旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

キング・クリムゾンのレーザーディスク

2016-12-24 19:10:55 | 歌は世につれ




所有するキング・クリムゾンのレーザーディスクをハードディスクに記録しました。
いずれも日本公演の模様を収録したものです。


1984年のライブ映像は、かなりのちになってからDVD化され再発売されていて、これも
コレクションしています。しかしこのDVDは再編集されて演奏順が変えられ、しかも一曲(ディシプリン)が
あろうことか削除されています。

おまけにインタビュー(というか、楽屋とか舞台裏の様子)が削られていて、これはほぼどうでもいい
といえばどうでもいいのですが、貴重なのは、ロバー・トフリップが『フラクチャー(突破口)』を演奏している
シーン。元々この曲はフリップがギターの練習用(指慣らし)のために作ったらしくて、その後
ライブでも披露されるようになり、アルバムにも収録されています。それを本来の用途である練習ために
演奏している様子が映像に記録されていて、「あっ、本当に練習で使っているよ!」と再確認できました。
これコアなファンにはけっこうたまらないシーンじゃあないかな。というわけで、DVDでも見られますが、
このレーザーディスクを保存しておく価値があるのです。

80年代のクリムゾンは評価が低くて、残された3枚のオリジナルアルバムは、お世辞にも
「完成度が高い」とは言えません。しかしこのラインナップの真骨頂、実力はライブでこそ発揮されたことが
このビデオ映像ではっきりわかります。スタジオ録音では表現しきれず、インパクトに欠ける曲たちが
よりエネルギッシュにパワフルに演奏され生まれ変わり、これが本来伝えたかった80年代
クリムゾン・サウンドではないでしょうか。

このコンサートツアーを最後に、クリムゾンは長い眠りにつきます。



   

もう一枚は、これは正式にはクリムゾン名義ではなくて、元ジャパンのデビット・シルヴィアンと
フリップのユニット「シルヴィアン&フリップ」の1993年の日本公演のライブビデオです。しかし
サポートするのがのちの90年代クリムゾンのメンバー(スティックとドラム)ですから、随所に
クリムゾン・サウンドが展開されます。たしかドラムのパット・マステロットは代役でこの大役を
担うことになったんだけど、フリップによほど気に入られたのか、正式メンバーの座を射止め、
さらに現在まで行動を共にしていますからね。

フリップはシルヴィアンにクリムゾン加入を誘ったようで、でも彼は丁重に断ったとか。もしこれが
実現していたら、クリムゾン史上もっとも「ゴージャス」な歌声が響き渡っていたことでしょう。
シルヴィアンはルックスがいいですし、歌声はとてもふくよか、おまけにコンポーザーとしても一流で、
このライブで演奏されているのは二人のユニットで唯一発売されたオリジナルアルバムからの曲が
中心なんですが、彼のソロナンバーからもいくつか披露され、そのどれもがなかなかいい楽曲
なんですよね。本当に彼が一員となっていたら、どんなクリムゾン・ナンバーが制作されたんだろうなあ。
このコンサートも、今見返してみてもけっこういいんですよ。CD制作としては一回きり(一枚のみ)で
終わってしまったのが惜しいコラボです。

このユニットの大阪公演を私は義弟と見に行きました。ついこないだみたいに思うのに、あれからもう
20年以上経過しているんだなあ。彼の子供(甥っ子)も成人し、今年結婚、入籍するようで、義弟
としては人生の一区切り、大きな一仕事やり遂げた感覚なのかもしれません。それに引き換え
私は何をやっていたのか? その頃と何も代わり映えしない生活ですからねえ。まあ、仕事は
辞めたけど(←なおさら悪い!)。


以上の2枚をダビングし終えたあとで、もう一枚あることに気がつきました。




   

それがこのレーザーで、90年代クリムゾン結成後の日本公演を収録したものです。たぶんこれも
DVD化されていないんじゃあないかな。少なくとも私の手元にはありません。

このコンサートも大阪公演を義弟と見に行ったと思います。



   

この頃からフリップはますます気難しくなって?、撮影は許可するが、私の近くにカメラをセットするな!
私にスポットライトを当てるな! とかのたまったので収録は苦労したようです。なのでフリップの
アップのみ特殊な望遠レンズを使い、高感度撮影したらしいですわ。6人並んでいる写真の左端が
フリップですが、「真っ暗」ですもんね。

「ダブルトリオ」と銘打って、ギター、ベース(スティック)、ドラムがそれぞれ二人ずついるという、
今から振り返っても豪華なラインナップで、厚みのある演奏が圧巻です。でも結局6人がすべて
そろって作られたアルバムは一枚きり(ミニアルバムを除く)だったと記憶しています。




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