たーくんの『ダ・ジャレ』の部屋

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6月27日は、「スパイクタイヤ使用禁止の法律ができた日」

2010年06月27日 | Weblog
「スパイクタイヤ使用禁止の法律ができた日」
 1990年、自動車の冬用タイヤであった「スパイクタイヤ」の使用が禁止されたんだ。
  「スパイクタイヤ」とは、凍結路での走行性能を向上させるために、タイヤのトレッド面
  に金属などで作られた「スパイク(スタッド=鋲)」を打ち込んだタイヤのことだよ。
  (若い人は見たことが無いかも知れないし、今は死語となっているよね)

   スパイクタイヤは1970年代から急速に普及したんだけど、北海道などの積雪地
   では完全に雪が無くなる4月頃までスパイクタイヤを装着したままの自動車が多く、
   路面へのダメージやアスファルトを削ることにより発生する粉塵などが社会問題と
   なっていたんだ。 このため、1990年に「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関
   する法律」が発布・施行されたんだ。
    法律
     使用が許可される自動車(パトカー・救急車・消防車などの緊急自動車、
     除雪車、災害時の緊急輸送車両など)以外は、指定地域において舗装
     が施されている道路の積雪、または凍結の状態にない部分でのスパイク
     タイヤの使用を禁止する。

    その後、スパイクタイヤに代わる「スタッドレスタイヤ」を各タイヤメーカーが
    競って作り販売したけど、初めの頃は制動性能が悪いことと、運転者が慣
    れていないこともありスリップ事故が多発したんだよ。

    法律により、一番喜んだのはタイヤメーカーの社長でね、タイヤが 「黒い
    ダイヤ 」 に見えたんだって。

    逆に一番損をしたのは、スタッドレスタイヤに交換したけど、スリップ事故
    を起こしケガをして、スパイクタイヤの救急車に乗せられた人だよね。
     救急車の中で、「い タイヤ、い タイヤ 」とわめいていたそうな。



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