治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

美しいクラウドファンディングと美しくないクラウドファンディング

2017-05-18 10:30:50 | 日記
さて、先日いただいたのんのさんのコメントによると、発達障害者ネットワークで青いお祭り関連行事のひとつとして、映画上映会を開いたのですね。そして資金をクラウドファンディングで集めたらしい、と。

実は明日、大きな発表をしますので、その前にこのこと取り上げておいた方がいいかなと思いました。

といっても、花風社がクラウドファンディングするのではないですよ。
基本的に事業資金はクラウドファンディングすべきではない、と私は思っています。他の経営者はそれぞれのお考えがあることでしょうが。

事業者はまず、自分で立てた企画なら黒字にするのが本筋。赤字でもやらなければいけないことがあるのなら、それは自腹を切るべきです。

さて、青いお祭りの上映会に話を戻します。
ぐぐってみると、2016年も上映会を開いていたのですね。そしてこれは有料でした。2000円×200名×2回 です。フルに入ると400万円の売り上げ。

そして2017年は97万円をクラウドファンディングで目標にし、それに対し103万円集まった。

上映会って97万円もかかるんだ~というのが率直な印象でした。ノンコマーシャルな少人数の上映でもそれくらい著作権者は要求するんでしょうかね。JDDは何しろAKBの真似をして握手会までして資金集めしていますから、本当のところいくらかかるかはわかりませんが(下種の勘繰り)まあとにかく103万円集まったので今回は無料で見られた人がたくさん(推定)いたわけですね。

つまり、去年は有料でやって人が入んなかったのかな。
少なくとも資金は賄えなかったのかな。
だから今回は「自分は見られないけど社会の理解ガーのため応援します」という人も巻き込むためのクラウドファンディングかな。
伊達や酔狂でお金出すのならそれは自由ですが、いまだに青いお祭りで発達障害の映画を上映すると社会の理解が広がると信じている人がいるとしたら、牧歌的ですね。

2000円で映画二本。高いか安いか私にはわかりません。私はきっと無料でも見ないから。映画の人ではないんです私。
そしてこのクラウドファンディングには気づかなかったけど、気づいてもお金は出さなかったでしょうね。趣旨に賛同できず、組織に賛同できず、おまけに自分も見る気がしないので。

上映会の一番美しい姿は、入場料を取りそれで費用が賄えることです。
お金払ってまで見たい人が見た方がいいに決まっている。

それで赤字が出たら、それは世の中的に需要がなかったということ。
上映会開いてまで訴えたかった人がリスク取るのが筋っていうもんです。

JDDは年次大会でも、講師16人に対し参加者百名前後みたいな支援級としては理想的な構成(ブ)になっているくらい最近閑古鳥みたいなので、2000円で50名集める自信がなかったのでしょう。

だったら上映会しないか、それでもあえて開きたいのなら赤字を自分たちで引き受けるか、それが「民」の発想です。

「民」じゃないんだな~この人たちは、と思いました。
普段、血税から事業費を得て、しかもどんどん事業費を増やし「早期診断早期発見生涯にわたる支援大卒の人のグループホーム」と国にたかり続ける放蕩息子みたいな人たちですからね。

潔くないな~と思いました。
美しくないクラウドファンディングだと思いました。

でも最近、安易なクラウドファンディング多いですよね。
安易なクラウドファンディングに頼る起業家は長続きしないだろうと思います。

私は「事業者が事業資金を募っている」のには興味を持ちません。
それは事業者がリスクマネーを出すべきだと思います。
リスク取るのが事業者の仕事なのに、それを放棄してどうするつもりだ、と不思議になります。

そして、いくらやりたくても身の丈に過ぎたリスクなら、あきらめる。
それが筋だと思うのですが。

私がこれまでお金を出したクラウドファンディングは

サッカーW杯に知的障害の人のチームを送り込む遠征費とかそういうのです。
こういうのはぜひ寄付したいしロシアも行くのなら、そしてクラウドファンディングがあるのなら、また募金します。
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