山河旅人のあれやこれや

短歌俳句と写真

今日の短歌

2010-09-27 14:09:40 | 詩歌と写真

短歌   ハイウエーバス指定の席は最後尾茶筒の底より行方を望む

過日、高速バスで東京に行ったときの歌です。前日に予約しましたが、当日指定された席は、前より10列目の最後尾(さいこうび) でした。今まで幾たびか乗ったバスですが、最後尾に腰掛けてみると、バスというのは随分と細長い物だと気付きました、外から見るのと大分違います。 

最初の歌は 「高速バス指定の席は最後尾バスとは意外に長いものだな」 と作ったみましたが、最後尾から見る、フロントガラス越の風景は、まるで茶筒(ちゃづつ) の奥から外を覗くような物だと、気づき最終的には、掲出歌の様に変えました。

朝の往路は最後尾でしたが、夕方の帰りのバスの指定席は、時間変更の為だったか、空いて居たためか、今度は最前列でした。

今日の、山梨日日新聞、文藝欄歌壇の、三枝昻之選欄に18首掲載中の中位部に掲載されています。

今日の写真は、上から、 江戸菊(えぞぎく  華道展にて)、 風船唐綿(ふうせんとうわた)、 ポーチュラカ です。

Ezogiku

Fuusentouwata

Pouhyuraka

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今日の詩歌

2010-09-24 14:10:42 | 詩歌と写真

短歌   仰ぎ見るエスカレーターは垂直に昇る感じだ大江戸線は

俳句   葉鶏頭信濃路曲がり角多し

川柳   孫帰り赤い風船萎んでる

短歌は、私も、時たま東京に行く事があります、その時、地下鉄の大江戸線を使う事もありますが、長いエスカレーターを何回か乗り換えて、大分深い所に降りてゆきます。降りるときには余り気が付かないけれど、上る時に見上げると、随分傾斜が急に見えます、まるで垂直の壁を引っ張り揚げられる様な感じになります。特に新宿駅の上りは凄いですね。

漢字の読みは、 仰ぎ(あおぎ)、 垂直(すいちょく)、 昇る(のぼる)、です。 今日の、山梨新報、文藝欄の歌壇に21首掲載中、上位部に入っています。

俳句は、真っ赤に染まった葉鶏頭(はげいとう)、 が街の角に生えていました。信濃路は甲州と同じく、武田信玄が治めた時期もあるためか、街に角道が多いことです。この句も、上紙、俳壇に、16句掲載中、中位部に掲載されています。ただこの句は、添削を受けて、一寸原作とちがっているのですが随分、リズムの悪い句になっていますね。

川柳は、遊びに来ていた、孫達がどこかのスーパーか店の売り出しかで、貰ってきた、ピンクと赤の二つの風船が、孫らが帰って行った後も、部屋に転がっていましたが、二日も経つとほとんど萎んでしまいました。 この句も上紙 柳壇に23句掲載中、上位部に入っていまして、選者の坂田よし江氏は、次の様に講評しています。「萎んだのは赤い風船ばかりでなく、爺(じじ)、婆(ばば) の胸の風船も・・・」

今日の写真は、俳句に詠んだ葉鶏頭の撮り置きが有りませんので、最近撮った写真3枚です。 上から  桔梗(キキョウ)、 女郎花(オミナエシ)、 茄子の花(ナスノハナ)、です。

Kikyou

Ominaesi

Nasunohana

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昨日の短歌

2010-09-21 17:06:38 | 詩歌と写真

短歌   猛暑日が今日で十日も続いてる何とかならぬか偏西風よ

この歌は、8月の29日に投稿した歌です。非常に暑い日が続きました。この、今年の夏の暑さは、北極近くを1年中吹いている、偏西風(へんせいふう)が、この夏は、日本列島よりに大きく蛇行しているのが、原因だと言われています。余りの暑さに、偏西風よ、もたもた蛇行せずに真っ直ぐ行けないのかと、叫んでしまいました。

昨日、9月20日付山梨日日新聞の山日文藝、歌壇、三枝昻之選欄に18首掲載中、上位部に掲載されています。

尚、今日は火曜日ですので、朝日新聞山梨版の文藝欄が掲載されるはずの日ですが、又も休載のようです。山梨版、2ページの内、1-ページが広告で埋められています。1年が約52週ですが、幾週休めば気が済むのかなー。とにかくこの新聞は訳の分からない新聞です。

今日の写真は、もう暑さを忘れるように、秋の写真です。 栗の毬(いが) と 銀杏(ぎんなん) です。

Kurinoiga

Ginnan

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今日の短歌と俳句

2010-09-17 15:47:43 | 詩歌と写真

短歌   朝六時気温三十度を超えたればパソコンの動き緩慢となる

短歌   銚子湾喧嘩山と書かれたる真白き箱に秋刀魚がひかる

俳句   猛暑なる新聞の文字盛夏なる

1首目の短歌は、ただこの通りの歌です。8月15日頃の歌ですが、今朝の山梨新報の歌壇に、19首掲載中、私にしては非常に珍しい事ですが、秀作と佳作1位に、二つの歌が、選ばれました。選者の長瀬和美氏の講評は次の通りです。

「1首目の歌は、連日の猛暑に耐えかねて、早朝の涼しい時間を見計らってパソコンに向かっているのであろうが、まだ朝の六時だというのに、すでに気温は真夏日を超え、パソコンの機能が低下してしまったというのである。小さな出来事ではあるが、こんなところにも、地球温暖化の連鎖が現れていることを思う。」

2首目の歌は、一読して、誰でも気づくと思うが、一寸変な歌です。それは、上の句の銚子湾です。私の知るかぎり、我が国には銚子湾という湾は無いと思われるし、銚子は利根川の河口に広がった、漁港で湾とは関係が有りません。 私の投稿歌の控えなどを確認してみましたが、葉書にパソコンの楷書のプリントで  「銚子港喧嘩山と書かれたる真白き箱に秋刀魚がひかる」 です。湾と港の1字違いですので、選者が読み間違えたのだと思われます。

1首目の歌に並んで、佳作として採られており、講評も下記のようですが、一字違えば、歌の読みにも大きな影響が出てきます。以前書きましたが、短歌や俳句などの作品は、作者の手許を一端離れると、如何様に読まれても仕方がないですが、これは、字の読み違いと思われますので、一寸違いますね。 秋刀魚の入って居た、真っ白な発砲スチロールに印刷されていた文字を詠った作品です。

「2首目の作品は、上句の『銚子湾喧嘩山』と、『「秋刀魚』の取り合わせに注目したが、『喧嘩山』が銚子の何処にあるのかは不明。三陸の金華山沖」の「鯖」ほどには、名がとおっていないところが胡散臭くもありおもしろい。とまれ、そろそろ、市場に新鮮な『秋刀魚』が出回るころである。連日の猛暑も、もうあと僅かで凌ぎやすくなるだろう」

選者は「喧嘩山」を魚の産地ブランドと見ている様だが、私は、水産業者の屋号や商号ではないかと見ていました。

俳句も、一寸気になる句です。添削をされて新聞に掲載されているのですが、  私の投稿した句は 「猛酷の文字新聞に盛夏かな」 です。  掲出の句には、1句に 「なる」が2回使われています。このような使い方はあまり聞きませんので、 結句は「かな」かも知れません。

今日の写真は、今日の短歌や俳句には特に関係は有りません。上から、センニチコウ、キンレンカ、ルドベギア、南瓜(カボチャ)の花 です。

Sennitikou

Kinrenka

Rudobekia

Kabotyanohana

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水彩画風の写真

2010-09-16 13:01:49 | 写真

昨日終わった展覧会に、出展した作品を、昨日に続いて公開します。今日の作品は、フォトクラブ・フリークス 側に出展したもので、このクラブは、自分で撮った写真を元に、パソコンで色々な加工をして一つの作品に仕上げる事を目指しているクラブです。

私の今年の、テーマは「水彩画のように」 です。 因みに去年のテーマは「日本画のように」でした。2枚1組になっておりますが、上がパソコン処理した作品で、直ぐ下の写真が、処理前の元になつた写真です。 上から、下野(しもつけ)=山梨県清里地内で撮影、 グロリオーサ=甲府市内の華道展にて撮影、 ばら=甲府市内で撮影、 紫木蓮=甲府市内で撮影、 桐の花=甲府市内で撮影、です。作品の大きさは、A 3ノビで、画用紙の様に見えるように、マット紙にプリントしました。観覧者には、「これは本当に写真なの」なんて驚かれ、非常に好評でした。なお 1発で絵画風に見せる様に加工するソフトが有りますがそのような物は使用しておりません。Simotuke1

Simotuke2

Gurorioosa1

Gurorioosa2

Bara1

Bara2

Simokuren1

Simokuren2_4131

Kirinohana1

Kirinohana2

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