狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

歪曲された沖縄戦の歴史を取り戻す!

2013-07-06 11:19:44 | ★パンドラの箱訴訟

  ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)
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沖縄2紙に掲載される沖縄戦関連の記事を見るたび、疑問に思うことがある。

「二度と戦争を繰り返さないため、沖縄戦の実相を記録に留める」との謳い文句は立派だが、読者がそこで目にするものは、徒(いたずらに)に日本軍への憎悪をかき立てるような、「日本軍の悪行」を」糾弾する記事ばかりである。

これらの記事を連日読まされた読者にとっては、沖縄戦とは「沖縄住民を虐殺するため沖縄に来た日本軍から米軍が沖縄を解放した戦争」などと錯覚するくらいの酷い記事のオンパレードである。

だが、実際はどうだったのか。

日本軍は連日沖縄メディアが糾弾するほど「残虐非道な日本軍」だったのか。

いやいや、そうではない。

少なくとも、沖縄メディアに「残虐非道な日本軍」が登場するのは、祖国復帰以後である。

サヨク学者や援護金を受給したプロ市民の中には「援護法のカラクリ」という言葉を常用し、国が歴史を捏造し県民の口封じのため「わずかな金と、靖国の『英霊』に祀られという美名で、沖縄戦の実態が隠蔽される。」(「靖国合祀訴訟」の原告金城実氏)などと主張する者がいる。

果たして援護金は「わずかな金」だったのか。

沖縄戦の歴史を歪曲した真犯人は反日サヨクではなかったのか。

援護法の研究者を自認する石原昌家沖国大名誉教授は「産業らしい産業がない(復帰前の)沖縄で大きな収入になったのは、軍用地料と援護金だ」と証言している。

自身も援護金申請の手助けをしたという石原氏によれば援護金は、「ここ何十年からは、年間一律でおよそ196万円(1人頭で)」受給しているという。

「慶良間(諸島)で家族のうち四人が集団自決をした場合は、196万円かける四人で、800万近く」になるという。

金城実氏の言う「わずかな金」どころか、膨大な金が、「援護金の拡大解釈」により「本来は適用されない」はずの沖縄の民間人に支給されてきたことになる。

だが、沖縄戦にからむ援護法の実態を検証すればするほど援護法のカラクリを利用して沖縄戦の歴史の捏造を企てたのは、これら反日サヨク陣営であることがわかってくる。

反日左翼陣営が付け込んだ援護法のカラクリとは、援護金申請に際し、国(厚生省)が示した沖縄に対する「善意」であった。

本来なら軍人・軍属にしか適用の出来ないはずの援護法を沖縄戦で戦没・戦傷した民間人に適用しようとする国の善意は、「沖縄の民間人は軍人並に、軍人以上に戦った」という「口実」が書類記入上不可欠であった。

勿論、申請する側の遺族側にも「軍人に負けないほど立派に戦った」という自負と誇りがあった。

彼らは、昨今反日サヨクが喧伝する「残虐非道な日本軍」などとは微塵も考えていなかった。

では、沖縄県民に対する国の「善意」は何処から出て来たのか。

先日、西村眞悟講演会に参加したとき、一番印象に残ったのは、「沖縄戦の(歪曲された)歴史を取り戻す」という言葉だった。

そして沖縄戦の実相を解明する第一級資料は大田実海軍中将が残した長い電文だという。

通常軍人が報告電文を書くときは、できるだけ簡潔にしかも内容は軍事に限られる。 だが自決を決意した大田中将は、「本来は県知事の仕事」と断りながらも、止むにやまれぬ沖縄県民の奮戦に対する気持ちを伝えるべく「沖縄県民斯ク戦ヘリ県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」と、最後を結んだ。

大田中将の遺志は国の援護法の「県民への大甘適用」という「善意」となって、国(厚生省)へと受け継がれた。

筆者は大田中将の遺志が、いきなり厚生省に直接引き継がれたのではなく、2人の人物を経由して引き継がれたと考える。 

これについては後で詳述する予定である。

さて、援護金申請書に「軍命による」あるいは「隊長命令による」と記入した援護金受給のための方便に着目したのが、本土復帰後の沖縄と本土との分断を目論む反日サヨク勢力である。

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コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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Unknown (宜野湾市民X)
2013-07-06 13:42:33
8日から始まる「「貶められた旧日本兵-「援護法」に隠された沖縄戦の真実」の連載、期待しています。

どう考えても「残虐な日本兵」だけが沖縄戦に参加したということはおかしいです。
歪曲された沖縄戦史を取り戻して下さい。
期待します (ヒロシ)
2013-07-06 14:16:20
来週の紙面とともに田母神講演会が楽しみです。
Unknown (無法者キラー)
2013-07-06 15:11:57
沖縄戦を歪めた反日サヨク複合体への挑戦、期待しています。
ネットの普及した昨今、読者の協力があれば「援護法のカラクリ」による歴史改竄など粉砕できます。ヤツらに最近焦りの様相が見え始めています。
天の配剤に感謝 (安仁屋正昭)
2013-07-06 20:25:38
天はよくぞこの時期に強烈なカンフル剤と執刀医を用意して下さったと感謝したい
この連載により、沖縄の復活がなされることを大いに期待したい

また、大東亜の大義に殉じた全ての英霊の為にも、
沖縄戦史を覆おう怨念の闇をその痕跡すら残らないように吹き飛ばして頂きたい
Unknown (涼太)
2013-07-07 01:50:12
狼魔人様

赤松さんも梅澤さんも沖縄の窮状を思えばこそ、ありったけの罵声を浴びても、あえて反論はしていません。
それを良いことに左翼団体はやりたい放題でした。
何度も書きますが、集団自決裁判の一審判決が出た頃ネットに、「どうせ黙っているなら最後まで黙って死んでいけよ。腐れ軍人が。」とか「日本軍は壕にこもって民間人を追い出して逃げ回った。」言う内容の書き込みが多くみられました。
私は、この書き込みを見てこの問題は徹底的に決着を付けたほうが良いと思いました。
32軍は圧倒的物量の米軍に対し、壕にこもり敵を引きつけて、反撃する作戦をとっています。薩摩の戦法「捨てガマリ」を参考にした戦闘作戦です。
シュガーローフの戦い、嘉数の戦いなど米軍に甚大な被害をもたらしています。精神を病んで戦線離脱する米兵が後を絶たず、米軍が戦場トラウマを研究し始めたのも沖縄戦です。
一方で富村順一さんが「隠された沖縄戦記」で書かれていますが、南部で悲惨な戦闘が続いている最中にも、すでに米軍から報酬を貰い働く人達も多く存在しています。琉球新報しかりです。
日本軍はよく戦ったと思います。その方達の犠牲の上に、世界から尊敬される現在の日本があると思います。
狼魔人様の連載期待しております。
Unknown (涼太)
2013-07-07 02:05:49
狼魔人様

沖縄県史編纂所も左翼に乗っ取られ、編纂目的も「日本軍を徹底的に貶める。」ですから、まともなな県史など出来るわけもありません。左翼の圧力で証言を翻す人達も後を絶えませんが、沖縄の救いは狼魔人様、上原さん、星さん、恵さん、奥さん、照屋さんなど沢山の志士が存在することです。

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