インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

近年、インプラントの治療件数が増えてき

2017年06月25日 | 日記
近年、インプラントの治療件数が増えてきました。


これは自分の歯を何らかの原因で失った後、その歯の代用となる人工歯のことです。


歯の欠損には、昔からブリッジや入れ歯が使われてきましたが、インプラントは歯根からあごの骨に埋め込んでいるので自分の歯と同じような強度があり、他の歯に負担をかけずに、長く使い続けられます。


現状では、インプラント治療は全て自費診療となるので治療費がかかってしまうことも知っておきましょう。


インプラント治療は、まず何が大切かというと、どこの歯科医院、どんな歯科医に治療してもらうかです。


かなり専門性の高い外科的治療を要するので、とにかく数多くのインプラント治療にあたってきた経験を積んできた歯科医にかかることが望ましいのです。


それにとどまらず、どの治療にどれだけ費用がかかるかきちんと説明してくれる、スタッフ全員で感染症予防に取り組んでいる、いつでも治療の状況や、口腔内の状態について明確に答えてくれるといったことも後悔しない歯科医選びの決め手となります。


歯科治療の新たな形として注目されているインプラント。


その人工歯には、色々な形式があり、その多くが表面の素材にセラミックを使用しています。


セラミックとは要するに陶磁器であり、見た目と機能に優れたセラミックの歯を形成できるかどうかは、なんといっても歯科技工士のスキルによります。


綺麗な歯を作るための美的感覚と、それを実現する高い技術が要求される作業です。


もちろん作り置きや大量生産とはいかず、時間がかかるので、時間・技術ともに大きなコストがかかってくる結果、従来の金歯よりも高額になるのです。


インプラントとクラウンがどう違うかというと、義歯が自分の歯根に支えられているかどうかです。


虫歯などが原因で、大きく歯を削った場合でも、根のケア次第で上からすっぽりとクラウン治療が可能になります。


その一方で、歯を抜いてしまった場合まず考えられるのは入れ歯ですが、その他になくなった歯根の代わりに、人工歯根を埋め込むインプラント治療を選ぶこともできます。


せっかくインプラント治療を行ったのに、それから前よりも口臭が気になるといった変化が割と少なくないようです。


義歯なのに本物の歯より臭うの?とお思いの方もいるでしょう。


これには、歯茎の合間に歯磨きで磨ききれない食べかすが残っていることもありますし、天然の歯における歯周病と同様、インプラント周囲炎という炎症になっていることも考えられるので、放置はできません。


自分もそうかも、と思った方は、早期に診察してもらうことが大切です。