先日の「報われないもの ものごとに秋ぞかなしき」ではいすみ市の曇天の折のイチョウの黄葉をアップしています。
この撮影の後には小雨が来るような天気でしたが、まだ薄い日差しがあり、光がよく回っていましたので、それを利用して、あのような撮り方をしました。
ただあの日記のコメントに、「もうほんの少し光があると」って書きましたけど、言い訳ですけど、いすみ(岬町)においてあるPCではあれでちょうどいいのです。でも東京のPCだと、バックのグリーンや、明るいイチョウの葉っぱの色調がうまく出ていない。ほんとうにどれを基準にしていいのかどうか分からないので、苦労します。プロの持っているような、きちんと調整されたディスプレーなんて高くて手が出ませんしね。まあ、そのときそのときの環境で最善を尽くすしかありませんけど。
ということで、今日は光のお勉強をしました。
でも、これは今述べたようにディスプレーでどうにでも変化するので、あくまで東京においてあるPCにあわせたもの。
昨日の東京はピーカンの秋晴れでした。
黄金色に輝いているイチョウもまだ、青さを残している、そんな時期です。
青さが抜ければ、ギンギラのイチョウの黄葉もすばらしいのでしょうけど、私はこのまだそれにはもうちょっとって言うくらいのときが好きです。緑となんとなく儚い様子をうまく出したいと思いました。それには陰のあるフレーミングが望ましいですよね。トップのイチョウのように、真っ青の青空の下でも陰のある風景は撮れるのですね。
影をもう少し少なくしていけば、、、
こちらはハナミズキの紅葉。
色的には黄色よりももっとド派手な赤を出していますけど、私はこのように逆光で撮るのが好き。
同じ環境でも、もっと暗くフレーミングすれば、、、
前にもやっていますけど、桜でも同じことを試してみました。
ほんのちょっとの光の加減、風、空気など、色んな要素が一枚に凝縮されています。
芝公園や絵画館前あたりは、まだまだだって聞いています。
いすみから帰ってきても、都心は4度は暖かいですからね。
東京だけは亜熱帯なのでしょうね。
それでも、秋は来ています。
人生の光と影を映しているようで見入ってしまいます。
最近はナンキンハゼの紅葉にも惹かれています。
落葉がモザイクタイルのようですてきです。
「今はかぎりの色と見つれば」
http://blog.goo.ne.jp/t_ashizuka/e/69984d28020caedf7673b9f35a9145a8
あの時は実の黒い皮がついていましたけど、今日見たら、白い核の部分が露出していました。
後でアップしておきますね。
撮る紅葉の時期も考えると飽きが来ないです。
こうして写真を対比しながら解説していただき参考になります。
本当にありがとうございます。
写真は生涯の友になりそうです。
はるちゃんさんも写真がお好きであれば、ぜひそのようなサイトを探されることをお勧めします。
きっとお近くにもそんな人たちがいると思いますし。
でも、冬枯れの風景もまた、好きだし、、、
春の新緑や、花で飾られた浮き立つような景色もいいもの、、、
もちろん、濃い緑の夏の一日、、、青空に入道雲なんてまたまた捨てがたい。
なんて、私は多情多恨なのでしょうね~
でも、ビルの谷間の空き地や河原や、公園、家当地の間の隙間にさえ、綺麗なものがあるって喜んでいられる私は文字通りの「能天気」なのでしょうけど、幸福です。