インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラントはどのくらい保つのか、現状では確実

2018年01月21日 | 日記
インプラントはどのくらい保つのか、現状では確実な説はありません。


定期的なメンテナンスが行われていれば本来の歯同様の耐久性を得られるというのが一般的な説です。


すなわち、自分の歯と同じようにしっかりケアすることによりかなり長い間保たせることができますが、ひとたびケアを怠ればすぐに歯周病などのトラブルが起きてしまうと考えなければなりません。


インプラント治療も万能ではなく、基本的には他の治療が難しい方に適用されます。


周りの歯との関係から、クラウンやブリッジは入れられない、入れ歯だと噛む力が十分得られないなどの理由でインプラント治療を選択するという患者さんに適用されるのが普通です。


インプラントは人工歯根をあごの骨に埋め込んでいるので、歯根がある分だけ噛み心地は自然で、食事に食べ応えが感じられ、美味しく食べられます。


金属でできたインプラントを骨に埋め、周辺組織で固めるといっても、金属アレルギーが問題になることはほとんどありません。


人工歯根はチタンが多く、他の部分もセラミックや金など人体への親和性が極めて高い素材でできているからです。


インプラント治療はほぼ全て保険外治療であり、全額自費を覚悟しましょう。


余計な負担や不安を減らすために、金属アレルギーがある患者さんは手術の前に、歯科医に相談するのがベストだと思います。


インプラント埋入は外科手術なので、術後はしばらくの間、極力安静に生活を送ってください。


日常生活でも歯に負担がかからないようにして、身体に負荷をかけるくらいの運動は当分控えてください。


傷口に負担がかかり、ふさがりにくくなる場合もあるのです。


日常的に運動を続けている方なら、再開する時期を、歯科医と話し合って話し合うと安心できます。


入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。


その義歯には、多くの場合、セラミックが使用されています。


プラスチックの差し歯と比べると、硬くて劣化しにくい特長がありますが、セラミックの人工歯を綺麗に形成できるかは、歯科技工士という専門スタッフの経験と技量が影響してきます。


高い技術はさることながら、芸術的なセンスまでもが必須になってきます。


当然、一つ一つの義歯の作成には時間もかかるので、インプラントに用いるセラミックの義歯は、歯1本につき10万円以上といった高額の費用になるのです。