インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

歯科治療は全て同じですが、インプラント治療は治療

2016年10月24日 | 日記
歯科治療は全て同じですが、インプラント治療は治療が終われば後はほっておいて良いわけはなく、不断のケアが求められます。


毎日丁寧にブラッシングすることによる完璧なプラークコントロールが必要で、定期的な検診を欠かさず継続することを続けなければなりません。


インプラントは虫歯にならないとはいえ、ケアが十分でないと歯周病になることは珍しくありません。


手術が成功し、義歯が使えるようになってインプラント治療が終了しても歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならずその費用もみておかなければなりません。


多くの場合、三ヶ月に一回くらいで歯科医に診てもらうことになります。


定期検診にかかるお金は保険適用の治療が基本となり三千円程度かかることが多いです。


普通は、一年あたり1万円、もしくは、2万円程度の維持費を用意しておきましょう。


歯科におけるインプラント治療では、あごの骨に埋める部分の素材はチタンが主流です。


金属の中では、骨との親和性が高い方で金属アレルギーも起こりにくい素材の一つです。


インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の十分な検査を行い、結果を検討した上で本格的な治療がスタートするので患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。


それから、治療後には、メンテナンスを積極的に患者が歯科医と連携しながら行っていけば安全性や快適性は長期にわたって確保されます。


新たな歯科治療の形として注目を集めているインプラント。


ですが、便利な反面、留意すべき点もあるのです。


それは、誰にでも適用できる治療法ではないことです。


いくつか例を挙げると、腎臓病や高血圧、糖尿病などで治療を受けている方や、歯周病などで既に顎の骨が浸食されている方なども、残念ながらインプラントは利用できないとの判断になることがあります。


この場合はインプラントを諦め、代替手段を探すことになります。


人工歯根(インプラント体)を骨の中に埋め込むのがインプラント治療ですが、金属アレルギーの危険性はほとんどないのです。


骨に埋入する部分はほとんどチタン製で、その上もセラミックや金などアレルギーを起こすことは極めてまれな素材から作られています。


インプラント治療は基本的に保険外治療でほぼ全額自費とみるべきです。


ですから、経済的な負担を最低限にするためにも、金属アレルギーの患者さんは遅くとも手術の前までに、歯科医に確認しておくとベストだと思います。