Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

『白壁の町に行こうか?』悩んだ末、深い渓谷『RONDA』へ行こう!

2011年07月29日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年1月26日
 
 朝8時にバスターミナル行きのバスに乗り、バスターミナル8時20分到着。
 

 
 
 本日の目的地は、深い渓谷を挟んだがけの上に広がる ロンダ

 グラナダからは、直行便がないため、経由地のMALAGA マラガまで行き、
             (グラナダ~マラガ 9時発~11時着 ALSAネットチケット 片道10.68ユーロ)

 マラガでロンダ行きのチケット購入。
 バス会社は、LOS AMARILLOS (マラガ~ロンダ 往復18.24ユーロ)
 
 
 1時間ほど待ち時間があるので、お昼ご飯。
 
           昼まっからアルコールなんて、ほんと旅って楽しい!

 12時出発。
 

 車窓からの景色。
 

 13時40分ロンダ到着。

 下車する人は、数える程度(片手未満)。
 『地方へ来たんだなぁ~。』と思ってしまうほど、小さなバスターミナル。

 ガイドブックの地図を見ながら、ネット予約している宿へ歩いて向います。
 
 チョイチョイ道に迷いながら、案外すんなり宿に到着(5分以内の迷い道は、迷ってるといわない(笑))。

 本日の宿、HOTEL ROYAL (高いってわかってるけど、27ユーロでございます。)
 

 受付をして、
 

 リッチなお部屋へ。
 

  何よりも、この宿バスタブがあって、感激!

 
 ロンダは、人口3万4000人の小さな町(小さいって言っても、私の住んでる町に比べれば大きい!)。
 
 

 深い渓谷と、断崖にかかる橋が有名です。

 

 日程的に、城壁の町ミハスか、渓谷の町ロンダ迷った挙げ句、
 旧・新市外を結ぶを見たくて、ロンダへ来たけれど、 

 この絶景は一見の価値ある!!!ここ来て良かった!

 

 と、田舎住まいの私は、今まで見たこともない断崖と大地のおりなす風景に、テンション上がりまくりです。


 断崖の上には、高級ホテルパラドール
 (宿泊料金1万円以上! 一人旅ではけして、出せない1泊のお代金 いつか素敵な殿方と泊まりたい。)
 

 お目当ての橋 ヌエボ橋
 

 

 橋の全体が見える場所からも撮影。
 


 ヌエボ橋とは、新しい橋という意味で、
 新しい橋があるって事は。。。

 ビエホ橋(旧橋)があり、こちら。
 

 観光客少ないなか、暇そうにしてたおっちゃん、
 (観光客との会話が好きそうな風情で、寒さでちょっと鼻水でてるオチャメなおっちゃん)が、
 嬉しそうに教えてくれました。

 ロンダには、13世紀から14世紀前半に作られた、
 
 

 イスラム時代のアラブ風呂があったり、

 
     アラブ風呂と、郷土博物館、他2箇所、合計4箇所を見学して回れるチケット 8ユーロ。
 
 スペイン最古の闘牛場 1785年完成があります。
  

 闘牛見たこともなければ、今後も見たいとは思わないけれど、
 スペイン最古の闘牛場は見てみたいかもぉ~。

 ということで、見学します。(見学料金 6ユーロ)
 

 場内の一角には、闘牛博物館になっていて、闘牛士の衣装や写真、ポスターが展示してあります。
       撮影禁止なのが悲しい。。。
 
 
 闘牛場は撮影可能。
 

 収容人数は5000人。
 136本の石柱が並んでます。
 

   

 夜には、ヌエボ橋がライトアップ。
 

 ライトアップって言っても、寒いし、下のほうは見えなくて怖い。
 しかも、ガイドブックには、ヌエボ橋は牢獄としても使われたって書いてあるから、なんだか余計に怖い!
 

 宿の隣にあるレストランで、

 

 

 若干、レンジでチン!が足りなくて、まだちょっと冷たいビーフシチューを、
 言葉の壁が大きく立ちはだかり、ワインで胃に流し込みます。
 
   『なんでチン!ってわかるの???』って、それは、厨房のほうからチン!って音が聞こえたから(笑)。
       私しか食事してる客いなかったもん。

 宿近くの公園を、ちょっと歩いて、あまりのひと気のなさにびびって宿に戻り、本日観光終了。
 

 明日は、スペイン アンダルシア地方最大の町 セビリヤへ。

  











グラナダ観光終了

2011年07月26日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年のスペインの旅を、1都市1記事と決めておけば、
 ちゃっちゃと、旅行記も進むとわかっているのに、まとめ下手なくせに、
 『旅の写真をたくさん載せたいっ!』なんて、欲張っているから毎度の事ながら
 未だにグラナダ。

 よぉ~し!
 ちょっと心を入れ替えて、旅行記進めていきますぞぉ!

 前回の続き。

 アルハンブラから、市内へ戻るバスに乗り込み、
 

 市内に到着し、宿の近くまで戻り、道に迷う心配がなくなったところで、
 あまりの空腹に、中途半端な時間ながら、開いてる店へ。
 

 

 スペイン料理らしいものを食べればいいものを、とにかく今はが食べたい。
 
 
       豚肉を焼いただけなんだけど、空腹には格別の味。

 
 ワインも飲んで、空腹を満たし、外は薄っすらと夜の気配。

 

 宿の近くには、交番もあって、妖しい人影はないのだけれど、交番見るとなんだか安心しちゃいます。

 

 宿到着。

 

 

 グラナダ1泊 明日は、ロンダへ移動。
 
 バス出発時刻は、午前9時なので(道に迷う可能性があるかも知れず)、今夜も早々と消灯です。

 オヤスミナサイ。






 オマケ写真
 アルハンブラ宮殿内にある、アルカサバ 城塞跡
 

 遠くにはためく国旗を見ては、冬空の寒風が身に沁みる。
 

 迷路のように入り組んだ、城塞の土台。
 
   入り込みすぎでしょ~! 当時の人は、すぐに目的の場所へ辿り着けたんだろうか。。。?

 

 雨上がりの、グラナダの街中は石畳に外灯が反射して、とっても趣きあります。
 

 グラナダ 大きな街だったけれど、アルハンブラ見学だけの滞在で十分楽しめました。

 


 
 



 


雨は止むかな?『アルハンブラ』

2011年07月19日 | '09 スペイン(14日間)

 外は、相変わらず雨。

 2009年 旅したときは、今のように機能性に優れたレインウェアを持っていなかったため、
 この時も、アウターは軽さと安価でユニクロチョイスのフリースジャケット。

 

 だんだんと、寒さが身に沁みてくる。
 カメラを持つ手も、かじかんでくるぅ~、手袋持って来ればよかったかも。。。
   
 気がつけば、二姉妹の間 を見学してるのは、私だけ。

 警備のスタッフのお兄さんが、

 

 『おい姉ちゃん! いい加減次の部屋へ足進めてくれよ。』 的なイライラしている感じではなく、 
 『この部屋の天井がおすすめだよ。』 てな感じで、にこやかに誘導してくれます。
       
 
   そのときの写真は、ブレまくっててUPできましぇん(汗)。


 『そこは、アルバイシン地区だよ。』 と説明入り、警備もガイドも兼任。
 
 

 
 次の場所へと歩みを進め、観光客と合流。
 

 どこの国にも、カメラ女子っているのね。
 
 ついつい気になり、思うことは、
 『お姉さん、貴方様が今手にしているカメラは、メイド イン ジャパンでございましょうか???
 日本製なら、うれしゅうございます。』なんてこと。
 
 


 がんばって撮影しても、雨は止んでくれないけれど、
 

 デジタルカメラじゃなく、時代遅れといわれても、フィルムカメラも持参して、
 私も自称 カメラ女子(女子って言われないお年頃だとしても、私は『女子!』)。
 

 う~ん、雨はやっぱり、ざざ振り、止んでくれないかな~。
 
 って思っていたら、日頃の行い良い子には、神様もお優しい。

 出口付近のバスの停留所へ向う時には、霧雨になっておりました。
         
 ただ、完全に止んでくれてないって事は、日頃の行いにちょっとぐらいは反省しなければなりません。

 暖房がすこ~し効いてるバスに乗り込み、宿へと戻ります。



 


ため息交じりの『アルハンブラ』

2011年07月14日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年1月25日

 『アルハンブラ宮殿』メインの観光 王宮=ナスル宮殿

 予約入場の15分前に、ワラワラと人が集まってきたので、傘のない私は列の最後尾に並びます。
            雨に打たれながら。。。(TOT)

 すると、テント内のスタッフさんが、

 『お~い、そこの傘ない姉ちゃん、コッチおいで~。』

 と言ってくださり~、その言葉待ってましたっ!とばかりに、喜び勇んで、
 スタッフさんと二人で、テントの中雨宿り。
 テントから見る、最後尾。

 

 入場時間になり、列が動き始めたので、紳士なスタッフにお礼を言い、王宮目指してダッシュー!

 

 入口を抜けると、

 

 『そこは、イスラム文化の芸術にあふれていた。』

 彫刻、スゴ~イ!!! モザイクタイルスゴ~イ!(☆∀☆)
                   ため息出るほどに、綺麗。
 ひとりで見学するんも良いけど、こうして団体行動で、見ず知らずの人たちと、
 ぶらぶら見学して回るんも楽しいなぁ。

 

 多すぎず、少なすぎないちょうどいい人数。
 それでも、雨は止んでくれないのが、悲しいところ。

 

 アルハンブラ宮殿は、16世紀カルロス5世宮殿が未完に終わったままになり、その後廃墟同然となって、
 人々から忘れ去れていました。 


 こんな素晴らしい、彫刻があるこの宮殿も、同様に忘れられたなんて、驚きです、
 


 その後、再び今日に至る人気の観光名所になったのは、19世紀になってから。

 アメリカ公使館書記官として、スペインに滞在中ワシントン・アーヴィングによって書かれた、『アルハンブラ物語』をきっかけに、世界中の人々に知られるようになりました。

 

 

 

 

 

 



 中庭に移動、
  

 ここは、124本の柱を用いて、柱はすべてアラベスク模様で埋め尽くされてます。
 

 中庭に面した部屋には、『ハーレム宮』なんて部屋もあるんですって。
 

 『アベンセラーヘスの間』は、王朝最後の王ボアディル王の父がアベンセラーヘス一族を惨殺をした場所
 だなんて伝えられてます。
 どんなに時が経っても、確証のない言い伝えだったとしても、実際見ると雰囲気怖くて、
 写真なんて撮ること出来ません。

 『惨殺』と『ハーレム』なら、ハーレム宮から見る風景が良いです。
  

 この中庭で、私が絶対見たい!!!と思っていたのは、 
 12頭のライオンが、時刻になると口から水を出す『水時計』
 

 がっ!!! 2007年からライオン逃亡中!( ̄□ ̄)
 

 えぇぇぇ~、こんなことってあるの~!
 って、もちろん石だから、逃亡してるわけではないけれど、今は2009年1月。
 いったいいつまで、グラナダ観光メインのライオンに修復作業に時間かかってんだか。。。
        サグラダファミリア含め、スペインの技術には驚くけど、焦るってことを知らないのは問題だわ(ーー;)。
       まっ、12頭ものライオンが逃亡中なら時間がかかるのかもしれませんねぇ。 

 帰国後、ガイドブックを読むと、
 『惨殺されたアベンセラーヘス一族の首をこの噴水に積み上げて、見せしめにした』と書いてありました。
 生臭い政権争い、徳川の時代だけじゃないんですね。

 

 ハーレム宮の1角にある『二姉妹の間』へ。
 

 部屋の名前の由来は、天井と床の敷石が、2枚同じ大理石が用いられてることからなんだけど、
 案の定?、床の敷石も只今逃亡中。って、なんでやねん!(失笑)

 床はないので、仕方なく上を見上げると、この部屋の天井がすごい!
 
  
 鍾乳石装飾、見ているだけで、何度もパチパチまぶたを閉じてしまうほど細かすぎる細かさの彫刻。
            凝視したら、目が疲れてしまう~。
 

 この部屋を見て、イスラム教で栄えた当時の宮殿の富を実感しました。
 天井周辺の壁や、窓もすごい。
 

 座ってじっくり見る人もいれば、この天井を写すベストポジションを探す人もいたり
 


 気がつけば、皆さん次の部屋へと移動して、私ひとり『二姉妹の間』で、
 ゆっくりと天井を見上げいたら、警備のスタッフさんが話しかけてきた!
                   スペイン語で!
                          このくだり、デジャブかっ?!  

                          つづく。。。

前置きが長いけど、ガイドブック(数冊)と巡るグラナダの歴史観光

2011年07月07日 | '09 スペイン(14日間)

 私のブログのマニアックなファンの方々は、気づいてるかもしれない。
 文章の表現が、ちょっぴり変わったことに。

 フレンドリーに綴っていた文章が、簡潔に読みやすくするため
 変に物足りなく、時々知識があるかのように文章が若干変わっていたことに。

 理由は、最近読んだ本に大きく影響され、
 『いつか、このブログが書籍化されるかも~。』
 なんて、恐れ多くも上の副将軍黄門様もびっくりの大きな勘違いした結果である。

 しか~し!、自分で旅行記を綴っていくうちに、どんなにがんばっても、
 知恵を絞っても、私の知識は微々たる物で、写真も然りで、自己出版しない限り書籍化なんて事はない。
                と(ホントは気がつきたくなかったんだけど( ̄ω ̄;))気がつきました。

 先人達の旅行記に憧れて、簡潔に読みやすい文章に近づきたくて、
 自分らしさって言うものを忘れてしまっていました。


 『自分らしさ』を私なりに、判断すると。。。

 面白おかしく、時々おセンチになって、初対面の人には、いきなりタメ口きけない、
 心の優しい人物だと思っている(大いに、高評価の判断ですけど~)。

 『おもろくて、優しい』
  たぶん。

  きっと。

 
  そうなんじゃないのかなぁ~って(笑)。
        ちなみに、動物占いは『オオカミ』。              


 だから、何を言いたいのかというと、
 以前のように、友達に見てもらうような、親近感のある文に戻します!ってことでございます。


 
 さてさて、前置きが長くなっちゃったけど、本題の旅行の模様を前回の続きから始めます。


 
 2009年 1月25日

 7~8割の確率で雨模様の、自称(したくない)『雨女』の、スペインの旅は、
 時折、折り畳み傘をさしながら、

 夏の離宮『ヘネラリフェ庭園』から、『カルロス5世宮殿』へ。
 

 手持ちのガイドブック(数冊)の、説明を織り交ぜながら説明すると、
 711年(718年とも諸説あり)から始まった、レコンキスタ国土回復運動の終結は、ここグラナダ。

 レコンキスタとは、イスラム教支配下のイベリア半島で行われた、
 イスラム教徒とキリスト教徒の支配権獲得の戦いの事で、イスラム教徒最後の砦は
 1492年グラナダ陥落で約800年間の戦いに終止符が打たれました。 
 
    歴史にはとんと疎い私なので、好きな戦国武将の名前を尋ねられても答えれないですが、
    1490年前後、この頃はるか海を越えて日本は戦国時代に突入します。

 
 アルハンブラとは、アラビア語で赤い城を意味していて、
 小高い丘には、赤い城壁に守られた宮殿、王宮、城塞アルカサバなど、イスラム芸術が集結しています。

 と、イスラム芸術が集結したこの地に、円形状の建物が一つ。

 それがこの『カルロス5世宮殿』。
 

 カルロス5世宮殿は、レコンキスタ完了後に建設された、キリスト教徒の王の宮殿で、
 ルネサンス様式の宮殿の設計は、ミケランジェロの弟子 ペドロ・マチェーカによるものです。
              ガォ~ウ!   
 

 

 建設の理由は、カルロス5世が、新婚旅行でアルハンブラ宮殿を訪れ、
 『イスラムの素晴らしい宮殿の中に、自分の宮殿を建てたい!』ってな思い付きだそうで、

 

 1526年に建設が開始されましたが、資金難や内乱で工事は中断。
 未完の建築物となりました。 


 どの辺りが未完のままなのか、見学していてわからないけれど、
 
 

 現在は、1階がアルハンブラ美術館、2階が県立美術館

 

 2階は美術館ってなことを説明しているけれど、この時、雨がかなり振り、観光客もごくごくわずかで、
 展示物があるであろう部屋の扉はすべて鍵かかってた( ̄□ ̄||)。

 


 『見るものないんじゃ、雨の中でも、意地になって写真撮るしかないよね~。』
 って、この家族が思ったのかどうかわからないけど、お父ちゃんが大声出して、子供に指示しながら、
 写真撮ってた。

 
      子供の表情は、完全にひいてたけど、家族旅行の良い思い出になればいいね。

 
 そして、カルロス5世宮殿を出た後、私は日本からはるばる持ってきた折り畳み傘を、
 どこかに落としてしまったことに気づき、時すでに遅し。

 誰かに持ち去られてた(TT▽TT)

 近くに傘を売っているような商店もなく、ただただ、雨が止むのを願いながら、
 アルハンブラ宮殿観光の目玉、王宮ナスル宮殿)の入場時間を待ちわびるのであります。

   







        参考書籍:
              『るるぶ スペイン'08~'09』
              『いい旅・街歩き ⑯ スペイン』
  
 

グラナダ 人気の観光はアルハンブラ宮殿

2011年07月02日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年 1月25日 現地時間 午後1時

 本日も、雨時々曇り。

 グラナダ到着早々、バスの停留所を間違え下車し、
 宿の場所がわからずに迷子になったけれど、
 老紳士の道案内のおかげで、宿に無事チェックイン。

 『うん、何とか予定通りに旅できてる。』

 そう思いながら、時計の針は午後1時。
 時計を見て、焦る気持ちが湧き、観光をするために急ぎ足。

 一人旅なのだから、急ぐこともないけれど、このグラナダ観光は、
 日本を出発する前に、観光場所のチケットを予約済み。

 『スペイン人が最も行きたい観光地 ナンバー1.その名は、アルハンブラ宮殿

 スペイン人じゃない私だけれど、アルハンブラがかなりの人気だということはメディア等で知っている。
 ハイシーズンには、待ち時間が長時間になることもあるらしい。
 チケットは、観光のメインスポット 王宮 の入場制限が30分間隔で指定されていて、
 指定の時間にその場所に着いていなければ、もちろん見学できないと思われる。


   アルハンブラチケット購入、こちら。
    アルハンブラ見学チケット購入HP
         ネット予約した時のクレジットカードと同じものが、現地でチケット購入する際必要です。 




 グラナダに着いてすでに道に迷っている私は、その場所に予定通りの時間に到着できる自信がない。
 お腹がすいていたので、ゆっくりランチを食べたいけれど、几帳面なA型の性格が、
 『入場時間10分前には到着しといたほうがいいんじゃないかな~。』と言っている。
       
 もちろん本音は、
 『 時間に送れて見学チケット代13ユーロみすみす捨てるなんて、もったいなくてできるわけないっ!』
                         なんだけれど。。。

 宿のスタッフに、その人気の場所アルハンブラ宮殿行きのバスを教えてもらい、

 宿を出て、歩いているうちに、バス停で待つことよりも、空腹に耐え切れずパンを買い、
 『バスの車内で飲食したらダメだよな。』と気をつかって、
 アルハンブラへ続く道(上り坂)を、パンをほおばりながら歩く。

 


 歩いている時は雨もほぼ止んでいて、このままこの天気が続くよう願いつつ、
 

 アルハンブラ宮殿の敷地が見えた頃、やっぱりというべきなのか、小雨が降り始める。
 

 『帰りは、タクシーかバスだな。』なんて、思いながら、
 

 予約していたチケットを、アルハンブラチケット売り場の横にある、ひと気のまったくない(見落としてしまうような)場所で、
 券売機としばし格闘の末、ゲット。
 
     オフシーズン、そして本日のあいにくの天気。
      チケット窓口の人だかりを見て、ふっと思う『わざわざ予約しなくても良かったかも。。。』


 石橋をガンガンたたくほどの偏った心配性で、オフシーズンにもかかわらず、日本でPCの前、
 辞書を持ちつつ『ネット予約』という労力を使って、ついに現地でチケットを手にし、テンションUP↑
 『うふふふふ、ついにアルハンブラ宮殿に来たよ。』
 

 折り畳み傘を出して、広大な宮殿敷地内を見学。

 時折見える、北側の方向にアルバイシン地区(世界遺産)。
 

 アルバイシン地区は、迷路のようになっていて、わかりにくく、ガイドブックには
 『人通りの少ないときには、見学は避けたい。』
 と書かれてあったので、へタレの私は見学する勇気が持てず、遠くからのチラッ見だけにしておく。

 後で見学するアルカサバが遠くに見える。
 
  

 アルハンブラ宮殿にある、『ヘネラリフェ庭園』 は、
 14世紀に整備された夏の離宮を中心とした庭園で、

 いたるところに噴水や、池があって、
 

 水路を流れる水音が、
 

 『夏にここを訪れたら、涼しげで気持ちいいんだろうなぁ~。』という思いにさせてくれる。
         ただ、やっぱり今は思っいきり冬で、小雨も降って、情緒に浸れないけれど。。。
 

 再びチラ見の、アルバイシン地区。
 

 『ヘネラリフェ』は、『すべてを見つくすものの楽園』という意味らしい。
 

 

 なぜなんだろう? アルハンブラでは猫が多い。人懐っこくてかわいいこの子は、観光客に人気。
 

 イスラム文化の、素晴らしい彫刻。
 

 

 そして、今、私がいるこの場所は、紛れもなくアルハンブラなのである。
 
 
      マンホールの蓋にまで、ご丁寧に記されてる。
      グラナダではなく、アルハンブラ。

  スペインの人たちにとって、アルハンブラの存在がとっても誇りなんだなぁ。
           
 

CORDOBA コルドバ旅行記の写真を一気にスライドショー

2011年07月01日 | '09 スペイン(14日間)

 ワタシの旅行記の細々した個人的な内容。

 『もっと役に立つ旅のブログはたくさんあるから、いちいち記事の内容なんて見る時間ないよ。』

 と思ってらっしゃる方もたくさんおられると思います。


 『とにかく、旅の写真が見たい!

 という方に、こちらで ↓ ↓ 楽しんでいただければ幸いです

    
           右下の『四方へ矢印』記号をクリックすると、大きな画面になります。      
CORDOBA コルドバ




 使用カメラは、
 フジフイルム フィルムカメラ『NATURA』とデジカメ『FinepixS8100fd』です。

 天気が、曇り、雨、時々晴れで、はっ!!!と驚くようなすばらしい写真はないですが

 案外、こんな微妙な天気の写真を見てから、

 実際アンダルシア地方へ赴いた時、天候に恵まれた中の景色を自分の目で見た時は、さらに感動が大きいと思います


 当たり前だけれど、テレビやガイドブックは、景色が一番綺麗に写る、最高の天候の中で撮影されていて、
 見る側の現地への期待度が大きくなりすぎて、どんより天気に遭った時微妙な塩梅は考慮されておりません。


 皆さんがこれから旅する先の天候が、良い天気に恵まれることを願ってます。 
          私の場合、季節がらどんより天気が多いので、
                   楽しみにされたいた(ごく稀で貴重な)方ごめんなさい。
                      そして、ありがとうございます。これからもよろしくおねがいします♪