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中国陰陽伝説紅蓮の慎吾

2012年11月27日 16時39分28秒 | 小説
第29話 初めてのキス
2人はイルカショーを見てのんびりする。
慎吾は楽しそうにショーを見る楓にうっとりする。
「楓ちゃんこうしてるの可愛いな。」
そうしてショーは終わり場所を変える。
「ねぇねぇイルカさん可愛かったね。」
「今度は海洋生物触ってみよう。」
そう言い慎吾は水槽から海星やウニを取り出す。
「ほらウニ美味そうじゃない?」
「それはちがうでしょ。」
「ウミウシなんてどう?」
慎吾は楓に近づける。
「無理無理。」
楓は否定する。
「ハハハ。ごめん。そういやお腹減ったな。」
「私お弁当作って来たから食べよう。」
こうして外に出る。
シートを広げ楓の手作りサンドイッチをいただく。
「いただきます。」
慎吾はサンドイッチを頬張る。
「どう?美味しい。」
楓は美味しくなかったのか不安になる。
「うん美味しいよ。タマゴがシンプルで好きだ。」
「良かった。でも一気に食べずゆっくり食べて。」
「そうだ。これお守り皆に買ったよ。」
そう言い慎吾はカバンから大量のお守りを出す。
「うん。ありがとうね。」
「楓ちゃんこそ美味しいサンドイッチありがとうね。」
こうして満腹になり慎吾は横になる。
「お腹いっぱいだよ。美味しいからいくらでも食べれるよ。」
「いい子いい子。慎吾君可愛いね。よく女の子の間でそう言われてるよ。」
楓は慎吾を膝に乗せ撫でる。
「膝枕?」
「いいのよこのくらい。少ししたら海行こう。」
こうして30分後2人は手をつなぎ海岸に来た。
強風が吹き荒れ波は大きく打ち付ける。
「少し寒いけど今日は晴れてデート日和だね。」
「そういや慎吾君私なんかとどうしてデートしてくれたの?
慎吾君とデートしたい子他にもいるんだよ。」
「まぁこんな鈍感な俺に積極的になってくれて嬉しいからさ。
俺恋愛とか不器用でしないから。」
慎吾は赤裸々に心を中を打ち明かす。
その時楓はしゃがみ何かを拾う。
「綺麗な貝殻だね。」
拾い耳に当てる。
「いい音。持って帰ろう。」
楓はカバンに貝殻をしまう。
「楓ちゃん今日はホントありがとう。この間はごめん。」
慎吾は心底申し訳ない気持ちになる。
「じゃあキスして。」
「キス?」
楓の言葉に慎吾は顔を赤くし驚く。
初めてのキスだからだ。
「怖いの?」
「じゃあ。」
こうして2人は大風の吹く中唇を重ねる。
「約束だよ。ずっとそばにいてね。」
楓は慎吾を見つめ言う。
「ああ。約束だよ。」
こうして2人のデートは終わりバスに乗り帰る。
楓は張り切っていたのか疲れ眠る。
慎吾も疲れて眠る。
こうしてバスは街に着いて慎吾の島根での日々は終わった。


















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