魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

地の隅々まで 旅しながら ・・・

 終の棲家を探し・・・

   生きるって・・・

黒潮流れるトカラ列島 中之島・ロングスティ(其の 1)

2007-03-22 01:45:07 | Weblog
    平成19年2月21日(水)~3月7日(水)
       トカラ列島 中之島へ
  
  娘家族が生活する中之島へ 夫とワンコと3人の旅・・
 どんな手続きをするのか、娘と嫁さんから アドバイスを貰ってたが
 いざ、実践となると・・6kもあるワンコを抱え、荷物を持って、
 カード、書類、etc・・・完璧に手続きが済んで(陸)を預けて
 鹿児島空港に着いて気が付いた・・マイレージをやってなかった。
  半券になってしまったので 後で送るしかない・・・
   ウーン 私とした事が・・・・  
 
  ゲージの中の(陸)、固まってて 声を掛けると もう喜んで
   開けたら抱きつくわ~~舐めるわ~~  直ぐ、排泄へ。

 夫は 空港の椅子に固めておいて・・ワンコより手がかかるのよ~~
  
  でも、嫁さんへのお土産を探したり 結構 楽しんでるみたい。

   天文館まで 路線バスで役40分 @1200円
    其処から、アーケード街を通って十島待合所へ。

 バスを降りたら ジャンベを叩く音が流れる。 突然(陸)が
   〔ヮオーォ オウオウ ヮオーォ オウオウオウ〕遠吠えが・・・

  信号待ちしてた若い女の子達が 何だろう??と
   怪訝な 顔をして私達を覗いて見てる内に(陸)の姿を見つけ
    『可愛い~~!』 と、皆 笑顔に変わり 信号が青になっても
   渡らずに 歩き出した(陸)の姿に見入ってる。

 pm9時迄に手続きを と言われてたので タクシーで行く事に、
   たまたま そのドライバーさん
  『先日、新船のお祝いの為来島して これから仕事で、熊本へ戻り
    東京へ帰るという お客さんを 乗せました』
  『えっ? それって 小塚のお父さんだぁ~~~』
  『偶然ですね~~~』
  『東京や大阪の人達と違って島の人は 親切だし よくしてくれます
    って 言ってましたよ』
  『そうでしたか~~本当に偶然ですねぇ~
     えーちゃんのおとうさんを 乗せたなんて・・・』

 渡船の受付中、夫が(陸)の排泄に連れてってくれたが
  どうも(陸)が 夫を引っ張って行ったようです。
   『すご~~く紐を引っ張るんだ』って言ってましたから。
 
 ゲージに入れようとすると前足を突っ張って入らず、やっと入れたら
     又 固まってる。
   明朝7時ごろ中之島に着くまでの間の お別れです。

  pm11時30分出発までに夕食を済ませようと 
 何時ものドルフィンボートへ。たまには違う店へと 串焼きに入る。
   肉だけだ無く 野菜、魚、貝もあって 塩加減も丁度良く
    すご~~く 美味しい!!
  港の近くで何も無い所に一段とネオン煌くレストラン街。
   木の歩道、池があったり外で食事が出来るように
    セッティングされてて チョッと おしゃれで
   三島村、十島村の待ち時間は皆が立ち寄ってショッピングが
   出来るように なっている。

   食事の最中に 夫が
 『(陸)が 人間ならこう言うよ
  こんなにあちこちに預けられるぐらいなら 来なければ良かったって
   直ぐ お別れさせられる位なら 近くの散歩の方がいい!!』

  夫は、自分の気持ちを犬にかぶせて言ってるみたい
 
   可笑しくなって 2人で大笑い・・おとめ座の夫らしい・・・

   久振りに 夫の大きな口を開けて 目尻が下がった笑顔を見た。

 三日月の出てる公園を横切ってフエリーに。
  今日は 十島のフエリーがドックに入ってるので三島が 代行。
   此の船で 硫黄島の美味しい料理を食べさす (ほんだ) や
     海史やみな海が 留学してた黒島へ行ける。

  海はナギ、乗客はまるで居ないので 2等の大部屋で充分。
    横で夫が間もなく寝息を立ててる。ワンコの(陸)は????


     2月22日 (木)

 Am6時、口之島到着 (陸)は 降ろしてくれるのかな~~?って
  ワクワクしてるんだろう~~でも、もう1つ先の 中之島で
   貴方の パパとママが 待ってるよ~~。

   接岸するまで 船底で待ってると 
  鉄のゲージの中に動くものを見つけた夫
    『(陸)じゃないのか~~?』    子牛だった。

 Am 7時 桟橋に娘が迎えに来てくれてた。
  えーちゃんは 昨夜から消防の講習で口之島へ行ってて 
   明日戻るそうだ。 孫息子の海史も私の背丈を超えていた。

  でもね~~~えーちゃんの居ない中之島なんて~~~
   クリープを入れないコーヒーみたいで 何だか淋しいしつまらない

 一日中、畑の草むしりで 爪に泥が いっぱいツマッテルノデ温泉へ、
  昨年の台風で壊れたのを直したので 以前よりキレイになってる。
   えーちゃんのお父さんが寄付したので 名前が記載されてる。

  夜は、星が きれいだった。
   北斗七星が頭上にある。 明日は 快晴だろう・・・・


    2月23日(金)

  波が4mと高いのでえーちゃん達が戻って来れないと 朝の内に決定
 空は こんなに晴れて青空が広がり、御岳(986m)に雲ひとつ無い
  それじゃぁ~~今日登ろうと決定し娘とワンコ(陸・空・海)をつれて
    車で行ける所まで行き 私と〔陸〕で登り始める。
  
  竹が多く,木と石の段差のある階段で うっそうとしてる為
   展望のきく所は一ッ箇所のみ、船着場と村の一部がよく見える。
  
  夫も一緒にと思ってたのに・・やっぱり行かないって 言う。
  
  御岳登山口で私一人で登るつもりだったが 娘が〔陸・陸〕と
   呼んでも 先に走り出してしまう 〔陸〕。
     『私が、一緒に連れて行くから』

   きつい登りと切り株、苔で滑りやすく
     〔陸〕は 少し先に走っては
    『大丈夫???』と言う様な顔で 私を覗きこみ
      又、先に 走り出す。 

  此の山の 竹を えーちゃんとよっしーとで 伐採したそうだ。

  火口迄170mの看板の所からは 火山岩や石ころが多く
     風も強くなって来た。
  〔陸〕は物凄い勢いで火口めがけて走る。 怖いので
   『〔陸・陸〕』 と声を掛けながら上がっていくと
    噴煙が 立ち込めてる。 火口を覗くと 手前の方が多く
    風の吹き方では 崖まで隠してしまう程で 
     対岸は 1ッ箇所だけ 昇ってる。
  火口には段々畑のように見えるものが・・・・
   後で 聞いたら、昔、硫黄を取ってた時の跡だそうです。

 風が強く成る度、噴煙は巻き上がるように勢いをつけて 青空へ噴出す

  阿蘇山、三原山で見たことあるけど こんなに噴煙の上がる火口を
     見たのは 始めてだった。

  チョッと 怖くなって早く下山しようと〔陸〕を呼ぶのに
      首をかしげて 私を 見てる〔陸〕。
    冷たい強風は ジャンバーに風をはらんで 
      チャックを上げるのさえ、時間がかかる。

   昇りに25分,下り15分、段差の或る下りには 
    2本の竹を杖代わりに 〔陸〕に引率? されながら下る。・

  車道に出てから右に行くのか? 左に行くのか?・・と見てる。と、
   鼻で地面を嗅ぎながら・・・左を 選んだ。
  そのまま、地面を嗅ぎながら登っていくと 娘の車が見えた・・・

    突然、〔陸〕が走り出す
  『よく登ったね~~貴方のパパもママもまだ登ってないのに・・』
    と、ほめられ 大喜びの〔陸〕です。

  帰途、携帯が鳴ってえーちゃんが今、家に着いた って。

 中腹には、白い山桜が8分方咲いてるし,葉は付いてないが 山つつじも
  薄紫色に咲き誇っている、その合間から 青い中之島の海が
   見え隠れして すがすがしい日です。
  〔陸〕はもう疲れて娘のひざの上で ぐったり寝てます。

 夫は 1日中コタツの中で寝たり起きたり 温泉に行ったり・・・・

  えーちゃんが戻っての夕食、 ビールが 美味い!!!


   *         *         *


 今日、これから シリヤ・ヨルダンへ 発ちますので3月イッパイは
  日本に 居ません。戻りましたら 此の続きを載せますので
   読んで下さい。

   ネパールの旅 最高でしたよ!!!

  中之島の次に 載せますので 足さえ丈夫なら 是非 お勧めします。

                       

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