狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

滝川小自殺事件 「事件は現場でおきている!会議室ではない」

2006-10-06 08:23:34 | 教科書

滝川小6自殺 市長、教育長が謝罪 主張一変に高まる市民の不信感  2006/10/06 00:59

 【滝川】「いじめはあった」-。滝川市内の小学六年生の女子が昨年九月に、通っていた学校の教室で自殺を図り死亡した問題で、滝川市教委は五日、主張を一変させ、いじめがあったことを認めた。「認めるのが遅すぎた」「やはり隠そうとしたのでは」。一年もたった末の手のひらを返したような対応に、市民らの不信感は高まった。

  五日午後六時。田村弘・滝川市長と安西輝恭教育長は、滝川市内の遺族宅の玄関に立った。
 「申し訳ありませんでした」「すみませんでした」。出迎えた遺族の男性に何度も頭を下げ続けた。訪問時間は十分。沈痛な面持ちで焼香を終えた。

  謝罪後の記者会見では、「いじめが自殺の原因か」という記者の質問に、「恐らくそうではないかと思う」と安西教育長。対して、校長は「自殺の原因がすべていじめであるとは思えない」。見解は食い違った。 
 謝罪訪問に先駆けて開かれた、市議会の総務文教常任委員会でも、安西教育長は「遺族をはじめ、多くの市民に迷惑をかけた。心からおわび申し上げます」と深く頭を下げていた。千葉潤指導室長は「謝っても取り返しがつかない」と時折言葉を詰まらせた。

  だが、謝罪はあまりにも遅すぎた。市教委は昨年十月十二日には遺書二通の内容を把握したが、十一月の会見では「いじめの事実は把握できなかった」と発表。遺書七通の全容を把握した六月二十一日以降も「調査内容を分析して結論を出したい」とし、対応を遅らせ続けた。

  今月五日の記者会見では、二日に開かれた会見でいじめの存在を事実上認めていなかったのに、突然、主張を変えたことに質問が集中。安西教育長は「いろいろな意見をいただいたこともあり、総合的に判断した」と話し、世論に押されたうえでの方向転換であることを明かした。

  いじめであるかどうかの判断について、文部科学省は一九九五年の通知で「あくまでもいじめられている子どもの認識の問題である」としている。校長は会見で、この通知について「把握していた」と答えたものの、「女子から友人関係について相談を受けた時点でいじめだと認識していれば、自殺そのものが防げたのではないか」との質問には、沈黙を挟みながら「担任からは解決したと聞いていた。ただ、(いじめの判断の)共通認識が徹底されていなかったと言われればそうかもしれない」とうなだれた。
 市教委の対応に、市民の不信感は増した。女子と同じ地域に住む男性(41)は「認めるのが遅すぎた。いじめられている弱い立場に立つのが教育者。それができていなかったということだ」と吐き捨てるように言った。(北海道新聞)

今朝の、みのもんたの「朝ズバッ!」では遺族と遺影に謝罪する、滝川市市長、教育委員長、教育長、校長の映像を映し、みのもんたが声を荒立てて繰り返し教育委員会の責任を追及していた。

コメンテーターの荒俣宏氏が指摘していたが教育委員会の調査はあくまで書類審査だと言う。

仮に書類審査だとしても公開された「手紙」(教育委員会は遺書とは認めていなかった)を読めば普通の国語力があればいじめの存在に気が付いただろう。

事件は現場で起きているんだ! 会議室で起きているんじゃない!」

会議室で書類をたらい廻ししている間に一年も経ってしまったというのか。

過去にも起きたいじめの問題で、メディアが指摘しない問題が二つある。

先ず一つはテレビ等で弁解を述べるのは通常校長か教育委員会で現場の責任者である担任の先生の見解は全く見えてこない。

現場の実情を知らない校長や教育委員長の「・・・把握出来ていない」云々の弁解を聞いても何の解決にも繋がらない。

最終的責任者は市長、教育委員長であったとしても一義的責任者は現場責任者の担任教師だろう。

担任教師を蚊帳の外に置こうとするのは教員組合?

 

もう一つテレビへ注文。 テレビは権力・体制側とも言うべき教育委員会を悪役にして攻撃するのが一番手っ取り早いだろう。

だが、一番悪いのは苛めた子供達だ。 これに対して理屈は無い。

弱いものを集団で苛めることに弁解の余地は無いはずだ。 理屈ぬきで悪い!

「苛めに走らざるを得ない社会背景、家庭環境」なんてテレビコメンテーターの常套句も苛めの前では通用しない。

「何で人を殺してはいけないの」と聞かれたら返事に困って絶句したと言う教師の話を聞いて驚いた。

自信のある人は判りやすく説明すべきだが、説明できなきゃ絶句せずに「人殺しが悪いのに理屈は無い!」としかってやればよい。

みのもんたもテレビを通じて苛めた子供達に向かって大声で怒鳴って欲しかった。

「いじめは人間として最も恥ずべきことだ! 恥を知れ!」と。

子供達は、メディアが大人同士の責任だけを追及して自分達には責任追及の矛先が向かわないのを知って「社会が悪いのだ」と責任転嫁をする。

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