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コンゴのエボラ発生、地理的条件の有利と不利

2017-05-16 22:43:13 | エボラ出血熱 EVD エボラ

 コンゴのエボラ(EVD)案件、その発生した村は非常に不便な”秘境の地”であることが有利にも不利にも働く模様。

  • 今回発生したのは中央アフリカ国境に近い赤道熱帯雨林、Bas-Uele provinceのなかのLikati村。首都キンシャサから、現場に近い都市キサンガニまでは空路で到達でき、Bas-Uele provinceの州都Butaまでは陸路で移動できる。しかし、そのButaから現場のLikati村までの150キロは、川をボートでくだり、 バイクで行かねばならない(!)But covering the 150 kilometres separating Buta and Likati was another matter, combining travel by boat along the Itimbiri river and then using motorbikes to reach Likati.
  • この不便さのため、ヒトの行き来は少ない。同時に、対策をおこなうためのロジスティクスは困難を極める。

150キロの道のりを、川船とバイクで行かねばならない。四輪車で行くといういことが出来ない。2014年のEVD案件がそれ以前のものに比べて桁違いの規模になったのは、リベリアやシエラの都市部を巻き込み多くの人の移動に乗っかってしまったのが大きな要因でした。今回は秘境とも呼べる場所で「川船とバイクで150kmを」大勢の人々が移動するとは考えにくく、古典的経過で終わるのではという気もします。

 

http://citizen.co.za/news/news-africa/1513983/ebola-dr-congos-isolated-far-north-logistical-challenge/

15.5.2017 08:39 am

Ebola in DR Congo’s isolated far north a logistical challenge

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