教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

ウーちゃん、安らかに 志摩マリンランドのペンギン死ぬ

2017年07月12日 16時18分46秒 | まち歩き

 

ウーちゃん、安らかに  志摩マリンランドのペンギン死ぬ

在りし日のウーちゃんをいとおしそうに見つめる飼育員の神村さん=4月15日、志摩市阿児町の志摩マリンランドで

(中日新聞プラス)

 志摩市阿児町の水族館「志摩マリンランド」で、飼育員への「いちずな恋」を貫いたフンボルトペンギンの雌「ウーちゃん」が、十七歳で死んだ。イベント 「ペンギンタッチ」で、八万人に体を触れさせた人気者。愛された飼育員の神村健一郎さん(47)は「信頼関係があったからこそ。たくさんの人にペンギンの 魅力を伝えられた」と感謝する。
 二〇〇〇年四月に生まれたウーちゃんは、すぐに母親と死別。当初は別の飼育員が世話していたが、餌をやる手をくちばしでかみついた。だが、入社十三年目だった神村さんだけには、なぜか懐いた。「声の質や雰囲気が好みだったのかなあ」と苦笑する。
 鵜のように首が長いから「ウーちゃん」。毎朝、神村さんを見つけると、よちよち歩きで駆け寄り、腹ばいになって足で地面をガリガリと引っかいたり、首を振ったりする求愛行動を取った。他の飼育員が近づくと、くちばしで突っついて威嚇した。
 神村さんがそばにいればおとなしくしていたウーちゃんは、ペンギンタッチで大活躍。入館者に近くで観察してもらい、神村さんが体の部位を解説したり、ふわふわの羽毛が生える背中をなでさせたりした。
 神村さんの声を聞き分けることもできた。「ウーちゃん、あいさつは」と耳元で声をかけると、必ず「フォン」と返事。他の人が言っても反応しない。そんな息ぴったりのやりとりに、子どもたちからファンレターが届くこともあった。
 「ペンギンとして幸せになってほしい」と、何度も「お見合い」をさせた。同じ部屋に入れられた雄は、周囲をぐるぐると回って求愛したが、ウーちゃんが興味を示すことはなかった。
 異変が起きたのは五月下旬。無精卵を産んだ際、直腸も一緒に出てしまった。出血がひどく、すぐに手術を受けさせた。その二日後、「ウーちゃんが動かな い」と連絡を受けた神村さんが駆け寄ると、腹ばいになっていた。声は出さなかったが、首を振るいつもの求愛行動。触れると体温が下がっていた。
 「大丈夫やで」。温めようとタオルで包み、抱き上げた瞬間、長い首からガクッと力が抜けた。「僕が来るのを待っていたんですよ。きっと」。人間なら七十代の高齢だった。
 ウーちゃんと二人三脚で歩んできた十七年。相方を失い、ふさぎそうになる気持ちを、新たな命が励ましている。三月に人工ふ化したケープペンギンの「プリン」。親代わりの神村さんの足元をよちよちと歩く姿が、かつてのウーちゃんと重なる。
 神村さんは出勤前、水族館近くの海辺にあるウーちゃんの墓に必ず立ち寄る。「君のことは忘れないよ。頑張るから見守ってね」

 (安永陽祐)
 <フンボルトペンギン> フンボルト海流が流れる南米ペルーやチリの太平洋沿岸に生息。餌の魚の乱獲や環境破壊などで生息数が減少しており、ワシントン 条約で取引が制限されている。日本は気候が適し、飼育技術も確立されていることから、国内飼育数が最も多いペンギンとされる。体長約70センチ、体重約4 キロ。水深50メートルまで潜ることもある。
 
賢いフンボルトペンギンの雌「ウーちゃん」は、飼育員神村健一郎さんとの気持ちをよく理解していたと言えますね。
最期まで、自分の責任を果たしたと言えます。神村健一郎さんを天国から見守っていると思いますよ。
『その他生命体』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« <日焼け止め>使用でビタミ... | トップ | NEXT MEDIA "Japan In-depth"... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL