旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

2017.06.09  大分県直入町  長湯温泉・御前湯

2017-06-09 09:02:02 | Weblog




まだ休みは少し残っているし、どうやら少なくとも明日土曜日の午前中までは天気も持ちそうだ。
扇ヶ鼻に限ると、夕方、早朝とまだ二回撮影チャンスがあることになる。一方、すでにかなり
お疲れ気味であったことも確かだし、一応やれることはそれなりにやりつくした感もあったので、
そろそろ潮時なのかもなと思った。

ひとまず温泉で汗を流してから身の振り方を決めようと、向かったのが日本一の炭酸泉で有名な
長湯温泉だった。ここは近年道の駅としても登録され、一部狭かった道路も拡張工事が終わり、
周辺は見違えるように整備が進んでいた。立ち寄ったのは日帰り公衆浴場の「御前湯」。
モンベル会員なら、200円割引の300円(別途ロッカー代金として10円必要)とお得感たっぷりに
入浴できる。ここは何度か訪れたことがあるのだが、男湯が三階だったのは今回が初めてだった。
露天風呂が横を流れる川のすぐ近くになる一階のほうが私としては好みかもしれない。



   

平日でしかもこんな晴天の日に、朝からひとっ風呂浴びている客は少なく、入浴後の休憩室も
ほとんど貸しきり状態だった。川沿いに面した引き戸をすべて開けっ放しているため、開放感は
抜群だ。外はカンカン照りだったが、水面を渡り吹き抜けてくる風は涼しくて、風呂上りの火照った体を
すぐに冷ましてくれた。

対岸の大きな栗の木の新緑がとても美しく飽かずに眺めていた。それから横になって数十分
ウトウトと仮眠した。


   

ここの休憩室は食堂も兼ねていて、食事はすべて近隣の店から「出前」で運ばれてくる。
前から一度ここで食べてみたかったので、店が開店する11:00を待って注文してみた。
チャンポンをと考えていたら、それを提供している店は休みみたいで、仕方なく「とり天定食・700円」
の出前を頼んだ。

味はそれほどでもなかったが、ボリュームはたっぷりで、下山後の腹ペコ君にもガッツリといただけた。


   

フロントのお姉さんに「こんな大胆に開けっ放して、虫とか蚊とか入ってこないんですか?」と尋ねたら、
「夕方には閉めますから」とまったく意に介しない返事が返ってきた。実際、虫も蚊もまったくいなかったので
そんなものかなと納得していたのだが、食べ始めてすぐにチョウが飛び込んできて、ポン酢のキャップに
張り付いて嘗め回し始めた。一度追い払ったがすぐにまた引き返してきて吸い始めたので、
よほどお気に入りなのかなとそのままにしてやった。

キャップまでは許すけど、とり天には手を(口を)出すなよ。







   

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