Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

焼きそばブルースを聴かせてくれ

2016年12月07日 | たまには音楽でも

ザ・ローリング・ストーンズの新譜、

「ブルー&ロンサム」を聞く。

前作「ア・ビガー・バン」から11年。

ミックが73歳でキースが72歳。

チャーリー75歳。最年少のロニーが69歳。

そんなジジイたちの最新作はブルースのカバー集。

「新曲が聴きたかった」「青ベロのジャケって安易じゃね?」

といった雑音に心を惑わせていたけれど、

聞いてみたらなんともパワフルでスリリング。

ゾクゾクするような快感が全身を駆けめぐる。

 

 

それにしても、ミックのボーカルとハーモニカが圧倒的。

もちろん他のメンバーの演奏もすごいと思うのだけど、

このテンションの高さは何なんだろうというぐらいの勢いだ。

 

ブルースなんて、正直、よく知らないのだけど、

ビートルズやディラン、ザ・バンドにクラプトン、ツェッペリン。

あと、RCサクセション。憂歌団。

さらにクリント・イーストウッドのドキュメンタリーなどで

知らず知らずのうちに学んでいるというか。

でも、かろうじてブルースのことが理解できるのは、

なんといってもストーンズのおかげだと思うわけで。

 

個人的に、ブルースは仕事に疲れて焼きそばを喰らうときに

聞く音楽だと思っている。

やさぐれた心にじわじわと

しみわたってくるのがブルースというものだ。焼きそばブルース。

ストーンズのこの新譜は、じわじわというより、

ずんずんと心の中に迫ってくるのだけど。

コメント
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