ヘビーメタルとプロレス

私は昭和５６年からプロレスファンなんですが、散々馬鹿にされてきました。
そして昭和６１年頃からヘビーメタルを聞いてきてますが、これも散々馬鹿に
されてきました。
プロレスは「八百長」メタルは「騒音」と言われ続け・・
それにことごとく反発してきたのですが。

そして、メタル好きな人にプロレスファンが何故か多いんですよねぇ・・。
プロレス会場にもメタルの会場にもマニアックというか、アキバ系の人が
かなり多く居ます。決してオシャレな雰囲気は無いのですよね。

プロレスラーの入場テーマ曲としてもメタルは多く使われています。
典型的な例はロードウォリアーズにブラックサバスのアイアンマン。
若手時代の武藤啓士はヨーロッパのファイナルカウントダウン。
谷津義章も同じくヨーロッパのラブチェイサー。
アジャコングにはジューダスプリーストのヘリオン～エレクトリックアイ。
ダイナマイト関西がプリティーメイズの2ndのB面の２曲目「アッハッハ！」という
曲ですね。
後UWFインター時代の高田延彦のテーマ曲をピロピロ早弾きで
作曲したイングウェイ。
（ベイダー戦でインギーは高田に花束渡してたな。すぐボツになったけど・・）

まあ、メタルではないですが、
ザ．ファンクスにはクリエイションのスピニングトーホールド。
ブッチャーにはピンクフロイドの吹けよ風、呼べよ嵐。
まあ、その他、まだあると思いますが・・・・。

メタルは９３年頃やってきたグランジブームでHR/HM界は衰退。
そしてプロレスは０１年頃に発売されたミスター高橋著の
「流血の魔術、最強のショー」によるプロレスがショーである暴露。
共にどん底に落とされ、メタルはこの数年でやっと復活気味、
プロレスは今どん底に落ちてます。
まあ、プロレスはヒクソングレーシーVS安生、高田戦でかなり地に落ちましたが。
プロレスラーを名乗るまあ、純プロレス歴は長くない
桜庭や、藤田がいくらか溜飲を下げてくれましたが。

でも、プロレス＋メタル、共にバカにされやすいこの２つのジャンル、
共に好きになる人が多いのは何でだろ・・・？
ファイティングスピリット？？
何故か共に惹かれあうのですよねぇ・・・・。

でも先日の永田VS越中は良かった！
メキシコで三沢に置いていかれ新日本に入団、
高田や馳との抗争、平成維新軍、親日退団と波乱万丈なプロレス人生ですが
最近の異常な越中人気、48歳のサムライオヤジ魂を見せてくれました。
それに受けて応えた永田も立派でした！