Tabi-taroの言葉の旅

何かいい物語があって、語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない

80日間世界一周

2008年12月21日 | 英国
日吉の慶応大学のキャンパスを散策しました。大学キャンパスって、雰囲気があって大好きです!

その時、ふと掲示板のポスターに目が留まりました。
「80日間世界一周」入場無料 開演18:00
丁度これから始まるグッドタイミング!に、会場の「来往舎」の受付を訪ねました。

時は19世紀・・・飛行機はおろか電車もない時代・・・80日間で世界一周は可能か??1872年10月2日、英国紳士フォックは全財産を賭けて「絶対可能だ!」と旅立ちました。行く手に待ち受けるトラブルの連続、果たしてフォックは賭けに勝てるのか?

以下が、フォックが計画した80日間で世界一周が可能だと算出した予定表です。

ロンドン/スエズ 鉄道および蒸気船 7日
スエズ/ボンベイ 蒸気船 13日
ボンベイ/カルカッタ 鉄道 3日
カルカッタ/香港 蒸気船 13日
香港/横浜 帆船 6日
横浜/サンフランシスコ 蒸気船 22日
サンフランシスコ/ニューヨーク 鉄道 7日
ニューヨーク/ロンドン 蒸気船 9日
合計 80日

「80日間世界一周」は音楽でも有名ですが、小説の中身についてはあまり知りませんでした。当時、イギリスのトーマス・クック社が「世界一周」ツアーを発表していたとはいえ、エジプトではスエズ運河がやっと開通し、フランスでナポレオン三世による第二帝政華やかな時代に、こんな想像力豊かな冒険活劇小説が発表されていたんですね!!

短い間ではありましたが、わくわく・ドキドキの会場一体型・観客参加劇に、私も思わず学生時代に戻ったかのような興奮を味わいました。

映画「80日間世界一周」

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