狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

教科書記述で集団自決の「軍強制」は削除!

2009-01-09 08:13:21 | 教科書

 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

  

集団自決の「軍強制」復活は困難  09年度高校教科書

 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、一部執筆者らが目指していた「日本軍が県民に強制した」との記述の復活は、2009年度から使う高校日本史教科書では困難となったことが8日、分かった。

 集団自決に対する検定で、「軍が強制」との表現を退けられた教科書会社5社が、文部科学省に記述の訂正申請をしない方針を固めたためで、印刷日程からも今春の復活は不可能とみられる。

 執筆者らは交渉を続けているが、集団自決については「軍の関与で、自決に追い込まれた」との現在の記述が当面続くことになりそうだ。

 文科省は07年3月末、集団自決について、これまで認めてきた「軍が強制」との記述を退ける教科書検定審議会の検定意見を公表。教科書会社は意見を受け入れ、「強制」の記述を削除したり修正したりして検定合格した。

 しかし、沖縄で07年9月、これに抗議する大規模な県民大会が開かれた。文科省は反発を考慮し、教科書会社側を促す形で訂正申請を受け入れたが、強制という表現ではなく「軍が関与」との表現で同年12月にいったん決着した。

2009/01/08 18:00   【共同通信】

                                            ◇

「集団自決」問題には次の二つの側面がある。

①「大江・岩波に対する出版差し止め」訴訟。

②「教科書検定問題」。

①の訴訟は最高裁にもつれ込んで判決待ちの状態だが、②の教科書検定では「軍命なし派」の勝利となった。

裁判官はマスコミ報道や「世論」を気にするというが、最高裁裁判官にとってこのニュースは大きな判断材料になると思う。

最高裁勝訴に一歩近づいたと当日記は見る。

 

一部執筆者らが目指していた「日本軍が県民に強制した」との記述の復活は、2009年度から使う高校日本史教科書では困難となったことが8日、分かった。

教科書業界は会社側と執筆者側で分裂していると前に書いたが、

分裂した一方の執筆者側はさらに分裂し、共同記事が正直に報じているように、実際に騒いでいるのは「一部執筆者」であり、その中でも2名だけがいかにも教科書執筆者を代表しているようなパフォーマンスをしているに過ぎない。 それをマスコミが針小棒大に報じるから、いかにも執筆者全員が怒りを表しているような印象を与えるのだ。

文科省は07年3月末、「集団自決」についてこれまで認めてきた「日本軍が強制した」との記述を退ける教科書検定審議会の検定意見を公表した。 

その直後、教科書執筆者の実情に詳しい現代史の専門家秦郁彦氏は次のように語っている。

再三引用するが、多くの執筆者の心境を「渡りに船」という絶妙の比喩なので以下に引用する。

秦郁彦氏は産経新聞(東京版)へのコメントで「軍の命令」が独り歩きした背景を探った上で、こう述べている。「教科書執筆者も(軍命が無かったことに)既に気付いており、今回の検定はいわば“渡りに船”だったのではないか」と。痛烈な皮肉と受け取った。>(産経新聞2007/04/01 05:06)

沖縄県民の大誤解 教科書検定

その後、「9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会」(「11万人集会」)を初めとする沖縄左翼の猛反発におびえた文科省は、「軍が関与」との表現で訂正受けたが、強制の記述は認めなかった。 

その一方、藤岡信勝拓大教授は、例え「関与」といえどもわざわざ教科書に記述すべきではないと文科省の妥協に反対していた。

曖昧な妥協は国を辱しめる 「軍の関与」も認めてはならない

ともかく教科書に「軍の命令、強制」が削除されることが決まったことは裁判にとっても大きな前進である。

>沖縄で07年9月、これに抗議する大規模な県民大会が開かれた。文科省は反発を考慮し、教科書会社側を促す形で訂正申請を受け入れたが、強制という表現ではなく「軍が関与」との表現で同年12月にいったん決着した。

結局、幻の「11万人」のバカ騒ぎは、運動そのものが幻となた。

あの大騒動は一体何だったのか。

 

さて、我が沖縄タイムスはこのニュースをどう伝えているか。

今朝(9日)朝刊の社会面の左トップの見出し。

教科書再訂正 ヤマ場

<会社側、消極姿勢  文科省も否定的>

執筆者は交渉継続

<教科書執筆者らはその直後から「記述が不十分だ」とし、再度の訂正申請を求めてきた。 しかし教科書会社は消極的で、検定意見が付いた5社は08年末までに申請しない方針を回答。

見出しで、未練たらしく「ヤマ場」とか「継続」と、例によって読者をミスリードしようとしているが、タイムスの悔しさが記事全体ににじんでいる。

微妙な違いだが、タイムスは共同記事のように「一部執筆者」と正直に書かず「執筆者ら」としているが、正確に報道すると、こうなる。

「執筆者ら」⇒「一部執筆者と左翼運動家たち」

ある執筆者は「『集団自決』訴訟などを通して新たな証言者が出てきており、実態がますますはっきりしてきた。 『集団自決』の記述は『軍の関与』では不十分で、学習上の支障がある」と強調。>

被告側が勝訴した判決でも「両隊長が軍命をくだしたり強制したという真実性はない」と事実上、両隊長の名誉は回復されている。

にもかかわらず、この執筆者は教科書に「軍の命令で自決した」と記述せねば「学習上の支障がある」と主張する。

このような反日執筆者が執筆する教科書は、例え「軍命令や強制」が削除されても、一事が万事で他の記述も推して知れる。

使わないのが一番だろう。

高嶋伸欣・琉球大学名誉教授は「教科書会社側が執筆社の申請要求を拒否するのは異例なこと。文科省の圧力が各社の動きを鈍らせたのは間違いない」と指摘。 一方で「強制性を裏付ける証拠、証言は十分に集まっており、文科省はいずれ折れる。時間がかかろうとも、沖縄県民はこの問題に関心をうしなったはいけない」と語った。

またぞろ「11万人」集会の仕掛け人の一人の高嶋氏がゾンビのように甦ってきた。

>「・・・沖縄県民はこの問題に関心をうしなったはいけない」と語った。

そう、夢よ再び、じゃない、幻よ再びで今年も「11万人」集会を開催しますか。

もっとも、今回は全国の関心の目がそそがれるので、幻の動員数は困難だと思うが。

とにかく高嶋氏は日本が大嫌いなようで。

沖縄の大学は反日教師の巣窟  高嶋教授の反日活動

沖縄タイムスは「教科書訂正ヤマ場」とか「執筆者は交渉継続」と大見出しで読者を惑わしているが、

教科書問題では敗北を自覚しているのは実は沖縄タイムス自身であり、以下に記した過去記事の「落胆」「怒り」の見出しで明である。

落胆?怒り?沖縄タイムスの教科書検定記事

 

「集団自決」問題も、教科書検定では勝利であり、最高裁判決に対しても勝訴への大きな前進である、と思う方、

クリックで応援を・・・。

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 【追記】13:00

沖縄タイムス記事がアップされたので琉球新報記事と共に、保存資料として全文コピペしておきます。

 2009年01月09日【朝刊】 社会 

教科書再訂正 ヤマ場/「集団自決」修正【01月09日】

会社側、消極姿勢・文科省も否定的/執筆者は交渉継続


 沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」の記述から日本軍の強制を削除させた教科書検定問題で、二〇〇九年度の高校日本史教科書に強制の記述を復活させるのは難しい情勢となってきた。教科書執筆者らは文部科学省への再訂正申請を目指してきたが、教科書会社側は消極的な姿勢を崩さず、文科省も訂正に応じる可能性は低い。印刷日程が迫る中、執筆者らは今月中旬にも再び教科書会社と交渉し、復活要求を続ける方針だ。

 文科省は〇七年三月末、「集団自決」についてこれまで認めてきた「日本軍が強制した」との記述を退ける教科書検定審議会の検定意見を公表。その後、県内外からの猛反発を受けて「軍が関与」との表現で訂正を受け入れたが、強制の記述は認めなかった。

 教科書執筆者らはその直後から「記述が不十分だ」とし、再度の訂正申請を求めてきた。しかし教科書会社側は消極的で、検定意見が付いた五社は〇八年末までに申請しない方針を回答。中には「文科省とトラブルを起こしたくない」と拒んだ社もあったという。

 また、仮に教科書会社が再訂正申請に踏み切ったとしても、文科省幹部は「訂正を認めるには、現在の記述では学習に支障があるという根拠が必要。軍の関与という記述に問題はない」と述べ、申請が認められる可能性は低いとしている。

 それでも、執筆者らは「納得できない」として、うち二人は今月内にも教科書会社と再度協議を行う予定だ。

 ある執筆者は「『集団自決』訴訟などを通して新たな証言が出てきており、実態がますますはっきりしてきた。『集団自決』の記述は『軍の関与』では不十分で、学習上の支障がある」と強調。「訴えなければ納得したと思われてしまう。文科省の見解をはっきりさせて社会的議論につなげるのが教科書会社の責任だ」と話した。

 高嶋伸欣・琉球大学名誉教授は「教科書会社側が執筆者の申請要求を拒否するのは異例なこと。文科省の圧力が各社の動きを鈍らせたのは間違いない」と指摘。一方で「強制性を裏付ける証拠、証言は十分に集まっており、文科省はいずれ折れる。時間がかかろうとも、沖縄県民はこの問題に関心を失ってはいけない」と語った。 (沖縄タイムス)

                   ◇

「軍強制」復活は困難 5社が再訂正申請せず(2009.1.9)

 【東京】沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)をめぐる高校歴史教科書の検定問題で、「軍の強制」という記述を削除された教科書会社5社が8日までに、2009年度から使う高校歴史教科書に向けた再訂正申請はしない方針を固めた。5社中、2社の執筆者らは1月中旬にも再度、会社側と協議し申請を求める方針だが日程は決まっていない。印刷の日程からも今春の復活は困難だ。集団自決については「軍の関与で自決に追い込まれた」との現在の記述が当面続くことになりそうだ。
 執筆者らは教科書会社の対応を見ながら、最終的に応じる姿勢を見せなければ1月末にも文部科学省に対し抗議の声明を出す。
 執筆者らは07年、教科書検定意見が付された歴史教科書の「集団自決」の記述で、「軍の強制」を示す文言が削除されていることを問題視。文言の復活を目的に訂正申請する方向で検討を進めてきた。
 ところが教科書会社は07年の訂正申請で「軍関与の記述は認められた。これ以上の記述は難しい」という態度で当初から拒絶の姿勢だった。
 5社中、3社に関しては執筆者や編集者らの間でも再訂正申請を行う方針を確認できなかった。2社は会社側と協議を重ねてきたが、拒否の姿勢は変わらず、申請は先送りをせざるを得ない状況だ。(琉球新報)



 

ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「琉球処分」が沖縄タイムス... | トップ | 異説・沖縄語講座 »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ni0615)
2009-01-09 11:33:18
どうやら狼魔人さんは大阪高裁判決をお読みになっていないようですね(笑)。

大阪高裁判決は、12月の検定審小委員会見解を全面的に評価した判決ですから、教科書会社がどう行動しようと判決に抗したわけではありません。

教科書で勝った、というなら、高裁でも勝った、といわねば成りません。つまり、狼間人さんのご趣旨を是とすれば、はなから上告の理由が無く、戦隊長がわ原告はさっさと最高裁への上告を取り下げねばなりませんね。

強制性? (ヒロシ)
2009-01-09 12:40:53
高嶋先生のおっしゃる「強制性」?
住人にとっては
軍人<<学校並びに役場職人
という力関係があったことはひた隠しですね。
そもそも「強制性」であって「命令や強制」ではない事をご自分でよくご承知でしょう。
最終的には自己判断で「自決しない」ことを選択した方もたくさんいるのですから。
高嶋先生が名誉教授である事は琉球大学に取って不名誉なことだとおもいます。
Unknown (涼太)
2009-01-09 19:59:24
狼魔人様

例の偽11万集会で、わざわざ高校生を使って「軍の関与を消さないで。」と訴えさせ、その結果「軍の関与」は残ったのに、 
>>「『集団自決』の記述は『軍の関与』では不十分で、学習上の支障がある」と強調。」
とは、まったく支離滅裂です。むしろ、「軍の命令、強制」を証明できなくて「軍の関与」とか「軍の構造」などと論点をそらしたのは被告側です。
後は、大阪高裁が認めなかった名誉毀損の問題が残りましたが、常識的に考えて事実に基づかない非難、中傷ですから当然名誉毀損だと思います。先日民主党の永田元議員が自殺しました。心からご冥福をお祈りします。
発端は、偽メール事件で武部議員のご子息を非難中傷したことにあります。いかに本人が真実と信じていても、事実に基づかない非難中傷が、いかに危険かこの事件は教えてくれました。武部議員が訴えれば当然名誉毀損になると思います。「沖縄ノート」も事実に基づかない以上名誉毀損にあたると思います。事実は一つ「軍の命令」は証明されていないのです。被告側も「軍の関与」で不十分なら「軍の命令」を証明すれば良いだけの話です。
Unknown (狼魔人)
2009-01-10 13:29:24
◆ヒロシさん


>最終的には自己判断で「自決しない」ことを選択した方もたくさんいるのですから。

自決し現場に軍がいて強制したわけではなく、自決を選択したのはご本人です。でも金城重明氏のように親兄弟や、他人まで殺害し、本人は生きのびているので、「めいれい、強制」で、やむを得なかったと、いい続けるでしょう。例え最高裁で「強制」はなかったと判決がでても。


◆涼太さん

>「沖縄ノート」も事実に基づかない以上名誉毀損にあたると思います。

大江と岩波の「表現の自由」を守るためには「名誉毀損」や「人権蹂躙」は我慢せよ!
これが小田裁判長の判決です。 元軍人は公務員だからというのなら、この判決は公務員、公務員ОBにとって恐怖の判決です。 最高裁では必ず逆転します。


>事実は一つ「軍の命令」は証明されていないのです。被告側も「軍の関与」で不十分なら「軍の命令」を証明すれば良いだけの話です。

仰る通り、「軍命或いは強制」の」挙証責任は被告側にあるというのが常識です。

それが証明できていないのに被告側を勝訴さえようとするから、分かり難い判決になるのです。

コメントを投稿

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
細川徳生氏へエクスチェンジについての公開質問状 (被告 細川徳生チャンスイット裁判中)
細川徳生氏へエクスチェンジについての公開質問状 NSR株式会社 代表取締役 細川 徳生 殿 株式会社DPGホールディングス  取締役 兼 クロス・エー 取締役 松田 純弘 殿  株式会社エクスチェンジについて質問をしていますが、回答が無いため、 公開質問状...