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Western Quest

2017年05月06日 02時08分11秒 | 小説
第三章 白虎覚醒

あれから日は流れるも満十郎は目覚めぬままだ。
晴斗は父の経営する学園に転校となった。
転校初日晴斗は鬼龍院に起こされた。
晴斗の部屋は和室で畳に布団で寝ていた。
鬼龍院は晴斗を揺さぶる。
「晴斗君、朝だよ!」
晴斗は目を覚ます。
「何だよおせっかいだな。」
「そんなこと言わず朝ご飯出来てるよ。」
そう言われ晴斗はダイニングに出た。
焼き鮭定食が並ぶ。
晴斗の向かいには明菜が座っていた。
「お兄ちゃん、今日から一緒の学校だね。」
「あれから向こうで母さんや先生に怒られたがな。まぁ転校出来て良かったらよ。」
「お兄ちゃんが陰陽師になれて私誇りに思う。」
「ありがとな。」
こうして二人は食事を終え学校に向かった。
そしたら今日から私立安倍晴明学園が晴斗の新しい生活環境になる。
晴斗は転校生として教室で紹介される。
「東京から来た安倍君だ。何と理事長の息子さんだそうだ。皆、よろしくな。」
「安倍晴斗。よろしく。」
「私はこのクラスの担任の平塚だ。よろしく。君の席は百瀬さんの隣だからね。」
そう言われ晴斗は席に着く。
隣は唯だった。
「晴斗君、よろしくね。」
「俺こそな。」
こうして晴斗の新しい学園生活が始まった。
休憩時間晴斗は唯と話をしていた。
「晴斗君、色々聞かせてよ。東京での話私聞きたい。」
「母さんが厳しかったな。陰陽師の話とにかく嫌ってた。」
「誇らしい仕事なのにね。」
「まぁ価値観が違うんだろう。」
「ねぇ東京ってどんな感じなの?スイーツ美味しい?」
「スイーツより天津飯が美味い店いっぱいあった。こっちも天津飯美味い店あったら
紹介してくれよ。」
「もう!晴斗君、いつも天津飯ばっか!」
「いいじゃねぇか。それより放課後飯行こうぜ。色々案内してくれよ。」
「はいはい。」
こうして二人は約束し放課後を迎えた。
二人で校門を出て歩く。
「二人で帰るの久しぶりね。」
「そうだな。そういえば満十郎のやつあれからどうしてた?」
「相変わらず女の子落としてチャラチャラよ。」
「私には晴斗君しかいないもん。」
「そうだな。待っていてくれてありがとう。」
「だって私は晴斗君のフィアンセだもん。」
「ガキの頃からの約束だしな。」
「行こう。私お腹空いた。」
晴斗は唯と二人で商店街に来た。
唯が止まったのは小さな喫茶店だ。
喫茶桔梗と書かれた古風な店だ。
中に入り料理を注文しテーブルに品が並ぶ。
晴斗は天津飯で唯はパフェを注文した。
「いただきます!」
晴斗はがっついて天津飯を食べる。
「美味い!いい店あったな。」
「でしょ!私の行き付けなんだ。」
「俺も味気に入ったよ。しかも安いしな。」
するとそこに主人が来た。
「なら良かったよ。私の料理を楽しんでもらえたからね。私は経営者の矢野だ。」
「俺は安倍晴斗。東京から来た。」
「大阪は食が安くて美味しいからね。」
するとそこに店のドアが開いた。
それは一人の少年だった。
白いマントのフードを被った小柄な少年だ。
顔を見ると三つ編みにした長い金髪の外国人だった。
「餃子!餃子5人前!」
「ちょっと待ってね!」
そう言い矢野は少年の元へ駆け出した。
晴斗と唯は食事を終え店を後にした。
二人は安倍晴明神社に来た。
晴斗は先祖の銅像の前に立ち合唱と礼拝をする。
そして次に賽銭をし二人で願い事をした。
「満十郎を助けてくれ!」
「満十郎君を助けて下さい!」
二人で頭を下げ願う。
しばらく沈黙が続くが晴斗が口を開いた。
「信じよう。あいつは必ず目を覚ます。」
こうして二人は神社を後にした。
一方妖賊百鬼魍魎軍も動き出していた。
「ぬらりひょん様が復活された。だがまだ不完全だ。これから我ら四天王は陰陽師の
覚醒の前に凱歌を上げられずこの始末だ。」
虚無僧は話を仕切る。
「まぁこいつも俺も貴重な戦力を失った。朧車、化灯篭を失ったのは痛いだろう?」
「貴様もな。鵺よ。」
「まぁ余興に過ぎん。宴はこれからだ。」
朧車と鵺、更に二人の大幹部も集まっていた。
「私はぬら様より坊やたちと遊べて楽しくなりそうだわぁ。」
薄い色の着物と長い黒髪に長い舌をした蛇顔の男は不気味に笑う。
「わらわはそなたとは逆じゃ。一刻も早う陛下の復活のため人間の命を。」
片袖の切れた着物に纏めた金髪と傷顔の長身の女は葉巻を吸いながら答えた。
「まぁいい!大将に貢献するのは俺様だ!見てな!楽しい宴の始まりだ!」
そう言い鵺は人間界に刺客を送った。
そうとも知らず晴斗は唯と公園にいた。
ベンチに座り寄り添う。
春風が二人を包み込む。
「ねぇこれからが楽しみだね。」
「俺もだよ。お前や明菜に会えたからな。今までの時間埋めたいよ。」
「明菜ちゃんのこと好きなの?」
「俺の妹だからな。」
「晴斗君、明菜ちゃんのことばっか!私をもっと見てよ!」
唯は立ち上がり言った。
「見てるよ!」
晴斗は唯に抱きつく。
唯は突然の行動なた顔を赤める。
しかしその時だった。
「陰陽師さんですね。」
さっきの外国人の少年だった。
「誰だ!」
晴斗は今にも変身しようと妖怪ボールを握る。
「待って下さい!僕も陰陽師です。」
少年はボールを掲げた。
それは白虎ボールだった。
「僕は神小虎。陰陽道安倍蘆屋妖術協会にスカウトされて中国から来たんです。」
「だったら二人まとめて倒すまで!」
三人は声の先に目をやった。
そこには三國志の孔明と張飛の格好をした二人組がいた。
「お前らまさか!」
「我らは妖怪!妖賊百鬼魍魎軍妖怪の猫又!」
そう言い二人は妖怪に変身した。
その姿は孔明はに白に青の縞、張飛は黒に赤の縞で鋭い爪や牙に目の毛深い猫の怪物だ。
晴斗はそれを見て咄嗟に変身した。
「妖術陰陽変化!」
それを見て唯と小虎は驚く。
「晴斗君、カッコいい!」
「あれが陰陽師ですね!」
晴斗は変身し剣を翳し走り出す。
「先手必勝!」
晴斗は白い猫又の頭に剣を真上から一振りした。
すると猫又の首が落ちて晴斗の攻撃は空振った。
「何だと!」
そして猫又は爪で晴斗に一撃を入れた。
「そりゃ!」
攻撃は命中した。
「ぐっ!だったら!」
晴斗は腕輪にボールをセットした。
「ダイダラボッチ!」
晴斗は黒の猫又に拳で襲い掛かる。
「喰らえ!」
真横から鉄拳で攻撃した。
しかし黒の猫又も首が落ち攻撃は空振った。
「こいつもかよ!」
そして猫又は晴斗に爪で攻撃した。
「ぐっ!」
晴斗は堪える。
猫又2体は首を元に戻す。
「だったらどうだ!」
晴斗は再びボールをセットする。
「化灯篭!妖術鳳凰烈火!」
晴斗の妖術が2体を襲う。
しかし2体は攻撃を飛び越え晴斗に接近する。
「だったら!妖術火炎車輪!」
晴斗は接近戦の妖術で迎え撃つ。
しかし2体は反撃する。
「はい!中国四千年!中国四千年!中国四千年!」
爪で乱舞し晴斗を打ち緒とした。
更に乱舞での攻撃を重ねる。
「中国四千年!中国四千年!中国四千年!中国四千年!中国四千年!中国四千年!」
容赦ない攻撃に晴斗は倒れた。
「歯が立たないだと…」
「中国四千年の歴史には勝てまい!」
「流石は孔明様!オイラにとどめを刺させて下さい!」
「出来るのか?やってみよ!」
すると黒い猫又は爪を振り上げ走り出す。
「そりゃあ!」
しかし白い猫又の首に命中した。
「な?な!ああああああ!」
白猫又の首が落ちた。
「はい!中国四千年!中国四千年!中国四千年!中国四千年!」
次の乱舞は爪から衝撃波を放つ。
強い攻撃の前に晴斗は変身解除になった。
「陰陽師敗れたり!」
唯は晴斗に駆け寄った。
「晴斗君、逃げよう。あなたも早く!」
その時小虎は猫又の前に出た。
「僕が相手になるよ。」
「小僧、貴様に何が出来る?」
「何でも出来るさ!」
そう言い小虎はボールを腕輪にセットした。
「妖術陰陽変化!」
変身した小虎は白に縦縞の着物と黄色のマスクに烏帽子の陰陽師だ。
「烈風の妖術使い白陰陽師!」
変身するや否や小虎は猫又2体に向かって行った。
小虎は陰陽白虎爪を両手に装備し白い猫又に攻撃した。
しかしまたも頭を落として避けその隙に爪で攻撃した。
しかし小虎は爪で受け止めた。
そして太極拳の動きで腕を動かし一歩踏み込んで正面から爪で突いた。
その攻撃を猫又は受けた。
「ぐ!」
「無拍子の攻撃は読めないでしょ!」
「小癪な!」
黒い猫又は小虎に飛び上がって襲い掛かった。
小虎は着地の瞬間の斬撃を読んで受け止め流した。
そして体を半回転させ両爪で乱舞する如く切り裂き回し蹴りで蹴飛ばした。
「ぐお!」
2体はそれでも小虎に向かって来た。
「中国四千年!中国四千年!中国四千年!中国四千年!」
乱舞し爪で攻撃するも小虎も乱舞で受け止め受け流す。
「中国四千年の歴史教えてあげるよ。」
小虎は妖術を放ち攻撃した。
「妖術白虎烈風!」
凄まじい風が吹き荒れ2体を襲う。
「ぐあーーーーーーーーーー!」
猫又2体は倒れる。
同時に晴斗は立ち上がり変身した。
「妖術陰陽変化!」
変身し小虎と並ぶ。
そして晴斗は黒い猫又を五芒星で縛り必殺技を放つ。
「妖術陰陽鳳凰烈火斬!」
晴斗の技が決まって大爆発が起こり1体撃破した。
「凄いなお前!お前のおかげで先ずは1体だ。」
「実は戦うの初めてなんです。なので技もいまいちで。」
すると白い猫又は立ち上がった。
「無駄だ!甦れ!」
すると今倒した黒い猫又が復活した。
「何だと!」
「不死身なの!」
3人は驚く。
するとそこに鵺が現れた。
「そのからくり見せてやりな!」
「こうなったら奥の手じゃ!」
すると2体は突然融合した。
それは半分白に青い縞と黒に赤い縞で尻尾が2つに分かれた猫の怪物だ。
「こいつは2人で1つなんだ。1体死んでも復活するなんざ最高の宴だろ?」
猫又はより大きくなった爪で2人に襲い掛かる。
さっきよりも攻撃は勢いを増しスピードも上がって2人を翻弄する。
小虎は太極拳の動きで迎え撃つもその斬撃は小虎の武術の動きを上回った。
攻撃は小虎に命中した。
「ぐ!」
小虎は蹲る。
「何て思い一撃だ…」
晴斗は空中から攻撃しようと翼を広げ舞い上がる。
しかし猫又は凄まじい脚力で飛び上がり斬撃で晴斗を打ち落とした。
晴斗は落下し地面に叩きつけられ倒れた。
「万策尽きたようだな。」
猫又は嘲笑うも小虎は他のボールも取り出しセットした。
「まだだよ。影鰐!」
すると小虎の爪は更に鋭くなりマスクには牙も生えた。
晴斗も同時にボールをセットした。
「子泣き爺!」
すると晴斗の体は鋼鉄化し2人はそのまま猫又に向かって行った。
「何度来ようと同じじゃ!」
猫又は爪で攻撃する。
しかし鋼鉄化した晴斗には無効だった。
晴斗はそのまま突進し猫又を吹っ飛ばす。
猫又は体制を整え次に小虎に爪で襲い掛かる。
しかし小虎は爪で打ち返し猫又の爪は折れた。
「何!」
そしてそこに晴斗の鉄の突進と小虎の鉄の斬撃が命中した。
「ぐあーーーーーーーー!」
猫又は倒れるも起き上がって一目散に逃げ出した。
猫又は木に登り隠れて2人の様子を伺う。
「どこだ!出て来て勝負しろ!」
晴斗がそう言うと小虎はまた別のボールをセットした。
「一目連!」
そのボールは透視が出来小虎は辺りを見回す。
そして木の上に隠れた猫又を見つけた。
「そこだ!妖術暴雷暴風!」
風が吹き荒れいくつもの落雷が猫又を襲った。
「ビリビリ…痺れ…た…」
木から落ちた猫又に小虎はとどめを刺す。
白い五芒星を描き猫又を縛り爪から必殺技を放つ。
「妖術陰陽白虎烈風斬!」
白虎の形の風を纏った斬撃が猫又を襲う。
「ぐあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
大爆発が起こり猫又は死んだ。
2人は変身を解き落ちたボールを小虎は拾う。
「これはあなたに。」
晴斗に手渡した。
「次会った時それを掛けて勝負しましょう。」
そう言うと小虎はゆっくりと去って行った。
晴斗は唖然としていると唯が後ろから抱き着く。
「帰ろ。晴斗君、カッコ良かった。」
「そうか…」
こうして2人は手を繋ぎ夕暮れの中歩き出した。

続く
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