教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

50歳で東大合格した主婦 かなえたかった「一族の夢」

2017年01月10日 23時05分36秒 | 受験・学校・学問

 【動画】安政真弓さんから受験生へ=安冨良弘撮影

50歳で東大合格を果たした安政真弓さん。「挑戦して頑張ることには、それ自体価値がある」=安冨良弘撮影

 大学を受験するのは、何も若者ばかりではありません。安政真弓さん(54)は50歳の時に東京大学への合格を果たし、体験記『普通の主婦だった私が50歳で東大に合格した夢をかなえる勉強法』を出版しました。「年齢にかかわらず、挑戦し、学ぶことで人生が豊かになる」と語ります。東大中退ラッパーが、恩師「ガッパ」から学んだこと

【特集】受験する君へ

     ◇

 

■「またか」と思ってしまったワケ 50歳で東大を受けようと思ったのは、2011年に次男が第一志望の東大に落ちてしまったことがきっかけでした。次男にとってはその時が初めての受験。それなのに私は「またか」と思ってしまったんですね。

 私もかつて、東大を不合格になっています。現役生の時に京都大に落ちて、1浪、2浪の時には東大を受験したけれどダメ。最終的に早稲田大に進学しました。私だけではなく、弟もいとこも東大不合格。その昔には、父も挑戦して落ちています。一族でことごとく不合格になっている歴史があるんです。だから、「ああ、またダメだったか」と。

 親としての息子への思いとは別に、どこかに残念さが残っている。この残念さを解消するには、自分自身が受験するしかない。東大合格して一族の夢を果たそう、と心に決めました。

 息子たちには3月に「お母さん、受けようと思う。秘密にしてね」と伝えました。夫に言ったのは9月ですね。その間、自宅のある姫路から岡山まで泊まりがけで模試を受けに行ったりしているのに、夫は全然気づいていませんでした(笑)。

 なんで秘密にしていたかというと、私はプレッシャーに弱いんです。周囲に期待されて「頑張ってね」と言われると、「期待に応えなくちゃ」とすごくプレッシャーを感じてしまう。昔、受験生だった頃も模試はA判定だったのに、「もしダメだったらどうしよう」と緊張して、実力を発揮しきれませんでした。

 だから今回は、ごく限られた人にしか受験することを打ち明けませんでした。成功の要因としては、それが非常に大きかったと思います。一緒に受けた次男は残念ながら不合格(早稲田大に進学)でしたが、「よかったね。おめでとう」と祝福してくれました。

 

■記録で埋まった手帳が自信に

 

 受験勉強には手帳を活用しました。これからやることを鉛筆で、やり終えたことはボールペンで書き込んでいくんです。「数学をやろうと思ったけど、やっぱり日本史にしよう」ということもありますよね。そんな時、鉛筆ならすぐに消して予定を書き直せます。

 やったことを書く、ということは何もやらなければ真っ白。それがいい意味での緊張感につながる。中だるみしそうになった時や落ち込んだ時には、手帳を見返して、「こんなにやってきたんだから実力がついているはずだ」と言い聞かせるんです。

 それから、3カ月ごとに目標を設定する、というのもオススメですよ。1年は長過ぎてどうしてもダラッとしてしまいがち。1年を3カ月×4本と考えて、3カ月単位で近い目標を立てた方が、結果として身につくことも多いのではないでしょうか。

 ノートをキレイにとった方がいいと言う人もいますが、飾っておくようなノートをとっても、実際に頭に入っていなければ意味がありません。「キレイなノート展覧会」に応募するならともかく、あくまで覚えるためにノートをとっているわけですから。私がキレイにノートをとれないから、そう思うのかもしれないですが(笑)。

 若い頃に比べて苦労したのはスピードですね。考えるスピードが遅くなっているので、センター試験の数学や理科で時間切れになるのは間違いない。それなら、残りの文系教科で点を取ろうと。暗記ものは年齢が上がると不利になるという人もいるんですけど、国語や社会は読書体験や人生経験を重ねた分だけ、若い子より有利なのではないかと思います。

 

■挑戦が人生を豊かにする

 

 もうすぐ卒業ですが、大学生活は楽しかったですね。若い友達もできましたし、「いつかは」と思っていた海外留学の夢もかなった。古代ギリシャ語やラテン語も読めるようになりました。卒業後もやりたいことがいっぱいで、ワクワクしています。

 私の東大合格を知った昔の仲間の一人は「僕も勉強したくなった」と言って、会社に行きながら大学院に通い始めました。「老後の楽しみに、定年退職したら東大へ行く」と言っている知人もいます。大学は18歳で入らないといけないわけではありません。何歳になっても、やりたいことがあればチャレンジしてほしい。

 私の好きな言葉に「成功はプラス1、失敗はプラスマイナス0」というものがあります。挑戦して頑張ることには、それ自体価値がある。成功したらプラス1だし、もしダメでも元の状態に戻るだけ。失うものはありません。チャレンジしたいけどやっぱりやめよう、どうせムリだと諦めてしまうのはもったいない。挑戦し、学ぶことで人生が豊かになります。勉強は楽しいですよ。

     ◇

 やすまさ・まゆみ 東京大学4年生。1962年、兵庫県姫路市生まれ。県立姫路西高校卒業。2浪の末、82年に早稲田大学第一文学部に進学。卒業後に地元に戻り結婚。主婦生活のかたわら、2005~12年には自宅で中学生向けの補習塾も開いていた。12年の東大合格を機に上京。教養学部教養学科・地域文化研究分科でイタリア地中海研究コースを専攻し、2014年秋から1年間、仏ストラスブール大に留学した。趣味は勉強・宝塚観劇。(聞き手・神庭亮介)

 

「思う一念岩を通す」の諺通りです。本当にお見事です。

脳は年齢が行くと記憶力が衰えると言われていますが、安政真弓さん努力とチャレンジ精神で乗り越えられたと思います。早稲田大学第一文学部卒業の立派な学力も土台になっていると思います。

超高速情報時代の今日、死ぬまで頭を使い勉強しないと年を取り経験を積んだだけでは思考の停止した生きた化石しか過ぎないと思います。耳学問では通用しない今日です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天木直人の公式ブログ「今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬」

2017年01月10日 14時50分33秒 | 国際・政治

 


天木直人のブログ今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬

 

10Jan

2017

今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬

 

 きょう1月10日の産経新聞が、「新年号平成31年元旦から」という見出しで、一面トップの大スクープ記事を書いた。

 その要旨は、「政府は平成31年(2019年)1月1日(元旦)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った」というものだ。

 その譲位に向けて、安倍首相は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を経て、5月上旬にも関連法案を国会に提出する見通しだという。

 想定されているとはいえ、ここまではっきりと書いたのは、産経新聞がはじめてだ。

 しかし、これは言い換えれば、「今上天皇はあと2年で終わる」と書いたも同然だ。

 これほどの不敬があるだろうか。

 もちろんその不敬の極みは安倍首相だ。

 東京五輪まで何が何でも首相を務める。

 その意欲を隠そうとしない。

 つまり2020年までは何があっても日本の総理を続け、自分の手で天皇を譲位させる。

 そう言っているということだ。

 その意向を産経に書かせ、なし崩しに国民にその気にさせようとしているのだ。

 右翼の産経にスクープさせ、産経が書いたのだからほかのメディアも安心して後追い記事が書ける。

 そうして既成事実化する。

 これ以上の悪知恵があるだろうか。

 安倍首相も産経も不敬の極みである。

 みずからのお言葉を逆手にとられ、譲位だけを食い逃げされる。

 ただでさえ政治的発言を禁じられている天皇だ。

 おまけに今年は年頭所感まで口封じされた。

 今上天皇の悔しさは、いかばかりか。

 せめて国民は声をあげて、譲位関連法案の中に、「この国の首相は憲法9条遵守の義務がある、それが国家と国民の統合の象徴である天皇制の本旨だ」、という規定を明記させなくてはいけない。

 憲法9条を国是とすることを公約に掲げる新党憲法9条は、何があっても今上天皇の譲位までに実現しなくてはいけない(了)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第62回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆出版記念講演◆「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された~ついに動き出した吉備太秦のシナリオ

2017年01月10日 13時53分27秒 | 国際・政治

第62回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆出版記念講演◆「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された~ついに動き出した吉備太秦のシナリオ

2017年01月10日 03時02分16秒 | 政治

第62回◆板垣英憲「情報局」勉強会◆
出版記念講演
「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された
~ついに動き出した吉備太秦のシナリオ




【講師】 政治経済評論家・板垣 英憲
【日時】2017年2月11日(土)建国記念日
  午後13:00~15:50(午後12:30受付開始)
【会 場】 小石川後楽園内「涵徳亭」 (広間)

(東京都文京区後楽1-6-6( TEL 03-3811-3015)
アクセス


【定 員】38名 
※先着順 定員になり次第締め切らせていただきます
【会 費】 2,000円  (会場にてお受けさせていただきます)

お申込みはこちら


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
自由党の小沢一郎代表は、「米国のトランプ現象」に代表される世界変動の背景にある原因を機関紙でズバリ指摘

◆〔特別情報1〕
 「行きすぎたグローバル化と新自由主義の進展による格差拡大」―自由党の小沢一郎代表は、自由党の機関紙「プレス自由」(2017年1月号)の巻頭提言 で、「米国のトランプ現象」に代表される世界変動の背景にある原因について、「国民の生活が第1」「仁徳天皇の竈の煙」の精神に立脚して、ズバリこう断言 した。マスメディアの大半は、「ポピュリズム」(大衆迎合主義=大衆に迎合して人気をあおる政治姿勢、衆愚政治)と、決めつけて、ネガティブに評価してい る。不動産王ドナルド・トランプ候補の大統領選挙当選についても、その原因を掘り下げようとしない。とくに、「米国の栄光」神話にマインド・コントロール されている世界中のエリート層エスタブリッシュメントは、トランプ次期大統領の演説やツイッターでの発言を「過激すぎる」と嫌悪して、現在の世界的現象に 内在する真実を直視しようとしていない。



「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


「まぐまぐ」からのご購読は下記からお申し込み頂けます。


板垣英憲マスコミ事務所からも配信しております。
お申し込みフォーム

にほんブログ村 政治ブログへ



第62回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成29年2月11日 (土)建国記念日
出版記念講演
「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された
~ついに動き出した吉備太秦のシナリオ


平成29年1月28日 (土)12時30分~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学
~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」不老・蓬莱
参加費 5,000円


第19回 板垣英憲・『悠久の歴史研究会』
日時2017年1月28日(土)17時00分~20時30分
「日本民族のルーツを探る」~黄金の国ジパングの秘密
天孫人種と所祭神
天孫族~大隈國天孫と鹿兒神、内山田神、筒之男神より
第二 内山田神 ①内神は日神 ②山田神たる八幡神は海神③八幡と祭神伝説


◆板垣英憲の新刊のご案内◆

「4京3000兆円」の巨額マネーが天皇陛下と小沢一郎に託された ついに動き出した吉備太秦のシナリオ
クリエーター情報なし
ヒカルランド


911テロ/15年目の真実 【アメリカ1%寡頭権力】の狂ったシナリオ 《完ぺきだった世界洗脳》はここから溶け出した
クリエーター情報なし
ヒカルランド


トランプと「アメリカ1%寡頭権力」との戦い 日本独立はそのゆくえにかかっている!
クリス・ノース(政治学者),ベンジャミン・フルフォード(元フォーブス誌アジア太平洋支局長),板垣英憲(元毎日新聞政治部記者),リチャード・コシミズ(日本独立党党首)
ヒカルランド


※上記クリックするとアマゾンにジャンプします

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ、米国に1兆円超を投資へ トランプ氏の発言受け豊田社長が発表、今後5年間で

2017年01月10日 13時15分24秒 | 社会・経済

 

 トヨタ、米国に1兆円超を投資へ トランプ氏の発言受け豊田社長が発表、今後5年間で

産経新聞 1/10(火) 8:29配信

 

 【デトロイト=小雲規生】トヨタ自動車の豊田章男社長は9日、ミシガン州デトロイトで開幕した北米国際自動車ショーでの記者会見で、今後5年間で米国に100億ドル(1兆1600億円)を投資すると発表した。またトヨタが過去60年間にわたって220億ドルの投資を重ねてきたことも強調。トヨタが米国経済に貢献してきたことをアピールした。

 トヨタをめぐってはトランプ次期米大統領が5日、トヨタがメキシコで着手した新工場の建設計画について「ありえないことだ」と批判し、米国での生産を求めたばかり。トランプ氏の批判後に豊田社長が記者会見するのは初めて。

 豊田社長は具体的な米国への投資の内容は明らかにしていないが、トランプ氏が求める米国での雇用創出にも力を入れることを改めて表明したかたちだ。トヨタはメキシコでの新工場建設計画も維持するとしている。

 一方、トランプ氏は9日、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が8日に米国内の工場の生産能力拡大に10億ドルを投じると発表したことについて、ツイッターに「ついに実現した」と投稿。米自動車大手フォード・モーターが3日にメキシコでの新工場建設を撤回すると発表したことにも触れ、「フォードとフィアット・クライスラーに感謝!」と述べた。 』 

  豊田自動車のアメリカへの積極投資は、銀行に依存しない経営だから出来ることと思います。豊田銀行と言われる所以では有りませんか。

豊田自動車は、トランプに屈したとマスコミは揶揄しますが、 豊田自動車は、損失になるような多額の投資はしません。

長期視野で『損して、得取れ』は、現代にも通用する「商いの常識」です。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする