狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

訓示はすれども命令にはあらず 「集団自決」

2007-09-08 06:46:22 | ★集団自決

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沖縄タイムス 2007年9月7日(金) 夕刊 7面  
 
教育長「県民大会 全校長参加を」

 二〇〇七年度第二回県立学校校長研修会が七日午前、県庁で開かれ、仲村守和県教育長は二十九日に宜野湾海浜公園で開催される「教科書検定意見撤回を求める県民大会」について、「校長先生方も全員、参加していただきたい。職員にも声を掛けていただきたい」と述べ、大会への参加を呼び掛けた。研修会には、高校や特別支援学校の校長ら七十六人が出席した。
 仲村教育長は「『集団自決(強制集団死)』は、住民に手りゅう弾が配られていることなどから、日本軍の関与はあったと認識している」とした上で、「沖縄戦の実相を正しく後世に伝え、子どもたちが平和な国家や社会の形成者として育つためにも、県民とともに声を上げなければならない」と訴えた。

 実行委員会への参加について「行政の立場上入らない」としつつ、「(中山勲)県教育委員長の意思表明など、協力できることについては積極的にかかわっていきたい」と明言した。教育長の訓示は、研修会冒頭に急きょ組み込まれた。
 
 

 渡嘉敷島の「集団自決」で軍の命令を聞いたと証言するものは一人も居ない。

だが、「軍命あり派」は、当時の村長古波蔵惟好氏が村民を集めて「訓示」したことを捉えて村長の訓示といえども軍の命令と同じだという理屈を「軍命あり」の唯一の拠り所にしている。

係争中の裁判の被告側の証拠となっている米公文書の翻訳でも、林博史関東学院大学教授の翻訳は、「tell」(言う)を「comannd」(命令する)と恣意的に訳して物議をかもした。

目くらまし作戦② 「テルかコマンドか」 「沖縄・集団自決訴訟」

ところで上記沖縄タイムスの記事だが、「県民大会」に消極的だったはずの仲井真知事が態度をぐらぐらし始めたのに連動したのか、県の教育長までも「県民大会」支持に不和雷同した。

琉球新報では一面トップの大見出し記事だが、県の教育長の訓示がこのように大々的に報じられるのは空前絶後だろう。県教育長 学校長らに参加呼び掛け  (9/7 16:02)

>教育長の訓示は、研修会冒頭に急きょ組み込まれた。

訓示を命令と解釈し、軍命令の存在を主張する勢力にとっては教育長の「訓示」は「命令」になるのだろう。

命令違反をして「県民大会」に欠席したらどうなるのだろうか。

もっとも「集団自決」を「軍命違反して」生き残った人々には何のお咎めも無かったのだから、まさか教育長の命令違反で処分されることも無いとは思うが。

念のため琉球新報の記事を確認したら「訓示で、呼びかけた」とあった。

≪仲村守和県教育長は、29日に宜野湾海浜公園で開かる「教科書検定意見撤回を求める県民大会」への参加を決め、7日午前に県庁で開かれた第2回県立学校長研修会の訓示で、大会への学校長の全員参加を呼び掛けた。≫

ん? 訓示とは命令ではなく「呼びかけ」だったのだ。

渡嘉敷「集団自決」の生き残りは金城武徳さんは当時の村長の「発言」を次のように証言している。

避難してるのを集めて、当時の村長(古波蔵惟好氏)が訓示して、天皇陛下万歳三唱して、どこからもってきたのか十~二十名に一、二個ずつ配られている手榴弾を突いた訳です。それが爆発した人は死んでるんですが、我々は爆発しなかったもんだから生きていたわけです。≫

「渡嘉敷の真実」 重要証言者・金城武徳さんが語る 【追記】

やはり当時の村長はその頃の日本のどこの村長もしたように村民に「訓示」をして「呼びかけた」のであり、赤松隊長の代わりに「軍の命令」を下したわけではなかったのだ。

訓示は要請といえども命令にはあらず。(by沖縄タイムス、琉球新報)

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4 コメント

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参加は自由意志で! (前慶良間人)
2007-09-08 13:32:14
 職務上の地位を利用して上意下達はいけません。
 参加は個人の自由意志にまかせるべきです。
 キャンペーン、リストアップ報道による「あぶり出し」等で、参加せざるをえない方向に追いつめていくやり方は、かっての「非国民」バッシングと通じるものを感じます。
日本語は難しい (ヒロシ)
2007-09-08 14:20:50
どのような発言も「命令だったはずだ」と受け止められてしまうんですね、新聞社さん。
村長の発言の元に、(軍の武器管理係の)助役が手榴弾を渡した事が事実であっても全て「軍の命令」になってしまう。
教育長の発言、市町村議会の発言は「参加しなさい」という「命令」にほかならないわけですね。

沖縄の新聞に驚いたのは市町村長アンケートです。良くアメリカとか旧日本軍関係でアンケートが新聞に載っていますが○○市町村長は賛成・反対とあります。これって本当に自分の思っている事はいえないわけで(特に沖縄のように言論規制がかかっているところでは)それを読んだ読者の思想を左へ持っていっているわけですよね。結局マスコミがやっている事は今も戦前と同じ事ですよね。
(愛国主義と自虐主義の違いはありますけど)
高教組は? (偶然)
2007-09-08 17:52:37
県立学校長とあるので、高校・特殊学校ですね。
校長からの半強制的な参加呼びかけに、高教組はもちろん反対するのですよね?(笑)上からの一方的な呼びかけには答えられない。これは個人の思想・信条の自由に介入する呼びかけであると。

次は義務教育学校がターゲットですね。
負の連鎖 (狼魔人)
2007-09-08 19:50:25
前慶良間人さん

>「あぶり出し」等で、参加せざるをえない方向に追いつめていくやり方

なるほど、強制ではなくとも「あぶり出し」ですか、隠れキリシタンの踏み絵のようなもんですね。

沖縄も住みにくくなりますね。



ヒロシさん

>沖縄の新聞に驚いたのは市町村長アンケートです

今回に運動のスタートもタイムスによる「教科書のわい曲どう思うか」といったアンケートをしたら、全市長村長が反対することは分かりきったこと。

それを承知で既成事実を積み重ねていくのが沖縄マスコミの手口です。

結局二つの新聞が沖縄害毒を流していることに県民が気がつくべきですね。

>次は義務教育学校がターゲットですね

そのうち幼稚園が、いや保育園が「平和教育」の場になることもありえますよ。

このように負の連鎖続くと気が重くなりますね。



偶然さん

>校長からの半強制的な参加呼びかけに、高教組はもちろん反対するのですよね?(笑)

普通だったらそうなんですがね。

沖教組も教育長も同じ穴の狢なんでしょうね。



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