所在地 西林寺 兵庫県西脇市坂本455
紅葉も終わりに近づいてきましたが、唐子ツバキで有名な西林寺は、法道仙人が開いた古刹(こさつ)で、本尊の十一面観音立像は藤原中期の作で手が4本あるという珍しいものがあります。
本堂に続く参道には、紅葉も終盤になり紅葉した赤い落葉が、また 綺麗です。
境内には,仁王門,鐘楼、西脇聖天、鎮守戎神社、庚申堂、慈母観音、キリシタン地蔵などがあります。
ちょっと薄暗い参道には、秋の深まりにより緑の葉の中に黄・赤と葉が色付き何ともいえない美しさです。
参道の右には多くの石仏があります。
春には桜、初夏には10万本ものあじさい、秋には紅葉と、季節によって違った表情で訪れる人の心をなごませてくれます
最盛期には、モミジなどの紅葉がトンネルを造り素晴らしい景観を見せてくれます。
西林寺は、白雉2年(651)孝徳天皇の時代に法道仙人よって開かれた寺と伝わっています。 平安時代中期に恵心僧都が中興し、東向き観音の霊場としていつの世にも信仰を集めてきた古刹です。
西脇公園の隣にあります。落ち着いたお寺です。四季の花々が見られますので楽しみのできるところです。
次回をお楽しみに では またね