天路歴程

日々、思うこと、感じたことを詩に表現していきたいと思っています。
なにか感じていただけるとうれしいです。

ただ痛みだけが残る

2017-07-12 22:00:28 | 
最後に会ったのは
いつだったのか

それすらも定かではない

遠い過去の話

それなのに

振りほどかれた手
振り返りもしない背中

それだけは

くっきりと浮かび上がる

愛していたのか
執着していたのか

それとも

それらは

分かち難く混ざり合っていたのか

今となっては

自分の心さえ

朧となってしまった

それでも

拒絶された悲しみは

癒えたようでも

不意に

私の心臓を掴み

苦しめることがある

年老いた私は

後ろの道ばかりが

思い出される

日がな一日

うつらうつらしている日々

うつつか幻か

鮮やかに締め付ける

過去の茨

いろんなことが

私を通り過ぎていったのに

ただ

痛みだけが

私の元に残る























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