Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

胸いっぱいの愛を

2017年07月05日 | 日々、徒然に

午後から進行中の本について

いろいろと打ち合わせ。

デザイナーさんとは初めてお会いするので、

状況などをうかがいつつ、相談。

校了が21日と聞いて、驚愕する。

あと2週間ぐらいしかないなあ、と。

 

打ち合わせが終わり、

駅に向かっていたら、急に肉が喰いたくなった。

トンカツにするか、と思って、

駅近くのビルの地下(やたらに深い)にある

それはそれはやさぐれたトンカツ屋に入る。

親爺がひとりでやっている店で、

濁った声で「いらっしゃい」と素っ気ない。

ロースカツを頼んだら、3分と経たずに運ばれてきた。

ちゃんと揚げてるのかな、と思いながら食す。まあ普通のトンカツだ。

味噌汁はほぼ味がない。お湯みたいで、

ご飯も量が少なかったりする。

 

隣の席のあんちゃんは、

同じくロースカツを食していたのだけど、

「あのお。塩とコショウください!」と。

親爺はびっくりした顔で、塩を持ってきた。

「コショウもください!」とあんちゃん。

「ソースで食べてくださいよ」と言いながら、

業務用のコショウを持ってくる親爺。

あんちゃんは、ロースカツの横にこれでもか、

と塩とコショウを盛って、美味そうに食すのだった。

 

塩で食す、といえば、

4月ぐらいに大阪に行ったとき、

梅田の怪しいトンカツ屋で、「塩とんかつ」というモノを食したっけ。

トンカツに塩も悪くないけど、やっぱりソースに

和ガラシをぴりりと効かせて食さないと、と思っていたら、

あんちゃん、あっという間にロースカツを食して、

お金を払って去っていくのでした。

こっちはまだ3切れほどトンカツが残っている。

なんだか胸がいっぱいになってきた。

 

 

コレが大阪で食した「塩とんかつ」です。

いや、不味くはないんですけどね。でもね。

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