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[劇場アニメ] 宇宙戦艦ヤマト2202 第三章・純愛篇

2017-10-14 | 映画

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第三章を川崎チネチッタにて観て来ました

いやー、今回は焦りました

どうやら某人気アニメの舞台挨拶と時間が重なっていたみたいで、パンフなどのグッズ売り場どころかネットで購入したチケットを引き換える機械に並ぶだけでも大行列で、果たして上映開始までに入場が間に合うのか?とヒヤヒヤものでした……劇場に到着して一瞬、ヤマトにこんな大行列が?と驚いてしまったのが内心切ないやら恥ずかしいやらσ(^_^;)

…でも、ヤマトの方も結構大きめの劇場で7割くらいの入りになってたので別に恥ずかしがる必要もなかったのでそこは念のためw




以下ネタバレ感想:
■第07話……また改めて「2199」からの展開を振り返り、ヤマトがイスカンダルのスターシャと波動砲を封印することを ”約束” した経緯が語られて、決して ”忘れるな” と観客に重くつきつけます…

冒頭、「ヤマト2」でヤマトに搭載されていたタイムレーダーみたいに ”過去を視る” 能力者みたいなのがガトランティス側に登場したのが驚きでしたが、未だ謎に包まれているテレサの本質というのが、”超能力” みたいなオカルト寄りになっている事への伏線的な意味合いだったりするんですかね……そして更なる驚きだったのが、このシーンにてヤマトの波動砲の ”脅威” をキチンとガトランティス側に認識させた事です

いわゆる ”必殺技”、”最終兵器” であるヤマトの波動砲は基本的に、”相手が想定してない” ことで最大の効果を発揮する一発逆転の兵器なので、こんな序盤から敵側に認識させる事は今後のストーリーにとっての足かせになるんじゃないかとつい危惧してしまうんですが、「2202」のスタッフはよほど自信があるんでしょうか?

…とか思ってたら、第七話にしていきなり地球が破壊されようとする大ピンチに度肝を抜かれました(゚д゚;)

三章の予告にて、”敵艦の総数1万5千を突破!” とか言ってたセリフにビビってたオレがアホみたいに(苦笑)、惑星規模どころか天文単位の超巨大な砲身を形成するのに250万隻の大戦艦が集結した~ってのがもう、数字がデカ過ぎて唖然とするしかありませんでしたw……「2202」もいずれテレビ放送なんかもされる時が来るんでしょうけど、このムチャクチャなスケールのド迫力はテレビ画面なんかではとても伝わりきらないと思うので、これは劇場で見られて良かったなあと心底思いましたね( ゚∀゚)o彡゚

古代は地球の命運と引き換えにするくらいならと(スターシャとの約束を違えて)波動砲の使用を決断するワケですが、ここから延々と古代の苦悩が始まるとは想像してませんでした……”艦長代理” は旧シリーズから当たり前の様に登場していた古代の肩書きですが、どれだけ過酷な重責を(まだ若き)古代に背負わせてしまっているのかを改めて描写した脚本には唸らされましたねえ…



■第08話……遂に波動砲を発射してしまったとはいえ、ガトランティス側にも人的被害は出さずに済んだことでどうにか精神の均衡を保っていた古代でしたが…

EMP兵器的な効果によって、第11番惑星宙域に250万もの敵艦隊をそのまま放置~っていうトンデモ展開になりましたが、これ確かにヤマトにしてもどうしようもない状況ですな……古代が撤退を勧告する中で言及していたように、ヤマトの火力なら一隻残らず殲滅する事も可能なワケですが、「2199」でガミラス母星を滅ぼす事が出来なかった ”流れ” からしてもただひたすらの大虐殺なんて描写は許されそうにありません(メタ的にも)

この250万隻という艦隊規模がガトランティス的にはどれくらいの戦力なのかがまだハッキリしていないので何とも言えませんが、この奇妙な状況についてはまた9話の感想でちょっと触れます


「さらば」や「ヤマト2」と同様に、看護師としてヤマトに乗り込んでる雪のシーンがセリフやBGMごと再現されているのは微笑ましかったですね (〃∇〃)
雪をヤマトに乗せたがらないガンコな古代に対して、他のクルーたちが呆れるやらガッカリするやらの反応を見せるのが貴重なギャグ要素で面白かったですw


第一章のアンドロメダの進宙式のシーンにて、キーマンの横顔がデスラーにそっくりだったのが微妙に気になっていたんですが、どうやらデスラーの一族っぽい?……波動エンジンの制御機構を乗っ取った風な描写が次の9話でありましたが、果たして何が目的なのやら…


そしてまたもやアケーリアス文明の遺跡が絡んでくる展開の中、まさかのズォーダー大帝自らが古代に接触して来ましたが、旧作「ヤマト2」でも第11番惑星にて背景に謎のモアイ像っぽい古代文明の遺跡が登場してはいたんですが、その後の展開で一切触れられることも無く、”そういやあれって結局何だったんだ?” 要素で終わっちゃってたっけなあw
「2202」も「2199」と同様にアケーリアス文明を要所要所でストーリーに絡めてるカンジですが、イスカンダルやガミラスも含めて ”人間型” 生命体の起源は全て地球と共通してるっていう設定を今後どの様に活かしていくのか、テレサやガトランティスの起源の謎と共にこれから語られる事になりそうです



■第09話……ズォーダーが古代と接触して来た目的は ”愛の説教” だったという…(汗)

その規模が計り知れない超巨大な星間帝国の大帝自らが、辺境の惑星の一隻の戦艦の ”若造” に個人的に接触してきた状況がちょっと無理矢理すぎる気がしますが、その理由を何とか想像してみると ”テレサ” の存在がそれだけ脅威に思われてるって事でしょうか……テレサに与する(いや、テレサが与する、か)勢力の芽を摘もうと、懐柔か骨抜き(無力化)を目指して一種の洗脳みたいなのを仕掛けようとしたカンジですかね

ついでにガトランティスがどういう存在なのかも親切に教えてくれましたが(「ヤマト2」ではガトランティス人捕虜に対して尋問・拷問・自白剤のフルコースをやってた事からすると隔世の感がありますw)、どうやら「マクロス」のゼントラーディ軍みたいにかつて何者かに戦闘種族として創り上げられた存在であり、失ったか、捨てたかした ”感情” をこれから取り戻していく展開になるっぽいですな(ヤマトに乗り込んでるスパイっぽいのがサーベラーとどういう関係なのかも気になります)

そうなると第11番惑星の250万の艦隊が一体どういう役割を果たすのかが少し見えてきた気がして、古代とヤマトの行動から新たな ”感情” を呼び覚まされた結果、最終的な決戦の場においてガトランティスを二分する勢力になる…?

まあそこまで判断するのは流石に早計だとして、大帝渾身の ”究極の選択” を折角つきつけたのに反則技みたいな決着の仕方がどうにも微妙でした

ガミラスの反乱軍による惑星間弾道ミサイルによって果たして何が起こっていたのか、そこに波動砲を打ち込むことで何が起こったのかがよくわからなかったので、古代や雪やガミラス艦があっさり助かった結果がどうにも釈然としません(-_-;)
「2199星巡る方舟」編を見たときも似たような感覚だったんですが、SF作品としては当たり前のネタなのかもしれないんですが(詳しく説明するまでもないという)、どうにも置いてきぼり感が(-_-;)

もう艦長代理とか地球人代表みたいな勝手に背負わされた重圧とかを全て振り切って雪のために飛び込んだのは、「2202」になって ”熱血” キャラとして生まれ変わった古代として非常に ”らしい” 行動だったとは思うんですが…

細かいネタですが、雪に「永遠に」の時の軍服を着せていることで、おお?雪とはマジで別離ルート?とオールドファンをやきもきさせたのは心憎い演出でしたw



■第10話……釈然としないエピソードその2です

9話にて古代不在のヤマトの指揮を土方が代わりに執っていたシーンはメチャメチャ興奮しましたが、”借りるぞ、沖田” のセリフをもう一度聞きたいが為に、二回目の観賞に行こうと本気で思ってるオレがいますw……そして古代が艦長代理の重圧に耐えかねて?早くその任を土方に譲って貰いたいと考えるのは余りに酷ですかね(^o^;)

10話で唐突に登場した ”宇宙蛍” は、初代や「2199」の金属腐食性のガス生命体を使ったデスラーの作戦の焼き直しとでも言うべき「ヤマト2」のエピソードで登場した要素です……”地球の蛍みたいでキレイだ” と不用意にヤマト艦内に持ち込みまくった挙げ句に艦内重力装置が破壊されて大ピンチ!ってな展開だったんですが、流石にそこまでアホな展開wは改変されて、今回の蛍には催眠作用があって~みたいな設定補完が為されていましたが、「2202」では果たして人為的なのか災害なのかすら不明なままで事態が進行して、ワケのわからないままに佐渡先生の ”こんな事もあろうかと” で用意されていた謎の装置で解決までしてしまいました

え…?何これ…?

でも次の第四章の内容が ”デスラー総統の再来” となっている様なので、この10話の時点で実はデスラーが既に作戦を始めていたっていうのが明かされるかもしれないんですけどね…

古代と斉藤との確執というか ”ケンカ→理解し合う” というエピソードを(テレザート星以前に)無理矢理ねじ込んでおきたかった感が拭えなかったのは残念でした


いよいよテレサからの干渉が本格化して来ましたが、雪はまたのけ者?っていうのが気になって仕方なくて、古代はちゃんとフォローしてあげてるんだろうかと祈る様な気持ちです(-人-)



次回第四章の公開は2018年1月27日(土)とのことで、これまで4ヶ月おきだったスパンが3ヶ月に短縮されましたな……観客としては嬉しい限りなんですが予算が厳しくなってきたのかなとか想像すると(ノ_-;)

遂にデスラーが再登場するみたいですが、「2199」からの経緯からすると、旧作のような ”因縁” という扱いにはならない気がするんですよね……”好敵手” といった存在とも違いそうですし、何よりキーマンの存在がヤマト艦内にあるのでかなり捻った ”再会” になるのではないかと期待しております

あと三章で明らかになった(デスラー失脚後の)ガミラスの情勢の混乱っぷりもかなり酷い状態になってるみたいなので、その辺りのフォローも楽しみです……ユリーシャやスターシャの再登場もあるといいなあ




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