２０１５１００５～０７ 足寄町 オンネトーでメイクアップ！パート１

５日に再訪問したら、３日に立ち寄ったときよりは紅葉が進んでいたオンネトー。まもなくピークなようだが、
大昔に来たときにはもっときれいだった気がする。いずれにせよ、数日後に見舞われる台風で
それなりの影響を受けてしまうから、今年一番の見頃なのだろう。



　　　

夕方近く風が収まり、湖面は鏡のようになったが、鈍い日差ししかなかった。


　　　

鏡よ鏡、三大秘湖の中で、一番きれいなのはど～れ？

「オコタン…」　　　パリ～ン！

割れておしまい！！



　　　


０：３０頃目が覚めてしまったので、星月夜のオンネトーに出かけてみた。

ハーフムーンで、周囲はかなり明るく感じる。

「ムーン・プリズム・パワー　　　メイク・アップ！！」

「かよわい中年をいじめるなんて許せない、美中年戦士セーラームーンが、月に代わってお仕置きよ！！」

夜のオンネトー湖畔で、お仕置きポーズを決めている変なやつ。


火山活動が活発化しているからなのか、噴煙がかなり高く上がっていて、月明かりに妖しく光る。
うまく撮影できていればいいのだが。


そこへバイクが一台やってきた。ハンドルを左右に振るだび湖面に光が映るし、撮影機材の
セッティングもなにやらごちゃごちゃと手間取っていて、うっとうしいやっちゃなあと迷惑に思った。
新潟のライダーで、星撮を目的にやってきたようだ。１０秒ごと自動でシャッターが切れるようにして、
あとで合成するという。「簡単に合成できる無料のソフトもあるのでどうですか？」と勧められたが、
ロボットが代理で写しているようで、これで面白いのかねえ？　まあ、ほとんどカメラ任せで写している
私は、偉そうなこと言えないんだけど。

機材を撮影状態にしたままとバイクでいったん離れたか思うと、「別のポイントへ移動します」と、
立ち去った。その都度バイクの明かりが邪魔だし、困ったやつがいなくなって清々したと正直思った。
しかし、彼がいなくなった湖畔は静寂が戻り、シ～ンと静まり返って気色悪い。いったんにぎやかだっただけに
その静けさがたまらなく怖かった。（お仕置きポーズをとりながら、撮影しているやつはもっと不気味）