toast日記

朝食べるパンはおいしいものに限る。それを楽しみに毎朝頑張って起きるのですから。

横浜にてドガ展

2010-11-25 22:09:05 | 美術館やギャラリー
オイルパステル大好きっ子なので
ドガ展に行ってきました。

今年は印象派展が目白押しで
いっぱい行きましたが
前売り券を買ったのはドガだけです。

11月の土曜日の会場はなかなか混んでいました。
でも並んで見れないことはない程度です。
年齢層は高め。


並んでいる作品は習作デッサン、版画が多くて
油、パステルはことのほか少なめ。
大作は他の展覧会でみたことあるものが多かったです。

大目玉の「エトワール」は案外小さく、でも迫力はすごい。
絵の存在感がパステルではないかのごとく。


ワイエス展でも思ったけど、
大きな一枚の絵のために、描き残している
パーツや画材違いの習作や、下絵の量、かけている時間を
見てしまうと、一枚にかける入魂の意気込みの違いを感じます。
版画に興味しんしん。

そういえば、そろそろ年賀状の時期なのでした。

★ドガ展 ~12/31(金)まで
 横浜美術館にて
 http://www.degas2010.com/

働きものの布と鉄 展にいった

2010-11-13 14:43:31 | 美術館やギャラリー
ご縁があって
omotoの作家、鈴木康人さんと智子さんの
展示にいってきました。

場所は表参道のおしゃれエリア一等地。
ひさしぶりのおしゃれ感にやや緊張。

omotoさんは、包丁と染め布の作品を作られていて、
手作りの包丁は、ごつっとしていて素朴なかっこよさがあり
かまどの隣でご飯を作りたくなる感じ。
あー、大根切ってみたい。

布は、柿渋と藍を使って染めたシャツや
もこもこの鍋つかみなど。

あったかい中に尖った所がみえかくれしてるような
作家さんの雰囲気をまるっと物にしたような作品です。
先週行ったので、丁度、出張茶茶カフェがオープンしていて
コーヒーがおいしかった。

使う人の生活になじんで色が変わっていく話などを
聞いていると、丁寧に道具と一緒に暮らすことが
どちらにとっても幸せなのよねぇ、と思う。


★働きものの布と鉄 展

会期: 2010年11月5日(金)~14日(日)
会場: かぐれ 表参道店
HP : http://www.kagure.jp/

まどみちお えてん

2010-09-11 20:22:30 | 美術館やギャラリー
まどさんは、童謡ぞうさんや「やぎさんゆうびん」
(黒ヤギさんが白ヤギさんのお手紙を食べる歌)の
詩を作った方です。

まどさんの絵は、抽象で色のきれいな絵が多く、
たまに詩に合わせてかかれていたりします。
サイズが小ぶりで精度が高いので、
日本の家屋やリビングにもすっきり似合いそう。

青っぽい黒いクレヨンの塗りつぶしや削りを多用していて
クレヨン、そうそう、いいよね、って感じ。

現在100歳を超えたところで、
いまも絵を描き続けているそうです。
元気~。

印象派の油っぽさに満腹感を感じている方に
オススメです。

ちなみに、川崎市市民ミュージアムは、おじいちゃんおばあちゃんの憩いの場で
広くてのんびりした時間が流れています。
常設の川崎市の歴史展示コーナーもこれでもか、というほど充実してました。
おなかがすいてしまい、漫画コーナーをあきらめたのが
自分としては心残りだなぁ。

■まどみちお えてん
 ―ある詩人の100年の軌跡、童謡・抽象画・詩―

 会期:2010/8/21~10/3
 場所:川崎市市民ミュージアム
 http://www.kawasaki-museum.jp/

オルセー美術館展

2010-06-22 22:49:00 | 美術館やギャラリー
国立新美術館 オルセー美術館展に行ってきました。

これはすごいです。
本当に有名な画家、絵、ざっくざくです。
展示も画家ごとに並べているので
感覚的に流れがつかみやすい。

日曜午前に行ったのだけど、ものすごい人で
モネ部屋は人垣の合間から絵を観ている感じ。

ドガ、モネ、セザンヌ、ロートレック、ゴーギャン、ゴッホなどなど
超有名作品をすごーい、すごーい、と見て回り
ロートレックの油っぽくない油絵とか
ゴーギャンのスカイブルーに赤、みたいな色調が
ステキでした。

あと、ナビ派というくくりで出ている
ドニ、ヴィヤールという方々の絵も良かったです。
単純な色と形でキャンバスを構成する感じで。

うーん、こんな人たちが同時期にいたなんて。
1900年近辺のフランスってすごい。

★オルセー美術館展
会期 2010/5/26(水)~8/16(月)
場所 新国立美術館 @六本木
時間 am10 - pm6、金曜日は午後8時まで

ルノワール ~伝統と革新

2010-03-22 11:00:02 | 美術館やギャラリー
新国立美術館のルノワール展に行ってきました。

日曜の閉館時ちょい間前にいったのだけど
おもったより混んでなかった。

箱根ポーラ美術館から結構借りてるみたいです。
国内の美術館蔵が多めで、個人蔵とか、企業蔵もちらほら。
やっぱり日本で有名な画家と喫茶店といえばルノワールってことで。

赤外線やX線による絵具調査とかのコーナーが充実してて、
最新機器で描き直しとか使った絵具の種類が丸はだかにされてた。
巨匠になるとうっかり変な下書きもかけないね。

ルノワール氏は晩年はリウマチで歩けなくなったんですが
亡くなる数年前まで絵を描き続けていたようです。
しかも晩年になるほど迷いのない筆さばき。
おじいちゃん、すごいよ。

★ルノワール ~伝統と革新 展
 国立新美術館@六本木
 2010年4月5日まで


 ルノワール展 特設ページ

2010 いけばな協会展 に行く。

2010-03-14 10:46:10 | 美術館やギャラリー
第49回 いけばな協会展のチケットを
華道部の部長からいただきました。

会場の松坂屋上野6階催事場につくと、
平均年齢50代くらいの方が行列に!
男女比はだいたい2対8くらいでしょうか。

いけばな協会というのは、
関東のいけばな作家さんが参加されている団体で
小原流や草月流など、○○派というものが58流派あるそうです。

流派ごとの特徴はわかりませんが、
役職付きの方の大作を並べてあるメイン通りは、
花っていうか、もう立体オブジェ。
どこから採ってきたのかわからないような太い幹とか
枝のオンパレードでした。

写真撮らなかったからいまいち文章で伝えられないんですけど。

私が手習いをしている草月流の家元、
勅使河原茜さんの作品というのも初めて観ましたが、
習っている先生から親しみの込もったうわさ話を聞くとおり、
華やかでいい人そうだと思いました。

伝統文化の知らない世界をちょっとだけのぞいた感じ。

★第49回 いけばな協会展

ジブリ美術館

2009-11-05 22:37:35 | 美術館やギャラリー
ジブリ美術館にいってきました。

井の頭公園のはずれにあるこの美術館は
ローソンチケットを取ってきめられた時間に入場します。
中はちびっこ連れの親子でいっぱいです。

そこでしか見れないミニシアター作品、
「ミズグモもんもん」を見た後、

3階の守り神前で親子連れの列に並び、
一緒に行った大人たちと並んで記念撮影。

2階のジブリアトリエを再現した場所で
アニメの制作方法とオブジェたちを鑑賞。

家具や建具やステンドグラスや水道の蛇口がいちいち
かわいくて、ステキな空間でした。

あと特設ポニョ展みたいのをやってました。
ポニョは鉛筆映画を称していて
背景を手書きにこだわったそうです。

ガッシュと色鉛筆とパステルで描かれていて
原画をよく見ると各画材のタッチが残っている!
んー。細かい。かわいい。

で、それがキャラクターの後ろで動く!
手書き、スバラシイネ。
ジブリの凄みここにありという感じでした。

ちなみに美術館の入場チケットについてるスライドも
ポニョだったのだけど、私はまだポニョをみてないわけで。

明日はツタヤの半額デー。
週末用にDVDを借りてくる気持ちが高まっております。

昭和初期の絵本原画展

2009-10-27 23:12:37 | 美術館やギャラリー
真珠で有名なミキモト
銀座本店の6階で「昭和初期の絵本原画展」
というのをやってたので行ってきました。

昭和10年代の講談社発行絵本、日本の絵本の走りだそうです。

日本画の技法で絹に彩色された原画が多数あり
きれいで保存状態もよさそうです。

桃太郎のお伴の犬やキジがリアルだったり、
浦島太郎の麗しさに鼻血がでそうになり、
思ったより点数が多くて満足でした。

個人的には桃太郎、浦島太郎、鼠の嫁入りが好み。

11月1日まで。無料。
★ミキモト ホームページより
「日本の子どもたちに夢を与えた 昭和初期の絵本原画展」


私は閉店ぎりぎりに行ったので、
真珠フロアに行く時間はなかったのだけど、
6階以外のフロアを1人で回るには非常に勇気がいる感じです。

東京都写真美術館 セバスチャン・サルガド

2009-10-25 23:56:58 | 美術館やギャラリー
セバスチャン・サルガド
『アフリカ』展を見に行く。

最近ちょっとしたことが重なって
アフリカに興味深々。

モノクロ写真の紛争、難民、干ばつ、飢餓
展示されている写真を、同時代の別の場所の出来事として
受け止めるのはなかなか難しいです。

でもなぜ、アフリカという土地は現代の文化の影響をあまり受けず、
原始の生活が色濃く残っているのか不思議。

人類の起源がその土地にあり、
それだけ考えると豊穣の地のような印象なのに
自然や人間に悩まされ、苦しみが多いというのも不思議です。

私が行ったのは偶然初日で、
セバスチャン・サルガドさんの講演会というのもあったのだけど
時間があわず、そちらは断念。

地理の授業でテストのために覚えたアフリカの都市名、
実際はこういう場所だったのか、と。

写真は絵よりもセンチメンタルですね。

◆東京都写真美術館 恵比寿
セバスチャン・サルガド 『アフリカ』展

高円寺と吉祥寺

2009-05-24 22:54:49 | 美術館やギャラリー
高円寺に、友だちの展覧会を見に行きました。
コラージュの島谷さんと油の木村さん。
全体的に軽い感じで良かった。
あと、持っていったさくらんぼ(佐藤錦)がおいしかった。
果物っていいね。

吉祥寺のunicoというお店で収納家具を買った。
3年前くらいからどうにかしたいと考えていたのだけど
どうも思い切りがつかなくて。
ホームページを見たり、お店でじっと観察したり、
店員さんに相談にのってもらったりなんかして、
最後はえい!と勢いで買った。

「二人展 ( MS/KK )OPPOSITE」
 5月29日(金)まで。ギャラリィ遊にて(東京都杉並区高円寺)
★詳細はこちら http://www.kazuhirokimura.com/exhibition.html