二代目市弘ノミ探している人いますか？

　新年最初の記事は業界ネタです。


先日テレビ東京の「開運！なんでも鑑定団」で放送されてから一躍注目されている
二代目市弘ノミですが、このノミを持っている人からお借りすることができました。

番組で紹介されたものは三枚裏の12本組でしたが、こちらは一枚裏で10本組。

そして番組のものははっきりしなかったけれど、こちらは角打ではなく
価格が高い面取タイプです。




刻印は、二代目市弘が使っていたというひょうたん型の中に月と「市弘」の
文字。



このノミの持ち主は、「市弘」の商標の権利を持っていた会社に勤めていたとの
ことですので出所は間違いないでしょう。

テレビ放送後、たまたま持ち主が友人に「自分も持っている」と話したことから
私にまで話が広がってきました。

間に入った人のお話では「売りたい」ということでしたが、ご本人と電話でお話したら
「別にあわてて売らなければならないことはなく、ただもう１組持っているので
道具として使ってみたい方がいれば譲ってもよい」とのことでした。

本数や裏が違うけれど、番組では300万円の鑑定価格がつきました。

当然そんな価格ではないのですが、あまり安いと市弘さんに対して失礼にあたるからと
それなりの価格を設定されています。


本気で欲しい方は「越後の大工刃物・大工道具」で価格をお問い合わせください。