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善き人のためのソナタ

2011-11-20 22:19:59 | みた見た観た
旧東ドイツで反体制派への監視を大規模に行っていた秘密警察“シュタージ”。
本作はこのシュタージ側の人間を主人公に、統一後も旧東ドイツ市民の心に深く影を落とす“監視国家”の実態を明らかにするとともに、芸術家の監視を命じられた主人公が図らずも監視対象の考え方や生き方に影響を受け、新たな人生に目覚めてしまう姿を静謐なタッチでリアルに描き出す感動のヒューマン・ドラマ。
主演は自身も監視された過去を持つ東ドイツ出身のウルリッヒ・ミューエ。
監督はこれが長編第1作目となる弱冠33歳の新鋭フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。

1984年、壁崩壊前の東ベルリン。
国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓う真面目で優秀な男。
ある日彼は、反体制的疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視し、反体制の証拠を掴むよう命じられる。
さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。
しかし、音楽や文学を語り合い、深く愛し合う彼らの世界にヴィースラーは知らず知らずのうちに共鳴していくのだった。
そして、ドライマンがピアノで弾いた“善き人のためのソナタ”という曲を耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられてしまうのだったが…。

allcinema  2006 ドイツ)

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思いテーマでとても真面目な映画だけれど、140分近い長さも気にならないほど見せてくれる映画。

確かに心を動かす音楽ってあるものだけれど、それにしても忠実なシュタージ職員が翻意するにはなんか描写が弱いような気が・・・
それまでにいろいろあって、それらが積み重なって、止めがこのソナタだったというならともかく、そういうわけでもないみたいだし。

でもまあそれはともかく、こんな国が本当にあったというのがなんとも。
オスタルジーたって、さすがにこれはノーサンキューでしょう。
こんなことに割く人員とかお金とかそういうものをもっと別のことに使えばいいのに、というのはあまりにノンキな意見なのかしらん。

統一後に自分が監視されていた資料を閲覧できるようになったのはいいことなんだろうけれど、この映画のように自分の愛した人や、あるいは家族とか友人とか知り合いとかが自分のことを密告していたということを知ったら・・・
知らない方が幸せってこともあるよな。
それでも知った方がいいのかな。

ジャンル:
映画(DVD)
キーワード
善き人のためのソナタ 旧東ドイツ ノーサンキュー 国家保安省 ウルリッヒ・ミューエ 東ベルリン
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