2015年にWHOから麻疹排除宣言をうけた日本。このところの麻疹騒動の元の元は輸入例ということになりますし、今回の騒動が収束後も、また同様のことは発生してゆきましょう。 では、麻疹の輸入例はいったいどこの国からやって来るのか。WHOページからおさらいしてみましょう。
ジャスティンビーバーのコンサートに冷や水浴びせ、関西空港が妙なクローズアップされかたをしたり・・の源は、ズバリこの地図のとおりです。世界の麻疹分布(出典WHO)
ジャスティンビーバーの件はインドネシアと報道されちゃっていますが、最も濃~い焦げ茶色がついているのはインドネシアの他にも、インド・中国・マレーシアが焦げ茶色組です。(日本との往来が少ない国では、スーダン・南スーダン・エチオピア・ナイジェリア・トーゴが焦げ茶色組)。台湾に焦げ茶色がついているのは中国のいちぶという意味?あと、フィリピンには焦げ茶色の次のランク、赤色がついているのもいやらしいところです。
こちらはWHOの地域事務所ごとの内訳。
絶対数でみればアフリカの存在感はかすんでしまい、西太平洋と南西アジアがダントツ。 日本との往来の多い国々が世界でも最高ランクということです。これが現実。