坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

黒森歌舞伎 平成29年酒田公演

2017-03-05 20:50:32 | 徒然日記

今年も黒森歌舞伎酒田公演を鑑賞してきました。
昨年、同公演に感激し今年も是が非にでもとカミさんと同伴した。

演目は、
◯少年太鼓:「四季 黒森」「風」「いろどり」
◯少年歌舞伎:「菅原伝授手習鑑」より「吉田社頭車引の場」
◯本狂言:「絵本太功記」より
  1幕目:「本能寺の場」
  2幕目:「尼ヶ崎閑居の場」


◯1幕目:「本能寺の場」
【登場人物】
武智光秀(明智光秀)
尾田春長(織田信長)
蘭丸(春長の家臣)
志のぶ(春長の侍女)
阿野局(春長の妻)
三法師君(春長の孫)
ほか

尾田春長の京(みやこ)での宿所は本能寺。阿野の局(あのうのつぼね)に伴われて、まだ幼い春長の孫・三法師丸(さんぽうしまる)が訪れました。春長は、武智光秀(たけちみつひで)の動向を警戒する森の蘭丸(もりのらんまる)の忠告も聞き入れず、酒宴に興じていました。また蘭丸も、恋人の腰元・しのぶとの語らいに、緊張を緩めてしまいます。
深夜、眠れずにいた春長は、鐘や太鼓の音、人声や馬の地響きに異常を察知しました。光秀が軍勢を動かし謀叛を起こしたのです。警護の薄い寺では、防御のしようはありません。春長は、敵に果敢に斬り込み負傷して戻った阿野の局に、三法師丸と家の重宝の旗を託し、真柴久吉(ましばひさよし)に、「この無念をはらせと伝えよ」、と命じました。兄・斎藤蔵之助(さいとうくらのすけ)が謀叛に加担したため、腰元・しのぶは自害しました。春長は、その臨終の間際に、深傷(ふかで)を負った蘭丸と夫婦として添わせてやりました。春長と蘭丸は、押し寄せる敵の攻撃を受けて立ち、阿野の局は、別れを惜しみつつ敵を斬り伏せ、久吉のもとへ出発しました。



◯2幕目:「尼ヶ崎閑居の場」
【登場人物】
武智光秀(明智光秀)
十次郎(光秀の嫡男)
初菊(十次郎の許嫁)
皐月(光秀の母)
操(光秀の妻)
真柴久吉(豊臣秀吉)
加藤正清(加藤清正 久吉の部下)
ほか

武智光秀の子息・十次郎(じゅうじろう)は、ひとり部屋に残り祖母・皐月、母・操(みさお)に今生(こんじょう)の別れを、婚約者・初菊(はつぎく)には他家への嫁入りを願います。それを聞いた初菊は、十次郎の覚悟を知り泣きすがりますが、諭され、涙ながらに出陣の支度を手伝います。
十次郎と初菊は盃を交わし、十次郎は出陣していきます。皐月は、十次郎が訪ねてきた時から、討ち死にの覚悟を察しており、心残りのないよう祝言(しゅうげん)を挙げさせた、と打ち明けます。やがて風呂が沸き、皐月は、先ほど来合わせた旅の僧に入るよう促しました。
屋外では、藪かげに隠れていた光秀が姿を現します。光秀は、今、風呂に入っている旅の僧こそ真柴久吉(ましばひさよし)に違いないと、竹槍(たけやり)を湯殿めがけて突き通しました。しかし、うめき声をあげたのは母・皐月。皐月は苦痛をこらえながら、主君を討った天罰が、回りまわって母に当たったのだと、光秀を厳しく諫(いさ)めます。操も、老母の最期に、善心に立ち返るよう訴えます。しかし光秀の、悪逆無道の主君を討つのは天下のため、という信念は、微動だにしません。
そこに深手を負った十次郎が戻り、味方の敗走を報告します。自らをよそに父の身を案じる健気(けなげ)な十次郎、息子を失う操、夫を失う初菊、十次郎を不憫(ふびん)がる瀕死(ひんし)の皐月。さすがの光秀も耐え切れず激しく涙を流します。
にわかに辺りが騒がしくなり、光秀が松の木に登り見渡すと、すでに久吉軍が大挙攻め寄せてきます。奥から久吉が立派な大将の装束で姿を現しました。皐月は、息子の罪を一身に受ける決意を久吉に告げ、十次郎とともに息絶えました。光秀と久吉は、京(みやこ)の郊外、山崎の天王山で雌雄を決する約束を交わしました。


今年もとても良かった!!
初菊さんが美しかったですねぇ。素晴らしい歌舞伎を観せていただいた。感激しました!!


鑑賞後、出口で役者のKen君と記念写真を撮った。満足!
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