年4月2日 



控訴にあたって
http://blog.zaq.ne.jp/osjes/archive/200804/1

沖縄集団自決冤罪訴訟
原告弁護団 
    
本件判決は、法解釈の次元においても、事実認定の次元においても、不当なものであり、その理由中の論旨をつぶさにみれば、いかに裁判長が偏見をもって判決を書いたかが、浮き彫りになっている。

(1) 誤信相当性の取り違え  

(略)

(2) 旧検定意見への依拠  

(略)

(3) エピソード等の読み違え 

(略)

(4) 被告大江の外堀を埋めた判決 

(略)


(控訴にあたって   原告弁護団 04/06)




                    ◇

原告側は判決に対して上記(1)~(3)の部分については大きな不満を示しても(4)の部分には満足しており、

「控訴審では、原審で弄し続けた匿名論、曽野誤読論、タテの構造論といった文学風まやかしをはぎ取られた被告大江・・・」というように、

第一審判決は控訴審へ向けての議論の「地ならし」であり、「叩き台」であるという捉え方をしている。

今回の裁判は「元軍人VS大江・岩波」といった表面に現れた個人的思惑の訴訟ではなく、

「大江・岩波」に象徴される「悪しき戦後レジームVS日本の名誉」という構図で見ると分かりやすい。

当然「大江・岩波」の被告側に朝日新聞を筆頭にする左翼マスコミ、「朝日文化人」や一時ほどの勢力は無いにせよ30万人の組織を持つ日教組なども被告側の弁護に回っている。

去年の「11万人」集会の一ヶ月前、日教組の定期大会が都内で開かれていた。

その席で、特別決議文が採択されたが、その中に次のようなくだりがある。

≪係争中の大江・岩波裁判について「一個人の名誉棄損の訴訟であり、その主張が沖縄戦の全体像を表しているとは言えない」≫

日教組が撤回決議 集団自決の軍関与「明らか」  (琉球新報8/29 16:05)

この時点の日教組は明らかに大阪地裁での敗訴を予想していた。

⇒ 日教組が敗北宣言 「軍命の有無」裁判で



サヨク勢力の常套手段だが、形勢不利となると論点すり替えの奥の手を出す。

地元紙で御馴染みの「識者」の意見も、その頃から「直接の軍命の有無は問題ではない」と言い出していた。

この裁判は日教組の言うような「一個人の名誉棄損の訴訟」ではない。

沖縄の左翼は、日本の全左翼勢力の存亡をかけた天下分け目の戦いと位置づけていたはずだ。

そして裁判ではどうあっても勝訴して「日本軍の残虐性」を証明し、これを教科書に記述しなければならなかった。

だが、「11万人」集会一ヶ月以前の状況は、明らかに原告有利だと言われていた(沖縄マスコミを除き)。

沖縄マスコミは被告支援活動の象徴として、全国の各議会の決議を募り「9・29県民大会」への大動員を企画した。

結果的には「11万人」集会をマスコミの協力の下に「大成功」させ「11万人」という虚数を全国的に定着させ、政府文科省や裁判長にまで影響を与えることになる。

再度強調するとこの裁判は去年日教組が弱気のあまり逃げを打ったような「個人レベル」の裁判ではない。

日本の正統保守が「戦後レジーム」と対決した日本の名誉をかけた裁判である。

「大江・岩波」に代表される戦後レジームは「残虐な日本軍」を教科書に記述させて日本を貶めることを企む。

「集団自決」を特集している「ダイジェスト版世界日報」はこの裁判の意味を次のように説明していた。

≪「軍命令による集団自決」は、その後、左翼勢力を中心に、沖縄戦の最大の悲劇であり、沖縄戦の特徴と喧伝(けんでん)されてきた。(略)
 最近でも自衛隊の音楽演奏会が中止されたり、自衛隊員を父に持つ子供が「お父さんは人殺し」などと教師に言われて、深く傷ついたという話があるほどなのだから。  故に原告側は「二人の名誉回復だけにとどまらず、日本の名誉を守り、子供たちを自虐的歴史認識から解放して、事実に基づく健全な国民の常識を取り戻す」裁判と位置づける。 もちろん、教科書にある記述も全面的に見直しを求められよう。(地裁判決前に、記述修正が行われ、関係者を驚かせたが、これも後述する)。
(略)≫(VP臨時増刊号「 沖縄戦「集団自決」から62年 真実の攻防」 緊急出版!)

このように日本の左右両派にとって天下分け目とも言うべき重要な裁判を「一個人の名誉棄損の訴訟」と矮小化することは、日教組は昨年の「11万人」集会以前の時点では、この裁判の敗訴を悟り、「敗北宣言」をした。

この裁判の特徴は、伝聞と推測だらけの被告側証言に比べて、原告側の有り余る客観的反証に油断したのか、

原告側は専ら法廷闘争という正攻法に終始し、被告側の苦し紛れの場外乱闘(「11万人」集会等)を拱手傍観した。

元々明確な証拠の無い「大江の記述」が相手だけに、原告側の客観的反証とは言っても、法律バカが喜ぶぶような確固たる物証は乏しい。

してみると裁判官が「場外乱闘」を判断基準に取り入れてもおかしくは無い。

何しろ「個人的裁判」と弱気だった被告側が、

「11万人」集会以後は、この裁判は「沖縄県民を敵に廻す裁判」と強気の態度に豹変するのだから。

「場外乱闘」恐るべし。

裁判長が、たじろぐのもむべなるかな。



この裁判は日本を貶める勢力に対する、

日本の名誉をかけた裁判だと思う方、

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 【再掲終了】           ◆

 

明日の大阪高裁判決は、

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2 コメント

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一人芝居(ひとりしばや)や (ni0615)
2008-10-30 10:19:57
狼魔人さん
おはようございます。

>当日記は原告勝訴を確信しているが、

いまいち根拠はわかりませんが、とにかく確信していらっしゃるのですね。ところで

>宮平証言は沖縄市在住の妹昌子氏の証言で補強されている

これは昌子氏自身が吹き込んだものでもなく、第三者の録音でもなく、宮平秀幸氏本人がマイクを向けてしゃべらせたものだそうですね。

『史』08年九月号、藤岡「勇気ある証言者・宮平秀幸さんと控訴審」によれば、

 〈……母と息子の証言がこのように食い違うと、第三の人物の証言なしには審議は確定しない。私は宮平さんの妹・昌子さんが当時六歳だったことを思い出し、昌子さんの証言を依頼した。せめて家族で出かけたときの服装が記憶にあれば決め手になる。晴れ着を着ていたのなら、集団自決のために出かけたのだ。
 私の依頼の趣旨を了解した宮平さんは七月十五日、那覇に出てテープレコーダーを購入し、座間味に昌子さんを連れ帰ってその夜に録音、テープを拙宅に送って下さった。ところが、操作を間違ったのか、全く録音されていない。伝えるのも気の毒な次第だったが、今度はテープレコーダーの本体を丸ごと送ってきた。その内蔵ICメモリーに昌子さんの声がきれいに録音されていた〉(12~13ページ)。

なぜ、第三者に聞き取らせて信用性を確保しなかったのでしょうか? これでは、宮平証言を裏付けるものは宮平氏のみというということになってしまいますね。
(姉千代はこういった、母貞子はこういった、もすべて宮平氏.)・・・・・一人芝居
周りがグルなら (ヒロシ)
2008-10-30 17:41:25
周りがグルなら、少数意見を「嘘」と決めつける事は可能ですから
宮平さんの事を「一人芝居」と言う事はあまり意味がないと思います。
なにせ
「真実は墓場まで」もって行った方が多いですから。
そいうい意味ではタイムスや新報によく投書される「源」さんは重要な証言者です。
「真実は墓場まで」重い言葉ですね。

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