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Western Quest

2017年05月26日 00時45分57秒 | 小説
第12章 猫の逆襲

晴斗たちは学園で1日を過ごしていた。
しかし梅雨の雨に見舞われ教室で食事していた。
「どんよりだぜ…」
「俺も同感…」
晴斗と満十郎は死んだ魚のような目で窓の外を見ていた。
「晴斗君、元気出しなって。明日どこか行こうよ。」
唯がそう言うも晴斗はぐだんと首を縦に振った。
「晴斗さん、明日は僕と遊ぶ約束でしょ?」
小虎の言葉にまたぐだんとして首を縦に振る。
「じゃあ小虎君、一緒に出掛ける?」
「僕は晴斗さんと2人が…」
「別にいいだろ…どうせ雨が悪いんだし…」
晴斗はすっかり憂鬱だ。
「俺もそれは分かる…」
そう言う満十郎に明菜が笑顔で言った。
「明日は私と出会掛けましょう?2人で難波でも。」
すると満十郎に笑顔が蘇った。
「マジで!やった!明日は2人で相合傘だ!」
すると晴斗も火が点き出した。
「させるか!明日は晴れにするんだ!」
そう言いノートに五芒星を描き空に妖気を放つ。
「明日は雨にして2人で1つの傘に入るんだ!」
満十郎もノートに五芒星を描き空に妖気を放つ。
「兄上、晴斗さん、やめて下さい!」
赤と青の光が空に放たる。
お互いデッドヒートを繰り広げる。
2人は全身全霊の力を放ち空は爆発した。
それを屋敷から守が見上げていた。
「まさかあの2人がまた喧嘩でも?」
そして翌日それぞれ屋敷の外に出た。
晴斗と唯、小虎の組と満十郎と明菜の組で出る。
空は青く晴れ渡っていた。
「じゃあなイボ饅頭、デート許してやっただけ感謝しな。」
「せっかくの相合傘が…」
「まぁまぁ。お兄ちゃんがごめんね。」
こうしてそれぞれ別の方向に歩き出した。
晴斗たちは南海電車からJRに乗り換え和歌山駅に来た。
「なぁ小虎、和歌山に何の用だ?」
「まだここからですよ。」
そう言い9番線乗り場まで来た。
そこは和歌山電鉄のホームだった。
「ここで1日乗車券買うんですよ。」
そう言われ3人は券を購入した。
「一体何するつもりだ?」
晴斗の言葉に唯が答えた。
「晴斗君、猫の駅長さん知らないの?」
「は?猫が駅長だって!」
「来たら分かりますよ。」
小虎がそう言うとホームに電車が着いた。
三毛猫を模した白い電車だった。
「何だこの電車は。」
「猫の電車ですよ。乗りますよ。」
そう言われ乗車すると電車はしばらくして出発した。
小虎は車内のスマホで写真を撮りまくっていた。
「可愛いです~先代の駅長さんグッズ凄い~」
そう言い小虎は更に写真を撮る。
「絵本もあるんですね~本当凄い!」
小虎はワクワクしている。
しかし晴斗は白けていた。
「お前、もしかして猫好きなのか?」
晴斗が聞くと小虎は満面の笑みで答えた。
「もちろんです!母国でも猫ちゃんに毎日ご飯あげてました。僕のご飯を
我慢してでもあげるくらい僕は猫を愛してるんです!」
「そうか…」
「これが日本の絵本なんですね~文字は分からないけど気になります。」
「じゃあ私が読んであげようか。」
唯の言葉に晴斗は驚く。
「でもな!」
「いいじゃない。小虎君、おいで。」
こうして唯は絵本を読み晴斗は白けていた。
そして電車は伊太祁曽駅に着き一同は降りる。
「随分田舎だな。ここになにがあるんだ?」
「だから猫の駅長さんよね~」
「正確には見習いですけどね。」
こうして3人は改札を出る。
そこにはガラスケースに入った三毛猫がいた。
首に名札を下げた猫だった。
「これがか?」
「はい。4たま駅長見習いさんです。」
「普通の猫じゃねぇか!」
「普通の猫だぁ?聞き捨てならんな~」
そこには何と鵺もいた。
「お前、あの時の!」
「誰?」
唯は聞く。
「お前は妖怪の仲間!」
「おいおい!俺は今日は宴はしねぇ。休み取って来たんだ。」
「あなたも猫ちゃん好きなんですね。僕も大好きですよ。」
小虎は笑顔ではしゃいでシャッターを切っている。
「お前分かるな。」
鵺もそこは同感していた。
「私も好き好き。この瞳が可愛いもんね~」
そう言い唯もスマホのシャッターを切る。
唯も話に加わりすっかり2人は鵺と打ち解けて晴斗はため息をつく。
「お前らこれから貴志駅行くのか?」
「もちろんです。」
「俺も行くんだ。今日は猫で宴だな。」
「とりあえずここに来たスタンプ押しましょう。」
「そうだったな。」
「私も押す~」
一同は再び電車に乗り貴志駅に向う。
降りると早速たま駅長2世の写真を撮る小虎と唯。
「可愛いにゃ~」
「私も虜にゃ~」
2人は猫語まで出る。
「可愛いだろう。俺も心奪われたぜ。」
「お前は写真撮らないのか?」
晴斗は鵺に聞く。
「だってもってねぇし。それに目に焼き付けて帰るんだ。」
こうして見て満喫した一同は皆土産を購入する。
「ドロップにお饅頭に皆に買って帰りましょうよ。」
「私は学校の友達にも買いたいな~」
「僕は自分用にぬいぐるみ買います。お部屋に置くんです。」
「私はケータイにこれつけたいな。」
「俺は全部自分用だぜ!」
菓子にストラップにバッジ、ぬいぐるみ、マグカップを手に取る鵺。
一気にレジに置き鵺は大量買いをした。
2人も色々購入し4人は次に駅の喫茶店に着いた。
全員コーヒーフロートを注文しテーブルに並ぶ。
それはバニラアイスとアーモンドでたま駅長を模していた。
「これ猫より宇宙生物じゃないか…」
晴斗はそう言うと皆が小虎と唯が頬を膨らます。
「違います!」
「晴斗君、最低…」
晴斗は知るかと下を向く。
「これが今の時代の飲み物か~美味い!」
「お前らって確か昔に俺たちの先祖が封印したんだろ?」
「ああ。大将は平安、戦国、江戸で猛威を振るったからな。」
「確かぬらりひょんはその3つの時代で封印されては蘇ったのよね?」
「そうだぜ。あいつしぶといからな。首は俺にも取れなかった。」
すると鵺の言葉に皆は疑問を抱いた。
「どういうことだ?」
晴斗の質問に鵺は口を開く。
「俺の一族はやつにやられた。俺は妖怪として蘇るも反逆してコテンパンだ。
それ以来やつに忠誠を誓うことにした。だが隙あらば仕留めるがな。」
「鵺…」
晴斗は深く同情する。
「まぁ来て良かったぜ。猫は俺にとって掛け替えのないダチだからな。」
そう言い鵺は爽やかに笑った。
一同は喫茶を後にし駅舎を見上げる。
「すごーい!猫ちゃんの形だ。」
「可愛い!」
2人は必至でシャッターを切る。
猫を模した駅舎にここまでかと晴斗はため息をついた。
するとそこに一匹の猫が来た。
「あ!猫ちゃん!」
小虎と唯は背を低めカメラを向ける。
猫は鵺にすり寄る。
「こいつは俺の式神だ。」
そう言い鵺は猫の目を見た。
するとさっきまでと表情が変わる。
「お前ら、逃げろ!」
そのタイミングで1人の男が駅に向かって来る。
赤のチェックのジャケットにセンター分けの黒髪で出っ歯の男だ。
「貴志駅と掛けましてパチンコと説く。その心はどちらも玉が欠かせません。」
鵺はその男を見て言った。
「旧鼠!何しに来た!」
「今回の目的と掛けましてお腹の中の赤ちゃんと説く。その心は退治です。」
そう言い窮鼠は妖怪に変身した。
その姿はずっしりした黒い体に大きな耳と赤い目に伸びた前歯に白い手の鼠だ。
それを見た観光客全員が一目散に逃げだす。
「私の天敵猫の退治兼人間を狩りに来ました私旧鼠です。」
「小虎、行くぞ!」
2人はボールを腕輪にセットし変身した。
「妖術陰陽変化!」
変身し剣と爪で窮鼠に襲い掛かる。
すると百鬼兵たちが現れ2人に襲い掛かった。
「先ずはこいつらからだ!」
「はい!一気に片づけましょう!」
2人は妖術を放ち攻撃した。
「妖術火炎車輪!」
「妖術暴雷暴風!」
晴斗の炎の回転攻撃と小虎の落雷で百鬼兵は一瞬で殲滅された。
「残るはお前だけだ!」
晴斗は剣で襲い掛かった。
「今の私と掛けまして俳句の文章と説く。その心はどちらも縦が必要です。」
そう言うと窮鼠の左手に盾が現れ攻撃をガードした。
すると次は小虎が爪で旧鼠に襲い掛かった。
「罠と掛けまして雪の女王と説く。その心はどちらも穴が欠かせません。」
すると小虎の足元が空洞になり小虎は穴に落ちる。
すると次はボールをセットし晴斗が妖術で攻撃する。
「化灯篭!妖術鳳凰烈火!」
凄まじい炎が旧鼠を襲うもまた謎かけをする。
「炎と掛けまして食事と説く。その心はどちらも消化しないといけません。」
すると晴斗の攻撃の頭上から大量の水が落ち炎が消え湯気が立つ。
すると次は小虎がボールをセットした。
「天狗!妖術白虎烈風!」
凄まじい風が旧鼠を襲う。
「風攻撃と掛けまして右から左と説く。その心はどちらも受け流します。」
そう言い旧鼠は攻撃を受け流した。
しかし小虎は風に乗り上空から爪で襲い掛かる。
「この後の君と掛けましてサボりと説く。その心はどちらもつい楽します。」
そう言うと小虎は突如風が止み地面に墜落した。
「晴斗君、小虎君!」
唯は手も足も出ない2人に一巻の終わりに感じる。
「この駅は絶対守る…でも俺が参戦するわけには…このままだと2人の妖力が…」
すると猫は鵺に呼びかけるように鳴く。
そして鵺は猫から答えを得た。
「謎かけだ!謎かけをやれ!」
鵺がそう言うと晴斗は突然の思い付きで謎かけを披露した。
「お前の敵と掛けまして驚きの言葉と説く。その心はどちらもきゃっとでしょう。」
そう言うと突如大量の猫が現れ旧鼠を襲う。
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
旧鼠は猫の餌食となる。
旧鼠は突如逃げようとする。
しかし唯が一手を打つ。
「この後のあなたと掛けまして照明と説く。その心はどちらも点灯するでしょう。」
そう言うと唯の言葉通り旧鼠は転倒し猫は旧鼠に群がる。
「助けてーーーーーーーーーーーーーーー!」
旧鼠はそれでも立ち上がり猫を追い払おうとする。
そこに小虎も攻めに出た。
「旧鼠の運命と掛けましてボロボロの包丁と説く。その心は歯が折れました。」
小虎がそう言うと窮鼠は猫の攻撃を受け前歯が折れる。
「痛たたたたたたた!」
逆転されピンチに落ちる旧鼠。
「猫ども、もういいだろう!あとはおまえらが。」
そう言うと猫は離れ小虎が攻撃に出た。
小虎の雷獣ボールが光りセットする。
「猫を退治なんて許さない!雷獣!」
雷獣装束で攻撃に出た。
「妖術暴雷暴風!」
凄まじい雷を帯びた竜巻が旧鼠を襲う。
先ほどの消火で濡れた地面が電気を通し旧鼠は感電する。
「今の私と掛けましてリレーの最下位をバカにするときの言葉と説くーーーーーーーー!
その心はーーーーーーどちらもビリビリって言いますーーーーーーーーーーーーーー!」
旧鼠は完全にノックアウトした。
しかし立ち上がった。
「こうなったら鼠だけどトンズラ!」
窮鼠は猛スピードで逃走する。
「あの野郎!」
晴斗は怒ると辻神ボールが光った。
「賭けてみるか!辻神!」
晴斗は辻神で掌から呪いのオーラを放つ。
それは旧鼠に命中した。
「ぎゃああ…ぎゃ…ああ…」
旧鼠は蹲りそこに晴斗はとどめを刺す。
「妖術陰陽鳳凰烈火斬!」
晴斗の斬撃が旧鼠を襲う。
「今の私と掛けまして名古屋と説くううぅーーー!その心はああぁーー!どちらもーーー
尾張ですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
大爆発が起こり旧鼠は死んだ。
2人は変身を解きボールを拾う。
「手ごわかったぜ。」
「良かった2人が勝って。」
そう言い唯は晴斗に抱き着く。
「俺はもう行く。」
「今日は楽しかったです。」
小虎はそう言い鵺に送る言葉を掛けた。
その様子を駅舎内から二口女が覗いていた。
「いい時間稼ぎになったぞよ。」
そして二口女は鵺に気づく。
「あやつも何をしておるんじゃ?まぁ良い。」
そう言い二口女は時空の狭間に消えて行った。
同時に鵺も時空の狭間に消えて行く。
こうして一同は屋敷へ帰ろるため電車に乗って貴志駅を後にした。
そして鵺は土産の菓子を食べ1日を振り返っていた。
「美味い!最高の1日だったぜ。」
「そちはわらわが働いとる間に遊んでおったのか…」
そう言い二口女はため息をついた。

続く
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