感覚統合の世界を紹介し、「自閉っ子の身体的不具合についてこういう解釈と対処法が成り立つよ」とお伝えしたのはいいのだが
次に起きた問題は、
「やってくれる場所と人がいない」ということ。
わりと仰々しいでしょ、感覚統合って。
トランポリンとかブランコとか、一般の家庭ではないような大型遊具が備え付けてあって
受けられる場所もなんとかセンターとか大学とかで。
子どもの場合、「順番が回ってくるのは月一回」とか
大人はみてもらえるところがない、とか。
まず子どもの問題。
鹿児島が予約なしで行けるというのが今もうかなり有名になりましたが
なんでそうなの? と最初に疑問を持ったのは当然。
そうしたら愛甲さんが教えてくれました。
「治すからです」と。
ああそうか。「予約何年待ち」の藪医者もいたなあ。
治らないと患者さんがたまっていくから、予約取りづらくなるのね。
そして大人の問題。
「感覚統合受けさせてくれるところがない」って
そりゃあたりまえのことですよ。
ギョーカイがそうしてるんだから。
ギョーカイは「発達障害は一生治らない」と主張している。
しかも大事なのは早期発見早期介入だと主張している。
だとしたら少ないリソース(場所や人)を大人に回すわけないじゃないですか。
だけど身体の不具合から精神的な問題がきているという自覚があるのなら
取り組めるスポーツはいっぱいありますよ。
私が感覚統合を広めることによって伝えたかったのはそれ。
それに今は、「小田原行ってみれば?」って言いますよ。鹿児島よりは多くの人に近いだろうし、感覚統合より一次障害に働きかけるからね。
そう。感覚統合が広まった一つのデメリットは
あたかも「特別な場所で、特別な人に指導されて」じゃないと
身体づくりができないかのような誤解が広まったこと。
その後、安直なハウツーものも出たけど
結局きちんと理論を知らないと、自分用にカスタマイズできないでしょ。
いっぱいいっぱいワークが載っていて、そのうち一つできるかできないか。
それじゃあ効果があるかは運任せになるんですよ。
私が運動前にする準備体操って
片足立ちは左足
だるまころがりは右回り
これは別に栗本さんに「浅見さんはこれがいいです」と教えてもらったわけではなく
黄色い本に書いてあるようなことを教えてもらい
読者の皆さんと一緒にコンディショニング講座を受け
そして自分のぼしきゅうに触ったり
自分の身体の癖を研究して
「運動前にはこれやっとくとラクに動けるな」とカスタマイズしてきたからなの。
つまりね
ハウツーをなぞるだけではカスタマイズできないの。
感覚統合の考えが広まったことはいいけど、一方で
・やってくれる人と場所がな~い
と依頼心の強い人たちと
・バランス感覚にはバランスボール! 本に書いてあった!
のマニュアルな人たちと
を生み出したような気がします。
だから私はもりしーさんの本を出して
今日頼めば明日届くもので身体づくりってできるんだよ、って証明した。
マンション住まいの私でもできることがあるんだ、って
そして黄色い本に至っては
なんにも道具は必要なく
本当に身体一つで今このときから本を片手にできるようなことばかりなんだけど
あの本を読んでからも
自分のぼしきゅうにさえ触れていない
蹲踞すらしていない
ていう人もいるらしいことを知り
なんて無駄なんだろう、と思います。
なんのために夏休みに間に合うようにワールドカップの合間もあくせく仕事したんだろうか、と。
いや本を買ってくださるのはありがたいことなんだけど。
それ以上要求するのは出過ぎたまねかもしれませんが。
でも、本当に今このときからできるんです、黄色い本に載ってることはね。
なんで自分の身体を動かして試さないんだろうね、みんな。
みたいな愚痴を昨日夕方、栗本さんに話していました。
「私はもりしーさんから最初に手紙もらったら、すぐに新幹線乗ったんだけどね」
そうしたら栗本さんが言うには、そういう風にすぐ行動起こせるかどうかも身体なんだと。
とくに腰らしいですよ。
そうならだからこそ親御さんもすぐに身体づくりしなきゃいけない。
しかもそれには体力なんていらない。
感覚統合の話からずれたように思われるかもしれないけど、何が言いたいかっていうと
身体づくりに「感覚統合」という名前がついていたおかげで「家ではできないもの」みたいなイメージがついちゃったとしたらそれはマイナス点だったなあと思います。
もりしーさんにしろ栗本さんにしろ「遊ぶ」以上の身体づくりはないと思っているはずで
基本は家庭なんですけどね。
ま、お札に触れるけど。
とにかく、黄色い本を読んだけど
子どもにあれこれやらせるだけで、自分のぼしきゅうの観察も済んでいない親御さんたち。
PC広げたままでも
いや、スマホ片手でもぼしきゅうの観察は始められますから
まずはご自分の身体を見つめてください。
左右を比べてください。ご夫婦で比べてみてください。
それからお子さんのぼしきゅうに触れてください。
今までわからなかったことがわかります。
次に起きた問題は、
「やってくれる場所と人がいない」ということ。
わりと仰々しいでしょ、感覚統合って。
トランポリンとかブランコとか、一般の家庭ではないような大型遊具が備え付けてあって
受けられる場所もなんとかセンターとか大学とかで。
子どもの場合、「順番が回ってくるのは月一回」とか
大人はみてもらえるところがない、とか。
まず子どもの問題。
鹿児島が予約なしで行けるというのが今もうかなり有名になりましたが
なんでそうなの? と最初に疑問を持ったのは当然。
そうしたら愛甲さんが教えてくれました。
「治すからです」と。
ああそうか。「予約何年待ち」の藪医者もいたなあ。
治らないと患者さんがたまっていくから、予約取りづらくなるのね。
そして大人の問題。
「感覚統合受けさせてくれるところがない」って
そりゃあたりまえのことですよ。
ギョーカイがそうしてるんだから。
ギョーカイは「発達障害は一生治らない」と主張している。
しかも大事なのは早期発見早期介入だと主張している。
だとしたら少ないリソース(場所や人)を大人に回すわけないじゃないですか。
だけど身体の不具合から精神的な問題がきているという自覚があるのなら
取り組めるスポーツはいっぱいありますよ。
私が感覚統合を広めることによって伝えたかったのはそれ。
それに今は、「小田原行ってみれば?」って言いますよ。鹿児島よりは多くの人に近いだろうし、感覚統合より一次障害に働きかけるからね。
そう。感覚統合が広まった一つのデメリットは
あたかも「特別な場所で、特別な人に指導されて」じゃないと
身体づくりができないかのような誤解が広まったこと。
その後、安直なハウツーものも出たけど
結局きちんと理論を知らないと、自分用にカスタマイズできないでしょ。
いっぱいいっぱいワークが載っていて、そのうち一つできるかできないか。
それじゃあ効果があるかは運任せになるんですよ。
私が運動前にする準備体操って
片足立ちは左足
だるまころがりは右回り
これは別に栗本さんに「浅見さんはこれがいいです」と教えてもらったわけではなく
黄色い本に書いてあるようなことを教えてもらい
読者の皆さんと一緒にコンディショニング講座を受け
そして自分のぼしきゅうに触ったり
自分の身体の癖を研究して
「運動前にはこれやっとくとラクに動けるな」とカスタマイズしてきたからなの。
つまりね
ハウツーをなぞるだけではカスタマイズできないの。
感覚統合の考えが広まったことはいいけど、一方で
・やってくれる人と場所がな~い
と依頼心の強い人たちと
・バランス感覚にはバランスボール! 本に書いてあった!
のマニュアルな人たちと
を生み出したような気がします。
だから私はもりしーさんの本を出して
今日頼めば明日届くもので身体づくりってできるんだよ、って証明した。
マンション住まいの私でもできることがあるんだ、って
そして黄色い本に至っては
なんにも道具は必要なく
本当に身体一つで今このときから本を片手にできるようなことばかりなんだけど
あの本を読んでからも
自分のぼしきゅうにさえ触れていない
蹲踞すらしていない
ていう人もいるらしいことを知り
なんて無駄なんだろう、と思います。
なんのために夏休みに間に合うようにワールドカップの合間もあくせく仕事したんだろうか、と。
いや本を買ってくださるのはありがたいことなんだけど。
それ以上要求するのは出過ぎたまねかもしれませんが。
でも、本当に今このときからできるんです、黄色い本に載ってることはね。
なんで自分の身体を動かして試さないんだろうね、みんな。
みたいな愚痴を昨日夕方、栗本さんに話していました。
「私はもりしーさんから最初に手紙もらったら、すぐに新幹線乗ったんだけどね」
そうしたら栗本さんが言うには、そういう風にすぐ行動起こせるかどうかも身体なんだと。
とくに腰らしいですよ。
そうならだからこそ親御さんもすぐに身体づくりしなきゃいけない。
しかもそれには体力なんていらない。
感覚統合の話からずれたように思われるかもしれないけど、何が言いたいかっていうと
身体づくりに「感覚統合」という名前がついていたおかげで「家ではできないもの」みたいなイメージがついちゃったとしたらそれはマイナス点だったなあと思います。
もりしーさんにしろ栗本さんにしろ「遊ぶ」以上の身体づくりはないと思っているはずで
基本は家庭なんですけどね。
ま、お札に触れるけど。
とにかく、黄色い本を読んだけど
子どもにあれこれやらせるだけで、自分のぼしきゅうの観察も済んでいない親御さんたち。
PC広げたままでも
いや、スマホ片手でもぼしきゅうの観察は始められますから
まずはご自分の身体を見つめてください。
左右を比べてください。ご夫婦で比べてみてください。
それからお子さんのぼしきゅうに触れてください。
今までわからなかったことがわかります。
私が感じたのは〇〇がいい親御さんは受講する……ということ。
今回、当地で初めて有料で集団講座をしましたが熱心さが違いました。
また機会があればやろうと思います。
私もまた長崎行きますよ。「のこのこの原さん」には嫌われてますけどね! ははは。