治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

続・もし名大病院・吉川徹医師が大地君の主治医だったら

2011-05-12 19:53:10 | 日記
とうてい「いいところを伸ばす治療」ができそうにないという結論を早急に出す前に
別の可能性を考えてみましたよ私は。

先日愛知県の荻野ます美さん(こうままさん)とおしゃべりしました。
自閉っ子ママで支援事業も立ち上げられ
有名なお母さんですね。

この方は吉川と親しいみたいなんで、ちょっと遠巻きにしてたんですけど
あるとき私の信頼するある人にきいてみたんです。
「ねえ、そらパパとこうままさんってどこがどう違うの?」

怒られましたよ。
「何言ってんですか! もう本質が違います。そらパパっていうのは要するに他人の批判ばかりでしょ。こうままさんは実践の人です。だから一切人の批判しないでしょ」

あ、たしかにそうだね。こりゃ失敬。

で、この前のこうままさんとのおしゃべりで知ったことは
吉川は別に地元では子どもの修行の邪魔はしてないみたいなんですね。

好みの子の邪魔はしないのかな?
こうままさんちのこうくんは好みに合ってるから邪魔しないのかな?

もちろんそれもあるかもしれないとは思うけど

それより私が大きい違いだと思うのは

「地域で実名で活動している」ってことだと思いますね。

以前匿名で活動している理由を吉川はこう私に向かって吐き捨てました。
「何かあると訴えると脅されて実名で活動できるか」

語るに落ちるとはこのことですね。
要するに「いんちき言い放題でも責任を問われない」立場を確保するために
afcpとかafcp_01とかのHNを使ってるっていう告白ですねこれは。

私は医師が匿名でネットで遊ぶことが悪いことだとは思いませんよ。

医師だって人間。オタク趣味もあるでしょう。ガンダムとかサッカーとか競馬とか。

政治や経済を語りたいことだってあるでしょう。
それを身元を明らかにせずネット上で情報収集したり発信したり交流したりするのが悪いことだとは思わない。

でもね。

自分の専門分野について発言や行動をするときには
実名ならやらないことはやるべきじゃないと思いますね。

まあともかく、どんな人間か上記の発言で予測がついたんで
私は念のため、吉川の身元を抑えることにしました。
いつもの専守防衛。

お金はかからなかった。時間も。
だって身元を隠そうとしながら、実績に関しては自慢たらたらつぶやいていたので
学会発表の時間帯までお友達がだだ漏れしていたので
数回ぐぐったら終わり。

以降、身元をつかんでいることを隠さないことにしました。

地元で実名で活動する顔と、ネット上の顔と使い分けるのが吉川の方針だとしても
こっちの頭の中では統合されてるわけなので
「どこの誰だかはわかってますよ」と親切に教えてあげたわけです。

大地君に余計なこと言うのも
「花風社が儲かってほしくない」とか素人の親に悪乗りした幼稚な発言するのも
藤居のいつもの読み間違いレビューを真に受けてソースに当たらず私がキレート療法を支持していると思い込むのも
AFCP あるいは afcp_01
すなわち名大病院の吉川徹。

まあね、実名で活動していたら私の書いたあとがき読まないであとがき批判するようなことはしないでしょ。
できないでしょさすがに。読まないで批判なんて。プロなんだから。プロとしての看板背負っていれば。
少なくとも私は読んでない本の批判はしない。プロだからね。
吉川もあのあとがき読んでいたら、私が水銀原因説やキレート療法を支持しているなんて読み間違えるはずないでしょ。
むしろそれを否定しているあとがきですよ、あれは。
藤居が読み違えただけ。

吉川はいやしくも
藤居や宮本のような素人とは違うんだから読めば間違えなかったでしょ、たぶん。
英文アブストラクトのまとめは的外れなこともあるようだけど。

でもまあ、本人としてはキャラ使い分けてるつもりなんでしょうから。
大地君が名古屋の子で、名大病院に行ったら
ネット上でのような振舞いはせず
自分がafcpであることはおくびにも出さず
大地君をひとりの患者として正当に扱ったかもしれませんね。
いいお医者さんをちゃんとやったのかもしれない。

そうしたら、それなりに「いいところを伸ばす」治療ができたかな?

そのへんはわかんない。
だって「いいところを伸ばす」ってやっぱり修行ですよ?
修行否定派には無理なんじゃないかなあ。

でもまあね、修行否定派の先生たち多いみたいですね。

先日も当事者の方が正論吐いてましたよ。

~~~~~~

「出来ないことはやらなくていい」だと私、この世の9割の仕事はできませんけど・・・。
出来るようになる方法をお医者さんが知らないだけじゃないかな~って思いました。

~~~~~~

ほんとにそう。

「出来ない子」って勝手に決めてるのはむしろ医療じゃないの?

それを「なんだかなあ」って感じている保護者・当事者は多いんですよ。

その子がどういう適性を持っているのか
決めるのは医療や福祉じゃありません。
社会です。就労の場面で言えば、企業です。

医療や福祉の仕事は育てること。
育った子たちに居場所を与えるのは、社会です。

親御さんたちどころか、本人たちまで
「先生が一生の生活の面倒見てくれるわけじゃないのに」って声、多いですよ。

で、修行否定派にうんざりしている方たちが
花風社の本を待ってくださっているわけです。

まあこういう風に、今って発達障害をめぐって
意見の違いは色々あるけど、たぶんね

=====

自閉症を情緒の問題と深読みするのではなく
もっと物理的な対応で解決できることが多い。

=====

このへんまではかなり多くの人が意見が一緒なんだと思います。
自閉症に関して一通りの知識があればね。

そのあと
その「物理的な対応」を環境方面に何パーセント求め身体方面に何パーセント求めるか

そのへんが割れてるんだと思いますね。
修行否定派の人たちは環境方面(含社会)への要求パーセントが大きい。

それに対し
「社会の理解には限界があるから自分でやれることはやろうよ」っていう人たちが
神田橋先生の本を読んだり
今また脳みそ先生の本を待ってくださっているわけですね。

「脳の可塑性」をどの程度に見積もるか。
脳の可塑性を高める方法を研究するかどうか。

そのへんが分岐点なんだと思いますね。

東京タワー明かりが灯ったらしいですね。
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