坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

日高敏隆+竹内久美子 『ワニはいかにして愛を語り合うか』

2008-08-31 12:02:17 | 本などのはなし
 動物学と動物行動学の師弟関係の二人の著書。う〜む、おもしろい。

 動物の出す「音」・「匂い」・「視覚」の信号で、求愛や縄張り争いなどの動物のコミュニケーションが書かれている。

 「動物の世界を覗いてみよう。そこには、私たち人間が本来持っているはずなのに忘れてしまった、素晴らしい『人間関係』がコミュニケーションを仲立ちとしていき続けている」(竹内)
 「人間の抽象能力が他の動物より格段に高まってきてさまざまな抽象概念ができてきたとき、それを整理するために言語ができた。つまり言語は自分の頭の中の整理をするためにできたもので、コミュニケーション用にできたものではない」(チョムスキー)
 「…、最終的には人間の男女のコミュニケーションって一体何なんだろう…」(竹内)、「結局、脳のなかにあるワニの部分にいかに訴えるかが問題なんだろうね」(日高)

 夜の酒場、香水のいい匂いと、化粧と衣装の美しさ、そして囁き…。私の行動は極めて動物行動学的にみて正解だったわけだ。

 最後まで好奇心ワクワクで読む事ができます。

 ワニはいかにして愛を語り合うか [動物たちのコミュニケーション] ○著者:日高敏隆・竹内久美子 ○挿絵:村瀬泰央 ○装幀:亀海昌次 ○発行所:PHP研究所 ○発行:1986.8.13
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キーワード
動物行動学 チョムスキー 動物のコミュニケーション
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