ギョーカイ人のアイドル化考察

さて、連休の間はブログ書かないつもりでしたが
あまりに面白いネタが回ってきてしまったので、書かざるを得なくなりました。

7月5日に神戸で、JDDのお祭りをやるそうですよ。
JDD存続のためのファンドレイジングだってさ。
存続してもらうと、だれが得なのかよくわかりませんが
存続してもらいたい人は行くといいかもしれませんね。
私は行きません。この世にJDDがなくなっても、別に困らないので。

メジャーなセンセ方綺羅星のごとくで、だれが主役かわからないほどですが
ランチタイムには1000円払うとこのセンセ方と握手できるという握手会があるそうですよ。
1000円払っておさわりタイム。
どこのキャバクラかよ。
ギョーカイ人も地に堕ちたもんです。
客商売だったんだ、あの人たち。
私はてっきり支援者だと思ってきたので、全然支援しないのに腹が立ってきたんですけど
実はアイドルだったんですね。見て楽しむ存在だったんだ！

まあ、このギョーカイ、押し寄せる保護者当事者のほうにも「あわよくばただで知見を利用しよう」というさもしい人が多いので
それを防止するために「握手1000円」という設定にしたのではないかというご意見もありまして
それはそれで合理的にも思えますが
ここで相談するとなんか解決できると思うこと自体、初心者の証。
相談しても
１　発達障害支援センターに行きなさい
２　あなたが我慢しなさい
の二種類のアドバイスがもっともらしい語りでかえってくるだけなのがお約束。
発達障害支援センターで助かった人の目撃率なんて、ツチノコ並みですからね。いなくはないんだろうけど、ほとんどの人は見たことがない、っていう。「行っても別に役に立たなかった」っていう人は町のスズメほどいたるところにいますが。

お相撲さんはそれなりの場所では握手も写真撮影も嫌な顔一つせずやってくれますが
たとえば「稀勢の里関と握手　1000円」とか言われたら嫌ですね。
お金を出すのが嫌なわけではありません。
きせ関はお相撲さんで、そのお相撲さんのファンになって握手していただくわけなので
握手のばら売りはプロっぽくないです。
第一安すぎます。
ギョーカイ人は安いのかね。1000円の男なのかね。

「花風社さんの集まりではサインもイラストも握手も無料ですよね」というお声をいただきましたが、当たり前です。
うちの売り物は本だから。
支援団体を名乗りながら支援をしない団体は、スキンシップを売るしかないのかな？

まあこれもギョーカイが広い世間に目を移し、アキバ商法かなんかに学んだのかもしれません。実は一生懸命なのかも。
ツイッターとＦＢでこの新アイドルユニットを「ＧＹＫ４８」と名付けてくださった方がいましたので
それを採用することにしました。

ＧＹＫ４８のお祭り。
ＪＤＤの存続を賭けたお祭り。
7月5日神戸です。
ご興味ある方は、ＧＯ！


＊一番トップに貼った本に、「ギョーカイ団体がいかに問題解決の意欲と力に欠けているか」書いてあります。ご興味あったら、読んでね。