”打ち過ぎ”で負けることがよくあります。しかし緩んで負けるよりはマシかとどちらかと言えば頑張ってしまう傾向にあります。図1は例会におけるS先生との一局。
白のダメ詰まりをついて、①と出切りを決行しましたが、この手が自分の足元を見ない打ち過ぎの一手でした。白に⑧と戻られてみると、黒の大石が被告の立場になり、何とか生きましたが後手を引き非勢に。①では、⑧と渡って先ず地を確保してから出切りを狙うべきでした。はやってついやり過ぎてしまうパターンです。まさに”過ぎたるは及ばざるが如し”です。この後も手どころでミスを重ねいいところなく負けてしまいした。これが今年の打ち納めでしょうが、小生のこの一年を象徴するような一局でした。来年はもう少しマシな碁を打ちたいものです。
図1 S先生との一局(小生の定先)