エンジンの調子はいいものの、スタータクラッチの滑りが再発してしまったFJ。3年ほど前に交換したんだけどなあ・・・。
特に冬の間は滑りまくりだった。
オイルの低温粘度を10Wから5Wのものに変更することで、滑りは軽減されたんだけど、根本的に対策するにはスタータクラッチを交換するしかない。
FJのスタータクラッチはクランクケースを割らないと交換できないので、ここは頑張ってエンジンOHをしてやろうと思う。
これはオークションで入手したXJR1200のエンジン。
走行距離は1万Km以下とのことなので、こいつのクランク・シリンダー・ヘッドなどをFJに移植してリフレッシュしてやろう。
『走行距離は1万Km以下』ということだけれど、オークションで買ったこともあり、本当かどうかは判らない。
でも分解してみれば大体のところは見当がつくだろう。
見たところ塗装が少しヤレているけど、大きな傷や割れはないようだ。
ヘッドカバーを開ける。
カムの齧りや傷はないようだ。
ここのカムチェーンガイドを外してみると
当たりは付いているけど、状態は悪くない。
カムチェーンテンショナーを外してチェーンを緩めてから
カムシャフトを外す。
カムシャフトジャーナルの状態も問題はなさそう。
パルシングローターを外す。
シリンダヘッドボルトを外す。
2014/03/16
FJのフレームに入れるには、1~2cmフィンを削らねばならないからです。
それと、ヘッドカバーはFJのタンクに干渉するらしいですよ。
ちなみにですが、私が手に入れたXJRのカムは47Mの刻印がありまして多分FJと同じと思われます。
どういう訳か、今のところスタータークラッチのスベリは出ておりません。
そう、ヘッドの幅が3cmくらい違うようです。
もう少し後の記事でアップしますが、左右を1cmくらいずつ削ってみました。
実際に取り付けてみて干渉するようなら、再度削ろうと思っています。
カムは3CVとXJRで部品番号が共通ですので、プロファイルも同一ですね。
XJRのヘッドカバーは背が高いので、タンクに当たるようならFJのものを使おうと思っています。
スタータクラッチの滑りは羨ましいことに起きない個体もあるようです。
好きでOHするし、自分の経験値が上がるのでいいんですけどね。
このゴム、FJにはないんですよ。
地味に改良されているんですね。
SRとSRXも横に付いていましたね。
スタータクラッチ、2度目の交換をするということですか??
そうです。
どうして再発したのかなあ・・・
分解してよくチェックしてみないといけませんね。