狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

疑惑の僭主・小沢大魔王!

2010-01-10 08:54:53 | 県知事選

 人気blogランキングへ クリックお願いします 

 

「小沢家の紙袋はよっぽど頑丈なのだろう」

「小沢家の箪笥はよっぽど巨大のなのだろう」

小沢氏のたんす預金4億円を紙袋に入れて石川議員に渡したという記事を見ての感想である。

麻生内閣のころは「高級ホテルのバーで飲んだ」とか「カップラーメンの値段を知らなかった」とかで、庶民性を問われ「首相辞めろ」の大合唱だった。

鳩山首相は毎月母親から1500万円のお小遣いを貰って「知らなかった」ととぼけた発言をしても「首相を辞めるには及ばない」という。

四億円の「たんす預金」を紙袋に入れて土地購入資金に当てることと、高級バーで飲むことでは、どちらが庶民性をかけ離れているか。

 

「小沢先生のたんす預金」と供述 土地購入原資で石川衆院議員
 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年、簿外で小沢氏から提供された4億円以上の資金を土地購入費などに充てたとされる問題で、当時事務担当だった元私設秘書の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が東京地検特捜部に「資金は小沢先生のたんす預金だったと思う」と供述していることが9日、関係者への取材で分かった。

 石川氏は、資金提供があったのは土地購入前の04年10月上旬だったとし「先生に呼び出された(陸山会所有の)東京・元赤坂のマンション一室で、現金4億円を小分けにした束が入った複数の紙袋を手渡された」と説明しているという

 特捜部は、小沢氏側へのゼネコンなど建設業界からの献金の一部が購入費の原資に充てられた可能性があるとみて、あらためて石川氏を聴取し、供述の信用性を検討することにしている。

 04年10月当時の業界側の動きとしては、小沢氏の地元岩手県奥州市で建設中の胆沢ダムの工事で下請けに入った水谷建設(三重県桑名市)の関係者が「参入目的で現金5千万円を小沢氏秘書に渡した」と特捜部に説明していることが明らかになっている

2010/01/09 20:52   【共同通信】

                                         ◇

連日新聞のトップを飾る小沢一郎氏関連の「政治と金」にまつわる疑惑報道を見ていると、「疑惑のデパート」或いは「疑惑の総合商社」と辻元議員に命名された鈴木宗男氏が可愛く見えてくるから不思議だ。

中堅ゼネコンの水谷建設が小沢ダム、もとい、丹沢ダム工事の「参入目的で現金五千万円を小沢氏の秘書に渡した」というのなら、これはどう考えても贈収賄であろう。

検察の追及はともかく、テレビキャスター達の月曜日からのコメントがますます楽しみである。

続出する疑惑のあまりの多さに、読者の涼太さんもたまりかねたのか次のようなコメントを下さった。

 2010-01-09 23:33:15 涼太

脱税に、公金横領に、贈収賄、何でもありですね。
障害者福祉悪用ネズミ利権もあります。
中国への接近や、外国人参政権も利権の匂いが、プンプンします。北朝鮮問題しかりです。今後中国で何か事業をしたいと思う企業は、小沢幹事長を通さないといけないんでしょうね。例えばアメリカなどのような成熟した市場では、いろんなルートがあり利権は発生し難いが、中国の様に独裁国家では、もろ利権が発生します。

 

■疑惑の僭主・小沢大魔王の恐怖!-民主党内に批判の声なし!

口から先に生まれたような辻元議員も今では閣僚の一員になって、すっかり、歌を忘れたカナリヤにってしまった。

鈴木議員なら「疑惑の総合商社」だが、小沢氏なら総合商社の桁がちがって、適当な形容詞が見つからない。

「疑惑の総合商社」の上に君臨する「疑惑の大魔王」ぐらいしか思いつかない。

それにしても民主党の中から、物言えばなんとやらで、粛として声なしなのも大魔王が怖いからなのだろう。

大魔王という言葉は「ハクション大魔王」などから愛嬌あるキャラクターを連想して、小沢氏のダーティなイメージを表現しきれない嫌いがある。

僭主という聞きなれない言葉で小沢独裁を書いた文があるので、これが陰の独裁者小沢氏にはぴったりである。

そこで「疑惑の僭主小沢大魔王」と言い換えておこう。

小沢氏の「選挙や党務は小沢、政策は鳩山」という発言とその僭主的行動で、「内閣の最高責任者は鳩山首相だが、党の最高責任者は小沢幹事長である」という錯覚に陥ってしまっている。

党務や選挙の最高責任者は本来は政党の党首である。

だが民主党代表たる鳩山首相は当初からこの面でのリーダーシップを放棄して、小沢一郎幹事長を頂点とする僭主的存在を許してしまっている。

以下の引用文の太字強調は引用者が施した。
━━━━━━━
「現代の僭主」
━━━━━━━


    山内 昌之 

「僭主(せんしゅ)」という言葉がある。もともとは、古代ギリシャの
ポリスで非合法な手段で支配者となった人物を指した。貴族出身でありながら平民の不満を利用し、その支持を得て権力を掌握した支配者のことだ。

「僭」という漢字は、節度や序列を破る意味を指したようだ。僭主のギ
リシャ語から派生した英語の「タイラント」という言葉からも知られる
ように、僭主は暴君の意味にもなる。ギリシャで「強い者」を意味した僭主は、傲慢(ごうまん)に人を支配し、不正を働き、法や公正を守らない者を指すようにもなった。僭主は正当な君主から政権を強奪したからである。反対に理想的に言えば君主とは支配権が正当に与えられ、正義を行い、法に従う者とされた。

以上は14世紀イタリアの人文主義者サルターティの「僭主論」(池上俊
一監修『原典イタリア・ルネサンス人文主義』所収)に負っているが、
一国の宰相として鼎(かなえ)の軽重を問われがちな鳩山由紀夫首相のリーダーシップ問題を考える上でも示唆を与えてくれる。

昨年12月末の世論調査では、鳩山内閣の支持率は48%に落ち込み、首相の指導力を評価しない人は74%を超えた。首相のリーダーシップに国民の目が厳しいのは、民主党トップの地位にありながら政策執行の責任者としての存在感が薄い点と無縁ではない。

選挙の最高責任者は最終的に政党の党首であるはずなのに、民主党代表たる首相は最初からこの面でのリーダーシップを放棄して、小沢一郎幹事長を頂点とする別の権力構造の自律的存在を許してしまった。

それどころか、政府の専権事項の予算編成にも、マニフェストの一部を放棄させ、特定の陳情を優先する党の力の波及を許してしまった。藤井裕久財務相の辞任には心から同情を禁じえない。

これらはすべてでないにせよ、古代のギリシャ人やローマ人が問題にした君主と僭主との関係にも似た政治力学の結果かもしれない。

外交でも鳩山首相は、習近平中国副主席の天皇陛下との会見問題で外からの各種圧力に屈したといわれても仕方がない。

普天間問題で、首相は日米関係という外交安全保障の要をまるで理想と幻想のはざまで眺めるような主観的願望にこだわった結果、本来は政策にかかわらないはずの小沢幹事長による移転代替案の示唆を許した。

一般的に、市民が政策決定に参加する政体では古代から世論の動きが影響力をもつので、市民の熱狂が国益を基礎とした合理的な判断力を曇らせた場合も多い。

安全保障の領域では市民や世論に決定を委ねず、国全体の条件や安全保障環境に照らして指導者が大局的に判断する責任も大事になる。

これは外交安保におけるリーダーシップの基本であり、その意味は過去も現在も変わっていない。短期的な選挙の利益で判断のタイミングを見誤ると、長期的な平和の機会を失い、国益を損なう危険が大きい。

政治を長期で考えるには、政治家と市民の双方に忍耐力が求められ、国民生活の繁栄と幸福の基礎たる安全保障環境を短期で損なう愚を避けるべきなのだ。

かつてイタリアの政治運動家アントニオ・グラムシは『現代の君主』と
いう論述を著したが、今の日本人に必要なのは『現代の僭主』という書
物かもしれない。
東京大学教授(やまうち まさゆき)産経新聞 

2010.1.8 02:54 【歴史の交差点】

                     ◇

小沢氏の「政治と金」の疑惑解明は検察の正義を信じ、その捜査を待つとしても民主党に政権を委託した国民への説明は放置できないはずだ。 説明如何によっては幹事長辞任は勿論、谷垣氏の主張どおり議員辞職も当然である。⇒自民・谷垣総裁、小沢氏に議員辞職要求の構え 

「疑惑の僭主」小沢氏の議員辞職を要求する方、

クリック応援お願いします。

 

 人気blogランキングへ クリックお願いします 

 


                                                ◆

【追記】  お知らせ!

沖縄と共に『自立国家日本』を再建する草の根ネットワーク

祝・日米安全保障条約50周年

「日米同盟で自由と平和を守ろう!」
デモ集会 in 名護

~もうだまされない!民主党亡国政権!~

【デモ集会日程】
日時:1月17日(日) 名護市 13:00~

<一部:平和シンポジウム>
時間:13:00~14:00
場所:大西区公民館  沖縄県名護市大西3‐8‐12
TEL 0980‐52‐4630

<二部:平和行進>
時間:14:50~16:00

【参加申し込み】
必要事項をご記入の上、FAX 又はメールにてお申込ください
FAX: 098-885-7200 Email:tokutome1603@ezweb.ne.jp

お名前:____________________

電話番号:__________________

E-mail:__________________

http://jiritsukokka.com/cat3/117.html

 


 


コメント (4)