教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

東京学芸大付属高でいじめ 生徒骨折、2人書類送検(必須)

2016年12月07日 14時17分35秒 | 受験・学校・学問

2016年11月29日13時09分 (更新 11月30日 00時11分)西日本新聞

学芸大付属高校でのいじめ問題で、対応が不適切だったとして謝罪する東京学芸大の出口利定学長(中央)ら=29日午後、東京都小金井市

 

  「東京学芸大学は29日、東京都世田谷区の学芸大付属高校で昨年、同学年の生徒間でいじめがあったと明らかにした。被害に遭った生徒は手首の骨折や脳振とうを起こしていた。同大はいじめ防止対策推進法に基づき「重大事態」として文部科学省に報告するのが半年遅れたなどとして、28日付で当時の校長ら計5人を戒告などの処分にした。 生徒側から被害届を受けて捜査していた警視庁世田谷署は今年5月、手首に骨折を負わせた生徒と、脳振とうを起こさせた生徒の2人をそれぞれ傷害容疑で書類送検した。同大の出口利定学長は記者会見で「被害生徒に深くおわびする」と謝罪した。」

1872年(明治5年)に日本で最初に設立された師範学校を創基とする東京師範学校(のち東京教育大学)を前身とする大学で、昌平坂学問所(昌平黌)を一部引き継ぐ形で設立された今の筑波大学に遅れること一年東京第一師範学校の源流で、1873年(明治6年)設立の東京府小学教則講習所として設立されたのが東京学芸大学です。

東京学芸大学は、教育大学としては、日本の一番最古参の大学です。

教育学理論を実践する東京学芸大学付属高校で、同学年の生徒間でいじめがあったと明らかにした。被害に遭った生徒は手首の骨折や脳振とうを起こしていたのは問題です。

難関国立大学への進学率を上げることだけに専心し、人間形成を蔑ろにしたら東京学芸大学の名が泣きます。

生活指導の大切さを忘れています。

 

東京学芸大学Wikipedia

ja.wikipedia.org/wiki/

その師範学校の歴史を辿ると、東京第一師範学校の源流である、1873年(明治6年)設立の東京府小学教則講習所まで遡ることができる。

全国の教員養成大学は、それまでの「師範学校」から米国のリベラル・アーツ・カレッジに倣って大学に昇格したため、それを日本語に訳した「学芸大学」・「学芸学部」を名乗っていたが、1966年(昭和41年)の法律の改正により、より大学の性格を明瞭化した「教育大学」・「教育学部」へと一斉に改称した。しかし、都内には東京教育大学(現・筑波大学)がすでに存在していたため、大学名「東京学芸大学」はそのままで、「学芸学部」を「教育学部」に、「学芸専攻科」を「教育専攻科」(1988年(昭和63年)廃止)に変更するにとどまった。


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