Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

観光、景観、まちづくり:国土計画における文化のポジショニング

2007-06-27 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。


No.163 配信日:2007年6月25日
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文化政策プログラムでは、文化を巡る各政策最前線から担当者をお呼びして、政策の枠組み、課題、将来の方向性についてお話し頂くセミナーを開催いたしております。

■趣旨
国土交通省大臣官房参事官 野村正史氏をお招きし、観光、景観、まちづくりといった文化に密接に関わる広い政策体系を紹介し、地域資源としての文化の可能性について、現在策定中の国土計画も踏まえながら、お話し頂きます。

■テーマ
「観光、景観、まちづくり:国土計画における文化のポジショニング」

■日時および場所
2007年6月28日(木曜日)
18:30-20:00 於 政策研究大学院大学 講義室G


開催直前の連絡で恐縮ではございますが、ご関心の方はご参加頂けると幸いです。参加を希望される方は、下記の申込書に必要事項をご記入の上、culture2007-ml@grips.ac.jpまでご返信ください。

政策研究大学院大学・文化政策プログラム
教授 垣内恵美子




*****申込内容*********
◎名前:
◎参加希望日:
◎所属:
◎連絡先:

カラヤンのブルックナーなど

2007-06-25 | Media
吉松 隆『夢見るクラシック交響曲入門』ちくまプリマー新書、2006
この本を読むことでクラシックとロック(あるいはポップ・ミュージック)を繋げて(実際に繋がっていることを)理解できるようになった。大きな収穫。

岡田暁生『西洋音楽史-「クラシック」の黄昏』中公新書、2005
お勉強にはもってこい。クラシック好きがその歴史を手軽に俯瞰するにはもってこいの書物。

中川右介『カラヤンとフルトヴェングラー』幻冬舎新書、2007
「頂点」に上りつめるには「才能」だけではダメである。いやむしろ才能が邪魔することのほうが多いのかもしれない。才能だけで勝負しようとしない輩が世の中には溢れているからである。そういうことがイヤというほどわかる本。それにしても、「ベルリン・フィルを振る」という欲望の根源が、マエストロ達の純粋な芸術的実践の追求にあったのか、あるいは地位や権力、その結果としてのビジネス的成功にあったのか、そのことは最後までわからずじまいである。おそらく両方なのであろう。芸術(家)と政治(とくにナチス)との関係という視点からも面白く読める書物。

山本雅之『農ある暮らしで地域再生-アグリ・ルネッサンス-』学芸出版社、2005

カラヤン+BPOによるブルックナー「交響曲 第4番 変ホ長調 ロマンティック(ハース版)」(1970,EMI)
いい。カラヤンのブルックナーというのは大方の批評家筋にも一定の評価を得ていると思うが、僕の知る限り、クラシック通になればなるほど、カラヤンの音楽に対して否定的な態度をとる向きが多いようだ。音楽を「感じる」のに理論は不要だと思うが、音楽を「理解」しようとすれば理論は必要になる。僕は素人なのでべつに音楽を「理解」する必要はない。僕にとってカラヤンの音楽というのは、「感じる」ぶんには、じつに心地よく響いてくる。そして、たいそう格好よい。大好きな音楽である。

Wk 25

2007-06-25 | Japan
Monday, Jun 18, 2007
*午前、「公園計画論」の授業(千葉大)8週目。「都市公園」という制度:公園ゴミ箱論試論。
*午後、「専攻研究ゼミ」。引き続き、グリーンウェイの事例研究と内容考察。グリーンウェイの今日的意義は、「グリーン」を「緑地」と限定的に解釈しないところにあるはず。従来の観念で、非緑地的なるもの、非ランドスケープ的なるものを暗黙のうちに排除してしまっては、結局今以上のものはできない。それらを取り込める、関係づけられる、要するにコネクトできる新たな「グリーン」の概念が問われていると考えるべき。

Tuesday, Jun 19, 2007
*午前中、千葉大学園芸学部創立100周年記念事業記念館の建設に伴う、周辺の修景、空間整備、移植樹木等の検討。
*午後、学部生2名の卒研指導。
*深夜、締め切りを大幅に過ぎて「森林科学」誌からの依頼原稿を提出。

Wednesday, Jun 20, 2007
*大学院の「プロジェクト実習」の4回目。
*プレイスメディアの吉田さんとご一緒させていただいている早稲田大学芸術学校都市デザイン科の授業「公園緑地計画」(10週目)。「公園緑地の計画(2):地域環境の再生と公園緑地の新しい枠組み」について。

Thursday, Jun 21, 2007
卒論・修論の合同ゼミ。もう少し(かなり?)掘り下げる必要があるものの、各自のテーマがほぼ出揃った感じ(がしないでもない!)。夏休みに調査がスタートできるように。

Friday, Jun 22, 2007
*大学院(千葉大)の「エコデザイン論1」の授業で西千葉へ。「環境共生とランドスケープデザイン」」について。
*ある大事な打合せのため、授業終了後、昼飯も食べずに松戸へとんぼ返り。研究室に戻り会議までに残された90分間で、昨夜からそして西千葉往復の電車&バスの中で考えてきたことを2枚のペーパーにまとめる。

Sunday, Jun 24, 2007
造園学会関東支部の打合せで高橋さん(マスターピース)と渋谷で会う。昼食後、見学会(現場セッション)を兼ねて関東支部メンバーとアースデイ・マーケット代々木公園を視察。見学後、造園学会事務局で打合せ。代々木公園での環境系イベントへの造園学会関東支部としての参加、造園資産インベントリ、関東支部大会企画等について。

(社)日本造園学会関東支部 第3回 学生デザインワークショップ 続報

2007-06-22 | Fieldwork
サマースタジオ2007


【日程について】
 ○7月14日(土)ミーティング:15:00~18:00 東京農業大学
         懇親会:18:30~
  *初回ミーティングは、課題説明、チーム編成、スケジュール調整ほか。
  *8/18まで、現地視察、課題整理、テーマ設定などのチームワーキング。
 
 ○8月18日(土)1st review:テーマ、デザイン方針発表、空間構成整理(1/2,000程度)
 ○8月25日(土)2nd review:テーマ、デザイン方針修正、プラン作成(1/1,000程度)
 ○9月 1日(土)3rd review:プラン修正、講評会
  *上記期間中に、提案の骨格を集中的に検討。
  *時間:13:00~18:00、会場:東京農業大学を予定。

 ○9月中旬以降:4th review:プレゼンテーション、講評会(日程調整)
  *9/1以降は、提案内容のブラッシュアップ、プレゼンテーション(パネル、模型等)の準備。
  *本大会発表前に、各チームの提案内容、プレゼンテーションについて確認を行う。

 ○10月20日(土)関東支部大会発表 於:東京農業大学

【チーム編成について】
 ・事前に、意見レポートを元にチューターと事務局で審査を行い、チームリーダーを指名。
 ・チューターとチームリーダーが話し合い、取組の方向性を確認。
 ・初回ミーティングにおいて、チームリーダーより取組の方向性を発表。
 ・チームリーダーの発表を聞いた後、参加者が希望するチームを選び、チーム編成を行う。

【課題候補地】
 ・東京郊外立地の中層平行配置の大規模団地
 ・多摩NT地区内の丘陵地上の中高層団地
 ・都心立地の高密高層団地 ほか


以上

2007年度 第7回 都市環境デザインセミナー

2007-06-21 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.161 配信日:2007年6月20日
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2007年度第7回都市環境デザインセミナー

   "川づくりに都市側がどう関わるか"
      ~武庫川からの報告~

 地域の川が備えている多様かつ広範な役割と魅力を都市づくりや地域づくりに活かす試みが各地で実践されています。親水、利水、環境、景観、風景、歴史・文化、スポーツ・レクリエーションなどです。しかし一方、治水の側面が重視されるあまり本来の川と都市やまちとの深い関わりが希薄になっていることも多々見受けられます。
 丹波から阪神間を貫流する武庫川は過去のダム計画問題、中流域の新都市開発の影響、氾濫域である阪神間への都市集積など上流から下流に至る多様な特色と課題があります。
 兵庫県が設置した武庫川流域委員会は約2年半、延べ1000時間に渡り超長期の武庫川のあり方について議論し、昨年8月に提言書を提出しました。
 川のことは川側に任せてきた都市側の問題も含め、都市や環境デザイン、まちづくりの側から川の将来像をどう見定め川づくりにどう関わるのかを考え、また総合治水や危機管理、地域づくりを進める上で川側と都市側の協働の重要性や流域連携の必要性等についてお話ししたいと思います。


■講  師
 報告:田村博美
      大阪市立大学工学部環境都市工学科非常勤講師 博士(工学) 
      (株)オオバ執行役員大阪支店長
      技術士・一級建築士・RLA
 司会:鳴海邦碩
      大阪大学大学院教授(専攻・ビジネスエンジニアリング)

■日時・場所
 2007年7月24日(火曜日)
    開場 午後6時15分
    開演 6時半~9時
    大阪天満橋ドーンセンターセミナー室

■報告の骨子(予定)
1.武庫川とはどんな川
2.武庫川流域委員会とは、経緯、目的と役割等
3.流域委員会の提言について
4.都市側から川づくりに提言したこと
5.総合治水の武庫川づくりを推進するために
6.委員会のその後


■主催
  都市環境デザイン会議関西ブロック

■会  費
  会員500円/会員外1000円/学生500円
  定員50名/会員優先/申し込み先着順

詳細&申込
http://www.gakugei-pub.jp/judi/semina/s0707/index.htm

職人モーツァルトと英雄カロヤン

2007-06-21 | Media
大好きなF.グルダのピアノとC.アバドの指揮、ウィーン・フィルの演奏によるモーツァルト「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466、第25番 ハ長調 K.503」(DG、1974年と1975年の録音)。20番というのは短調ということもあり、なんかモーツァルトらしくないけれどイイ曲だなぁ。ベートーヴェンのカデンツァというのもゴージャスこの上ない。まさに鬼に金棒。

次もモーツァルト。J.レヴァイン指揮ウィーン・フィルによる「交響曲 第40番 ト短調 K.550及び交響曲 第41番 ハ長調 K.511〈ジュピター〉」(DG、1989年のデジタル録音)。思えばこのジュピター、中学の頃、C.ホグウッド率いるエンシェント室内管弦楽団のライブをエアチェックして聴きまくっていた。古楽器演奏が流行っていた頃のことだ。

ゴージャスといえばリヒャルト・シュトラウス。カラヤン+BPOによる交響詩「英雄の生涯」作品40(EMI、1974)。こういう芝居がかった派手なオーケストレーションは割と好きである。元気が出る。カラヤンは黒の革ジャケットを着込んで珍しく正面からカメラに収まっている。ちょっとヘビメタっぽいが、とてもカッコいいレコードジャケット。

Wk 24

2007-06-20 | Japan
Monday, Jun 11, 2007
*「公園計画論」の講義(千葉大)7週目。先週の積み残し分(民有緑地の保全及び緑の基本計画)の解説で終わってしまった。1週遅れ。どう挽回するか。
*「専攻研究ゼミ」:グリーンウェイ計画の追加報告と計画内容の認識共有。ゼミ中に保育所から二男が発熱したとの知らせ。

Tuesday, Jun 12, 2007
*大学のウェブサイトにて新規に開設される予定の個人ホームページ用のコンテンツの準備。4年生の卒論指導。
*編集子から確認のメイルをいただいて、今週末締め切りの原稿の存在に気づく。すっかり失念していた。まずい。

Thursday, Jun 14, 2007
休暇をとり、家族でディズニーランドに行く。ディズニーランドは平日に限る。加えてこの日は小雨交じりの空模様で客の出足も鈍く、ほとんどのアトラクションが10~20分程度の待ち時間で楽しめた。

Friday, Jun 15, 2007
*「エコデザイン論(1)」(千葉大院)の授業@西千葉本部。修士課程の授業(先週まで前半部分をEdilson UEDA先生が担当)で、受講生は約70名(←信じられない)。今年度より新規開講の授業科目とあり、授業内容は先週まで僕が担当してきた博士課程対象の「エコデザイン論(2)」と同じ(今週からEdilson Ueda 先生が担当)。博士課程のほうは受講者数名だったので、毎回配布資料を奮発したが、修士課程は70名ということで大量コピーは不可。スライドと板書中心の授業を心がける。
*午後は松戸に戻り、4年生の卒研指導。今年は制作組がいてくれて心強い限り。プランニング系の制作がいままでなかったのでぜひがんばって欲しい。
*今年で10回目を数える韓中日造園専門家会議(本年10月韓国の水原市で開催予定)の発表論文の申請:昨年度兵庫県大と行った共同研究の成果を再構成して発表することに。タイトルは、A Comparative Study on Partnership Making for Green Space Management in the Urban Fringe Areas of Japan, China and South Korea。
*2007年度日本都市計画学会学術研究発表会論文(2本)の査読結果報告書を提出。

Saturday, Jun 16, 2007
*午後、新制の千葉大学大学院園芸学研究科の入学説明会のため大学に赴く。説明会終了後、ある受験希望者が当方の研究内容について説明を聞きたいというので対応。
*一旦自宅に引き返し、一休みしてから、NPO法人(申請中)元気・まちネットの理事会@恵比寿へ。矢口正武さん(代表理事)と佐野千晶さん、僕を引っ張り込んだ高橋靖一郎さん(マスターピース)、後藤幸三さん(後藤幸三環境建築設計)と今後の活動計画について打合せ。修了後、懇親会。じつに楽しく有意義な時間だった。後藤さんから、ご著書の「歩きたくなるまちづくり:街の魅力の再発見」((社)新都市ハウジング協会 都市居住環境研究会=著,鹿島出版会)、「南フランスのロードサイド・アーキテクチュア:ツーリズムのデザイン」(後藤幸三=著、鹿島出版会)をいただく(嬉)。グリーンウェイの課題に取り組んでいる学生諸君、これは参考になるぞ。買ったほうがいい。と言うか、買え!

Sunday, Jun 17, 2007
研究室カップル古田泰一君+美由紀さんの結婚披露パーティ@代官山。乾杯の音頭の時にフルチンの名前を間違えてしまいごめんなさい。懐かしい面々がぞろぞろ。パーティ修了後、手島君、鶴島君、近藤君、小田部さん、霜田君らとヒルサイドテラスでお茶(だったのは僕だけ)。

(社)日本造園学会関東支部 第3回学生デザインワークショップ

2007-06-19 | Fieldwork
ふるってご参加下さい↓↓↓

サマースタジオ 2007
時間の継承~新たな集住の風景

昭和40年代、都市近郊に大量供給された団地は、
建物の老築化もさることながら、少子高齢時代を
迎え、生活様式の変化に対応した屋外空間構成
の見直しが求められている。

一方で、地域のランドマークとなる樹木の生長、
生活感のあるコミュニティーの醸成が見受けられ、
引き継ぐべき有形無形の資産を育んできた。

このような現状を踏まえ、環境資産を活かし、
地域特性を反映した、次代のランドスケープを
提案する。

■ワーキング
・デザイン提案にともない、調査・計画・設計のプロセスを経て、 図面、パネル、模型等の製作を行う。
・学部、学年は問わない。
・大学混成チームを編成。(5人/チーム、3~5チーム程度) 編成は、意見レポートをもとに担当事務局とチューターが行う。
 昨年度参加大学:関東学院大学、千葉大学、多摩美術大学、東京農業大学、日本大学、明治大学ほか
・若手実務者(チューター)が指導、助言を行う。

■スケジュール
7.14(土)  1stミーティング(概要説明、スケジュール調整)
8月上旬 2ndミーティング(コンセプト、プランを検討)
9月上旬 3rdミーティング(具体的なプランを検討)
9月中旬 中間講評会-1
9月下旬 中間講評会-2
10.20(土) 関東支部大会にて展示、発表(於:東京農業大学)
終了後 4thミーティング 展示会、メディア発表の準備

■応募方法
・参加希望者は、下記内容をメールにて担当事務局宛に お送りください。 7月6日(金)必着
1)学校、学部、学年、氏名、メールアドレス(PC用が望ましい)
2)以下に対する意見レポートを添付。(各600字以内)
a.現状の集合住宅に対する問題意識とランドスケープに求められるもの
b.ワークショップへの参加動機

■担当事務局: E-mail:ss2007_kbjila@yahoo.co.jp
 有限会社マスターピース
 担当 高橋靖一郎(企画担当幹事)

Wk 23

2007-06-13 | Japan
Monday, Jun 4, 2007
*「公園計画論」(千葉大)の授業6週目。「戦後期日本の公園・緑地」について。
*「専攻研究ゼミ」。世界各国のグリーンウェイ計画について。

Tuesday, Jun 5, 2007
*担当の大学院生とミタニさん、ショウさんと一緒に旧環境デザイン学講座(千葉大)デザインジャーナル「moe」の今年度刊行に向けた編集打合せ。
*大学院生と研究発表論文の打合せ2本。学部生と卒論打合せ。

Wednesday, Jun 6, 2007
*健康診断。
*大学院(千葉大)の「プログラム実習」の3回目。学部までの実習との最大の違いは、問題(=提案の目的)自体を自分で発見しなければならないこと。なぜその計画が必要なのか、地域で生起している問題(と言っても、緑が少ない、程度のことじゃダメ。そんなことは小学生だって知っている)を解決するための手段としての計画・提案であることを他者に説得できなければダメ。また、実習で求めている「計画のリアリティ」とは、予算の裏付けがあるかないかということでは断じてない。そうではなくて、リアリティのある計画に予算がつく、と考えるべき。というか、おカネのことなんてこれっぽっちも考える必要などない。逆に言うと、「リアリティのない計画・提案」は、どんなにお金があっても、誰も実現など期待しない。これはぜひ実現したい(お金を落としてもよい)と、多くの人々を納得させられる計画が欲しいのです。
*日本造園学会関東支部幹事会@東農大。支部大会の企画。造園資産インベントリなど。

Thursday, Jun 7, 2007
*緑地環境学科・コース会議:LeNotreへの参加について。
*環境造園学領域会議:改組後の「moe」の編集方針について。

Friday, Jun 8, 2007
大学院の授業「エコデザイン論2」の7週目@西千葉工学部。「ランドスケープによる持続可能な地域経営」について。博士課程の僕の担当はこれで終了。来週から修士課程。

Weekend, Jun 9-10, 2007
箱根ガラスの森美術館」に今年オープンした「水とクリスタルの庭園」と企画展「マリア・カラス~舞台を飾ったジュエル展~女神が愛したスワロフスキー」を見に行った。カラスが実際に身に纏ったジュエルとその時の写真が同時に展示されていて面白い。若きカラヤンとのショットなども。。。常設展示のヴェネチアン・グラスもなかなかによかった。この内容で入場料1,300円は安い。庭園はよく管理されている。建築との相性もよいが、こうした施設・庭園が商業ベースでしか存立し得ないのが日本のつらいところだ。強羅公園にも足を伸ばしたかったが時間切れ。次回に。

本郷元町パブリックデザイン連考02

2007-06-06 | Fieldwork
伝えよう 東京の歴史、場所の意味
活かそう、使おう! まちの文化資産

本郷元町パブリックデザイン連考02/「壊(こわ)すより、工夫を凝らそう! 再生ワークショップ vol. 1」

トアル卒業設計を囲んでワイワイ楽しく考えてみよう、
21世紀に活きる震災復興小学校と小公園
旧元町小学校の校舎を活かして、公園も壊さずに体育館が出来ないものか!?
日大短期大学(建築学)の学生さんたちが卒業設計でコンヴァージョンに挑みました。
彼らがつくった迫力の模型(1/100)が元町にやってきます。みんなで知恵を出し合いませんか?
「やればデキるさ、壊さずに。」

コンヴァージョンとは?:建築の分野でコンヴァージョン(conversion)という場合は、
おもに、建物の用途転換のことを意味します。ある用途のために建てられた建物に別の用途を与えて
再生させる技術やその行為のことをコンヴァージョンといいます。

■ 日時 2007年06月11日(月) 18:00-20:00
■ 場所 本郷交流館(文京区本郷2-21-7三河稲荷神社ヨコ)、二階和室A、
     水道橋駅~徒歩8分、御茶ノ水駅・本郷三丁目駅~徒歩12分。
■ 申込不要・無料(老若男女どなたでも大歓迎。当日18:00にお集まりください)

主催:元町公園市民の会、ぱぱっと会議@元町公園、文京まちづくり円卓会議
http://www.npo-rprogram.jp/motomachi/blog/

Wk 22

2007-06-04 | Japan
Monday, May 28, 2007
*公園計画論(千葉大)の5週目。「戦前期日本の公園・緑地」について。
*午後、一足先に出発した学生たちを追って山中湖等(ゼミ旅行)へ。中央本線かいじ特急、富士急行、路線バスと乗り継いで、何とか夕食に間に合った。さすがにひんやりとしていて、久しぶりにいい空気を吸った。

Tuesday, May 29, 2007
*早起きして湖畔や山中湖本通り周辺をぶらつく。緑が目にしみる。朝食後、再び湖畔に出、遊ぶ。貸し切りバスにて、本栖湖、鳴沢氷穴~東海自然歩道~富岳風穴、河口湖(昼食)を周遊し、帰路につく。グリーンウェイを実体験。
*夕方から松戸にて、昨年度まで研究室の事務仕事をご担当いただいていたNさんの慰労会。石井先生、油井先生とも久しぶりにお会いする。

Wednesday, May 30, 2007
大学院の授業「プログラム実習」の3回目。前回の松戸市役所でのヒアリング結果のレビュー。市役所で得られた課題群を「自分の」問題系として構造化できている人とそうでない人の「差」が大きい。課題(テーマ)と対象地のマトリックスによって、大きく4つのグルーピングを行い、各自希望のグループを選んだ。今後はこのグループを単位として、テーマを掘り下げていき、サーベイを経て、課題を解決するための計画提案までもっていく。差し当たって次回は、グループ毎にテーマをより明確化し、調査計画が立案できるような状態に至るのが目標。

Thursday, May 31, 2007
*学生と卒研打合せ、翌日の授業(エコデザイン論2)の準備等々。本日締め切りの科研成果報告書概要(和文/英文)の準備が間に合わない。
*長男が保育園で誕生会の係仕事をやった。5月も終わりである。

Friday, Jun 1, 2007
*午後一で西千葉にて「エコデザイン論2」の授業(6週目)。「生物多様性とまちづくり」について。ランドスケープ・エコロジー、エコロジカル・ネットワークの批判的検証、北米のグリーンウェイの考え方、東ロンドン・グリーングリッド、首都圏における都市環境インフラの保全・再生等について解説。
*結局、時間がとれず、科研成果報告書概要(和文/英文)の提出を月曜日まで待ってもらうことに(猛省)。本体(製本冊子体)はできている。妻との仕事上の調整がつかず、巣鴨まちづくりに関する豊島区との意見交換会をやむなく欠席。

Saturday, Jun 2, 2007
午前中は耳鼻科でつぶれる。痛みと膿は完全にとれたが、難聴が未だ回復しない。夕方、散髪しに行ったら、マスターも2ヶ月ほど前に中耳炎を患い、なかなか難聴がとれなかった由。完全回復まで手術から2~3週間はかかるそうである。やれやれ。

Sunday, Jun 3, 2007
午前中、近所の公園の体育館で保育所のクラス交流会。午後、子供たちを連れて、つくばの国土地理院へ。なんでも6月3日は「測量の日」なんだそうで、年に一度、施設を公開して様々なイベントを催す。それに行った。子供たちは満足したようだ。夕方、国総研に妻を迎えに行き、つくばセンターで夕食と買い物を済ませ帰宅。子供たちを寝かしつけてから仕事をするつもりが、気づいたら朝。

ブルッフのヴァイオリン協奏曲

2007-06-03 | Media
メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64」。いわゆる「メンコン」(←なんかむかつく)。J.ヤンセンのヴァイオリンにR.シャイー指揮ライプツィヒ・ケヴァントハウス管弦楽団の演奏。録音はデッカ(2006)。カップリングはブルッフの「ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ ヘ長調 作品85」及び「ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26」。お目当てはじつはメンコンではなくてブルッフのヴァイオリン協奏曲だった。中学の頃、NHK-FMからエアチェック(←もはや死語)したものをよく聴いていたのだけれど、そのお気に入りのテープをなくして久しい。というか、いまテープデッキ持ってないし。。。

それはそうと、FM放送からのエアチェックというのは貧乏学生にとって貴重な音源だった。ライブなんて、下手をすると古いLPなんかより余程音質がよい場合が少なくなかった。エアチェックしたテープをそれこそ伸びるまで聴きたおしたものだ。そのブルッフのコンチェルト、言うなれば「ブルコン」を久しぶりに聴いた。やはりイイ。メンコンよりよほど好きである。メンコンって、そりゃイイ曲だとは思うけど、なんか線が細くて個人的にはどうも物足りない。ハナシはぜんぜん違うけれど、ヴァイオリンはやはり女性にかぎるな。つぎはH.ハーンパガニーニあたりで。